株式会社アイシン
- SDGs
- カーボンニュートラル
- ゼロエミッション
- 再生可能エネルギー
業種:メーカー/自動車 本社:愛知県
1万5000点以上の自動車部品を手がけるグローバルサプライヤー。「品質至上」を基本に、パワートレイン、走行安全、車体、情報・電子など、自動車を構成するほとんどの領域をカバーする幅広い製品群を有しています。
activity 01
安全・安心、快適なモビリティを創造する。事業活動を通じて社会課題に挑む
- 1)より地球や人にやさしいモビリティ社会づくり
- 電動化車両になくてはならない「eAxle *1」「熱マネジメントシステム」などの開発に取り組み、電動化製品の比率を拡大させ、CO2削減とクルマの低燃費化を推進しています。また、駐車支援システムやドライバーモニタリングシステムなどの技術開発により交通事故死傷者ゼロ社会の実現を目指しています。
- 2)より良い暮らしと環境に配慮した街づくり
- 「エネファーム」などのクリーンかつ高効率エネルギーの商品開発と普及に取り組んでいます。また、車載機器とスマートフォンが連携する「LINEカーナビ」や高齢者の外出機会を促進する乗り合い送迎バス「チョイソコ」など、健康・福祉に資する新たな商品やサービスの提供もはじめています。
- 3)豊かで持続可能な社会づくりと、循環型社会への移行
- 車の新領域CASE *2や次世代の社会を見据え、既存の技術や知識の枠を超えた新たな研究開発と提携拡大を推進しています。また、クリーンエネルギー工場の拡充をはじめ、生産工程における排水の完全リサイクル化や太陽光発電など、環境型社会に向けた複合的な取り組みを強化しています。
- 4)多様な人材が生き生きと安心して働ける職場環境づくり
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進を積極的に行っています。DXやテレワークなど柔軟な働き方を可能とする制度を整備し、従業員一人ひとりがより働きやすく、働きがいを感じられる職場環境の実現に努めています。
- 電気自動車の主要部品をパッケージ化したもの。主にギア、モーター、インバーターなどの部品から構成される。
- Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとった造語。自動車産業の今後の動向を示す重要なキーワード。
activity 02
サステナビリティ推進のための社内浸透の取り組み
サステナビリティ活動を推進していくためには、従業員一人ひとりが主体的に取り組んでいくことが重要です。「認知促進」「理解促進」「自分ごと化」の3ステップで全従業員のサステナビリティレベル向上を目指し取り組んでいます。
- ●認知促進
- 世界が直面する社会課題や当グループのSDGsの取り組みや先進事例を全世界の従業員に向け発信し共有をしています。
- ●理解促進
- 階層別研修や勉強会を実施し、当グループのSDGs・ESGの取り組み状況に関する理解を深めています。さらに、eラーニングや音声ガイド付き基礎教育資料などの教育の機会も設けています。また、工場従業員向けに啓発ポスターを作成し、工場に掲示する取り組みを行っています。
- ●自分ごと化
- 人事コミュニケーションツールへの記入や従業員意識調査の実施を通して、自分自身の業務とSDGsとの関連づけを行い、従業員一人ひとりの「自分ごと化」を促進しています。
人材マネジメントの全体像
アイシンは誰もが安心して暮らせる社会のために、モビリティの電動化やエネルギーを有効活用したクリーンパワーを通じて、より良い環境づくりに貢献することを目指しています。中長期経営戦略においても、カーボンニュートラルの実現や安全・安心な社会に貢献する商品・サービス開発といったSDGsの視点を事業活動の中心に据えています。
中でも経営の最重要課題といえるのがカーボンニュートラルです。2030年にはCO250%削減、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目標に、「生産」と「製品」の両軸で取り組んでいます。
経営理念に基づき、お客様、株主・投資家、従業員、地域社会、サプライヤーなどすべてのステークホルダーの皆様との対話を重視し、絶えず変化する社会・お客様のニーズを新たな価値創造の機会と捉え、時代の変化に対応した価値創造に邁進していきます。
アイシンの技術と人でSDGsに貢献
※本ページ内の掲載内容は2023年5月17日時点のものです。