明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)

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  • ウェルビーイング
  • サステナブルフード
  • フェアトレード
  • ソーシャルグッド

業種:メーカー/食品・医薬品 本社:東京都

「おいしさ・楽しさ・健康・安心」の世界を拡げ、お客様の日々の生活充実に貢献することを目指しています!

サステナビリティ活動の事例

activity 01

明治が取り組むカカオ農家支援活動

メイジ・カカオ・サポートは、2006年に始まった明治独自の「カカオ農家支援活動」です。カカオ豆生産の持続可能性を高めるために、産地に直接足を運んだり、さまざまなパートナーと協働したりしながら、カカオ豆の品質向上への技術支援や農家の生活向上、地域の環境保全・回復などの社会課題解決に取り組んでいます。さらに、この活動の維持・推進のために、カカオ豆調達時にプレミアム価格で購入しています。

また、2026年度までに、契約するすべての農園までのトレーサビリティの確立と、農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆「明治サステナブルカカオ豆」の調達比率100%※明治連結を目標としています。持続可能なカカオ豆生産を目指して、児童労働や森林減少など、カカオ豆の生産地域や農家が抱える社会課題の解決に取り組んでいます。

そして、メイジ・カカオ・サポートの活動のひとつである産地支援はアフリカ・中南米・アジアなど、現在9か国で展開しています。カカオ豆の生産を持続可能なものとするために、産地の実情に応じた支援活動を行い、今後も引き続きSDGsの達成にも貢献していきます。

activity 02

Meiji Seika ファルマが取り組む抗菌薬の安定供給

明治グループの医薬品事業会社、Meiji Seika ファルマは、70年前からコア事業として取り組んできた感染症領域において、日本の医療基盤を下支えする体制を強化しています。昨今の、海外原薬メーカーの製造トラブルにより、国内ではセファゾリン(セフェム系抗生物質製剤)の供給停止に端を発し、多くの医療機関で感染症治療薬(抗菌薬)の安定供給に不安が生じました。

感染症治療は、抗菌薬の安定的な供給なくしては成り立たないことから、2022年3月、感染症分野を研究領域とする5つの学会は、臨床的に重要かつ安定供給が不可欠な薬剤=キードラッグを32薬剤に拡大し、Meiji Seika ファルマからは、13薬剤が選ばれました。

そして現在、ペニシリン系抗菌薬の共通原料である6-APAについて、岐阜工場での2025年の生産開始を目指し準備を進めています。この原料の国産化により、海外からの供給に依存している6-APAの安定的な確保が実現できます。物流が途絶えても国民の医療がストップすることがないよう、信頼性ある製剤の安定供給への体制を整えています。

サステナビリティ活動におけるビジョン

明治グループは2026年で創業110周年を迎えます。創業以来培ってきた明治グループの企業価値をさらに発展させていくために、これから先の100年を見据えた礎を再構築していかなければならないと考えています。今、社会は大きなターニングポイントを迎えており、企業は事業規模の拡大だけではなく、事業活動を通じて社会課題をどう解決するかを求められています。改めて社会に対する自社の事業活動の意義や役割を見つめなおし、社会課題の解決を発想の起点とした明治グループらしい活動を強化していきます。

明治グループのNEXT100に向けての具体的な取り組みは「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」です。「こころとからだの健康に貢献」「環境との調和」「豊かな社会づくり」の3つのテーマと、共通テーマ「持続可能な調達活動」を掲げ、それぞれマテリアリティおよびKPI(重要業績評価指標)を設定。サステナビリティの推進を最重要テーマのひとつと位置づけ「社会課題への貢献」を実現するための具体策を推し進めていきます。

※本ページ内の掲載内容は2024年2月26日時点のものです。

明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)

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