外国人留学生必見!日本ならではの新卒採用制度を詳しく解説

就活ノウハウ

公開日:2024.02.26

「きほん」と「心がまえ」を学んで就職活動を進めましょう。

社員にもいろいろある


企業で働く社員には、大きく分けて「正社員」「契約社員」「派遣社員」の3つがあり、それぞれ契約条件がまったく違います。みなさんが目指しているのは「正社員」だと思いますが、ほかにも選択肢があることを知っておきましょう。

募集職種、コースについて


欧米などに比べて日本の企業は、スペシャリストよりもゼネラリストが多いと言われています。最近では職種別や部門別の採用を行う企業もありますが、まだ数年おきに部署や仕事内容が変わる「ジョブローテーション」が一般的です。エントリーシートや面接で「希望職種」をたずねられますが、その通り配属されるとは限りません。ただし留学生の場合、ビザの関係上専門的な業務や国際的な業務に関わることも多いようです。

◆「最も気になる就労ビザについて知ろう!」

出典:ディスコ「外国人留学生/高度外国人材の採用に関する企業調査」(2023年12月)

企業によっては、総合職・一般職・準総合職といったコース別の人事制度をとっています。コースによって仕事内容や待遇、昇進、勤務地が大きく違ってきます。留学生の場合、ビザ申請の関係から総合職での入社が一般的ですが、人事制度の知識として覚えておくとよいでしょう。

企業調査によると、留学生の配属先は今のところ日本での勤務が97.6%と圧倒的に多く、海外での勤務は少数でした。ただし、将来は海外での配属を考えている企業は2.4%あります。
日本で勤務する場合は、たいてい日本人学生と同じ給与・待遇となります。
しかし、企業が現地法人を持っているかどうか、海外への進出・事業展開をどう考えているのか、留学生にどのような役割を期待しているのかによって、待遇や昇進などは変わってきます。説明会や面接の場で、しっかりと確認しておくことが大切です。

留学生に対する総合的な情報


独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
日本への留学情報や留学に関する相談を受け付けるなど、総合的なフォローアップを実施。

特定非営利活動法人 国際留学生協会(IFSA)
留学生のための就職支援情報サービスや、東京・大阪にて企業研究フォーラムを開催。

Study in Japan(日本留学総合ガイド)
外務省が日本留学に関する総合的な情報を提供するサイト。

[外国人雇用サービスセンター]
東京外国人雇用サービスセンター
名古屋外国人雇用サービスセンター
大阪外国人雇用サービスセンター
厚生労働省が、日本で就職を希望する外国人留学生や専門的・技術的分野の外国人の就職支援などを行っています。

日本語能力を高める(日本語の資格を取得する)


日本語能力試験
財団法人 日本国際教育支援協会が実施する日本語の能力検定試験。

BJTビジネス日本語能力テスト
財団法人 日本漢字能力検定協会が実施するビジネス場面でのコミュニケーション能力を測定・評価する試験。

企業研究・業界研究を行う


経済団体
日本経済団体連合会
経済同友会
日本商工会議所
中小企業家同友会
全国商工会連合会

中小企業関係機関リンク集

在日外国商工会議所リスト
各国から、日本へ進出している企業の団体。

財務・株式情報
東京証券取引所

ビザの変更申請・問い合わせについて


出入国在留管理庁
出入国審査をはじめ、日本に在留する外国人の管理、ビザ(在留資格)の管理を行っています。

入国管理関係問い合わせ先一覧
手続きに関する問い合わせを受け付けている管理局や「外国人在留総合インフォメーションセンター」を紹介。

各エリアの管轄または分担区域一覧
自分がどこで手続きをすればよいのか、各地域で手続きを行っている管理局、出張所一覧が紹介されています。

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