実際の仕事が見えてくる!職種解説|専門・スペシャリスト系の仕事
業界・職種・企業研究公開日:2023.04.03
企業によって仕事内容が異なることはもちろん、同じ企業の中でも職種によって取り組む業務はさまざまです。自分が社会の中でどのような役割を果たしたいのか、どんな業務に就きたいのかを考える上で、職種を知ることは非常に重要です。ここでは主な職種を11のカテゴリーに分けて紹介します。このカテゴリーはキャリタス就活の検索軸にも準じています。自分に合った職種や、興味が持てる分野をぜひ見つけてください。
専門・スペシャリスト系の仕事とは?
資格やスキルを活かし手に職をつける
数ある職種の中でも、特に専門的な知識やスキルが必要とされる仕事を専門職と呼びます。幅広い分野や業界に存在しますが、特定の免許や資格が必要となる職種を目指す場合は、早い段階から資格試験に向けて対策を行うことが重要です。採用条件として特定の免許や資格の取得を指定している職種もあれば、入社後、実務経験を経て取得していくケースもあります。若手のうちは会社や団体に所属する場合が多いですが、経験を積んだ後、起業したりフリーランスとして活躍したりすることもできます。
コンサルタント
仕事内容
顧客が抱えている問題解決の手助けをする仕事です。顧客である企業の課題を見つけ、経営・会計・人事など、あらゆる側面からアドバイスを行い、業務の効率化や経営改革などを推進します。
身につくスキル
- ・情報収集能力や分析力
- ・専門知識やそれに基づく判断力や提案力
- ・顧客に対するプレゼンテーション能力
教師・講師・インストラクター・保育士
仕事内容
教師・講師は教育的な側面が強い一方、インストラクターはスポーツなどの技術指導が中心となります。また保育士になるには国家資格が必要です。資格取得には大学、短大、専門学校などの保育士養成課程で所定の課程を修了するか、保育士試験に合格することが必要です。
身につくスキル
- ・人に教えられるだけの専門的な知識・スキル
- ・指導力やコミュニケーション能力
弁護士・会計士・税理士
仕事内容
「弁護士」は法律の知識を活かし、基本的人権や利益を守りながら、社会のあらゆる問題解決に取り組む仕事です。「会計士」は、企業が作成する財務諸表が適正であるかを第三者的立場で監査し証明します。「税理士」は法人および個人の代理で、税務書類の作成や税務相談などを行います。それぞれ資格が必須です。
身につくスキル
- ・それぞれの専門的な知識・スキル
- ・高度な情報収集能力や分析力
警察官・消防士・自衛官
仕事内容
「警察官」は個人の生命と財産、社会の安全と秩序を守ります。「消防士」は火災時の消火や救助・救命活動を行います。「自衛官」は特別職国家公務員として、領土・領海・領空を守る活動や災害時の捜索・救助、海外での国際平和協力活動などに従事します。
身につくスキル
- ・精神的および身体的な強さ
- ・冷静に状況を判断し、行動する力
薬剤師
仕事内容
製薬会社がつくった薬を薬局で販売したり、医師が指示した処方箋に基づいて薬を調合(調剤)し、患者に説明したりします。ただ調合するだけでなく、副作用の可能性や、患者が服用している薬との飲み合わせなどを考慮した上で指導を行うなど重要な役割を担います。
身につくスキル
- ・最新の医薬情報に関する知識
- ・患者に対するヒアリング力やコミュニケーション能力
ケアワーカー・介護士・社会福祉士
仕事内容
障害者や高齢者を介護する仕事です。具体的には、食事や入浴、排泄、着替え、散歩、家族に対する介護方法のアドバイスなどを行います。職場は高齢者福祉施設や障害者福祉施設などの社会福祉施設、老人保健施設や医療施設などさまざまです。
身につくスキル
- ・介護に関する高い専門知識・スキル
- ・職場スタッフとの協調性やコミュニケーション能力
管理栄養士
仕事内容
健康の維持・増進のために栄養指導をするスペシャリスト。学校や医療施設、保健所、食品関連会社など、活躍の舞台は幅広いです。病気やケガの療養といった、個人の身体状況に合わせた栄養指導も行います。栄養士免許を取得した後、国家試験に合格する必要があります。
身につくスキル
- ・食事や栄養についての専門的な知識
- ・相手の状況に合わせた的確な提案力や指導力
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