成田国際空港株式会社

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業種:運輸・倉庫/空運 本社:千葉県

日本最大級の空の玄関「成田国際空港」を経営するNAA。私たちが目指すのは世界トップレベルの空港です。

サステナビリティ活動の事例

activity 01

持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進

各産業分野で脱炭素化に向けた取り組みが進む中、航空業界にも脱炭素化が強く求められています。成田空港においても、空港全体から排出されるCO2のうち、航空機の運航に伴う排出量が大きな割合を占めており、対策は急務となっています。
これまでも成田空港では地球温暖化対策のため、空港の運用に伴って排出される温室効果ガスを削減する取り組みを実施していますが、航空機からのCO2排出量削減に向けて、SAF*の受け入れ体制の整備を進めています。
2020年10月より、既存の給油施設を利用して継続的にSAFの受け入れを行っているほか、2022年9月には、新たに整備した陸上搬入施設において国内で実証製造されたSAFを受け入れ、ハイドラントシステムにより航空機へ供給する、国内初の取り組みを実施しました。
今後も、成田空港はSAFを積極的に受け入れ、持続可能な社会の実現に向け貢献していきます。

SAF(サフ:Sustainable Aviation Fuel)… 動植物油脂や廃食油等の再生可能な原料により製造された燃料。従来のジェット燃料に混合して使用され、従来のジェット機と同等の性質として規格認証されている。

脱炭素社会の実現に向けて、成田空港のすべての関係者とともに

activity 02

SDGs達成に向けたアートを掲出

2022年4月にオープンした第3旅客ターミナルビル拡張エリアと新アクセス通路において、「お客様の空港での思い出をより鮮やかに彩りたい」という想いから、“Make Terminal 3 Vivid”をコンセプトに、各所でアートによる空間演出を行っています。
拡張エリアのエントランス部には、古着や空港内で使われなくなったものを再利用してつくられた”アップサイクルアート”が掲出されています。これは、見て楽しむだけでなく、触れたり、座って写真を撮ったりもでき、様々な楽しみ方があります。
また、現在、成田空港では、新滑走路の整備などの機能強化を進めています。
アートの周りに設置しているパーテーションポールは、本事業に伴い発生した伐採木を有効活用して作られています。限りある資源を有効活用するため、今後も旅客ターミナルビルのお客様エリアを中心に、伐採木を活用した製品を設置予定です。
今後も成田空港は、環境に配慮した設計やエコ素材の積極的な導入を通じて、持続可能に発展するサステナブル・エアポートを目指していきます。

社員の古着などを活用してアートを制作

サステナビリティ活動におけるビジョン

成田空港では、「周辺環境への取り組み」、「資源循環への取り組み」、「気候変動への取り組み」および「環境マネジメント」の4つを大きな柱として、各種環境施策を推進しています。
一方、世界では気候変動対応が急務となり、航空業界にも脱炭素化が強く求められています。この状況を踏まえ、「気候変動への取り組み」をさらに強化するため、CO2排出量削減に関する中長期目標を掲げた「サステナブルNRT2050」を2021年3月に策定しました。CO2排出量の削減について、空港運営会社のネットゼロ*や、ステークホルダーを含む空港全体の数値目標を掲げるのは、国内初となります。
NAAグループにおいて、ZEB化や100%再エネ化などの取り組みを進めるほか、ステークホルダーと連携した取り組みを進めることで、「サステナブルNRT2050」の目標達成を目指します。

ネットゼロ…省エネや再エネ購入によりCO2排出量を削減したうえで、排出されるCO2については炭素固定・除去等により相殺し、CO2排出量を実質ゼロにすること。

脱炭素社会の実現を軸に将来を見据えた「サステナブルNRT2050」

※本ページ内の掲載内容は2023年4月5日時点のものです。

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