鹿島建設株式会社
- SDGs
- カーボンニュートラル
- 再生可能エネルギー
- スマートシティ
- DX
業種:メーカー/建設 本社:東京都
日本初の超高層ビル建設など、常に時代をリードし続けるリーディングカンパニーです。これからも安全・安心・快適な空間、地球環境の創造を目指していきます。
activity 01
国内初の商業ベースによる洋上風力発電事業に向けての取り組み
「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」は、秋田県が管理する港湾区域2ヵ所、秋田港および能代港に、ブレード直径117mの大型風車を13基と20基、合計33基設置するものです。風車1基あたりの発電量は4.2MW、総出力は138.6MWとなり、完成すれば国内最大規模の風力発電所として、以後20年にわたって営業運転されます。
当社は住友電気工業とのJVで、地盤調査やウィンドファーム認証のための基本設計段階から携わり、風車の基礎および海底ケーブルのエンジニアリング・調達・施工・据付業務を担当しています。全体では2020年2月から陸上送変電部分の工事が始まっており、2022年12月の完成を目指しています。
激甚化・頻発化する自然災害やインフラ老朽化に対する国土強靭化対策や、脱炭素化に向けて加速する風力発電施設建設市場の拡大といった国内土木市場の動向を踏まえつつ、当社は、次世代インフラ整備のパイオニアとして、再生可能エネルギー分野、インフラ更新分野などの成長領域に積極的に進出していきます。
能代港完成イメージ(提供:秋田洋上風力発電)
activity 02
新産業創造・発信拠点である、スマートエアポートシティ「HANEDA INNOVATION CITY」の取り組み
鹿島建設は、羽田みらい開発株式会社*1へ出資し、羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)で開発を進めている「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」(略称:HICity(エイチ・アイ・シティ)に取り組んでいます。
「HICity」は、羽田空港の第3ターミナル(現:国際線ターミナル)から1駅の天空橋駅に直結する、延床面積約13万m2超の大規模複合施設です。
HICityは「先端」と「文化」の2つをまちのコア産業として、多くの特徴的な機能を内包し、先端技術による実証実験の取り組みや、ジャパンカルチャー体験の機会を提供します。また、研究者、クリエーター、国内外からの観光客や来街者など、多種多様な人々が集い、互いに刺激し合うことで「先端」と「文化」が融合し、ヒト・モノ・コトの分野を超えた交流と新たな産業を創造します。未来志向の新たな体験や価値を創出するまちづくりを推進し、日本初のスマートエアポートシティ*2の実現を目指しています。
- 鹿島建設株式会社、大和ハウス工業株式会社、京浜急行電鉄株式会社、日本空港ビルデング株式会社、空港施設株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東京モノレール株式会社、野村不動産パートナーズ株式会社、富士フイルム株式会社の出資企業9社が設立した本事業のみを遂行する事業会社
- 空港近接地における大規模複合開発であり、実証実験などの取り組みを行うスマートシティの意
HANEDA INNOVATION CITY
鹿島グループは「全社一体となって、科学的合理主義と人道主義に基づく創造的な進歩と発展を図り、社業の発展を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、SDGsをはじめとした社会・環境問題に対応し、社会に必要とされ、持続的に成長できる企業グループを目指しています。
社会・環境課題のなかから、社会とともに持続的に成長し企業価値を向上させるために優先して取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を以下の7つに特定しており、事業活動を通じた課題解決に向けた取組みは、SDGsの達成に貢献しています。
- 1. 新たなニーズに応える機能的な都市・地域・産業基盤の構築
- 2. 長く使い続けられる社会インフラの追求
- 3. 安全・安心を支える防災技術・サービスの提供
- 4. 脱炭素社会移行への積極的な貢献
- 5. たゆまぬ技術革新と鹿島品質へのこだわり
- 6. 人とパートナーシップを重視したものづくり
- 7. 企業倫理の実践
「鹿島環境ビジョン トリプルZERO 2050」カーボンニュートラルの実現も
※本ページ内の掲載内容は2022年6月1日時点のものです。