株式会社三菱UFJ銀行
- SDGs
- ESG
- 再生可能エネルギー
業種:金融/都銀 本社:東京都
~世界が進むチカラになる。~
中長期的にめざす姿として「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」を掲げ、全ての活動の指針としています。
activity 01
環境・社会課題解決への貢献
世界が直面するさまざまな環境・社会課題を解決するためのチカラになることは、金融機関としての大きな役割です。「環境・社会が持続可能であって初めて、MUFGも持続的に成長できる」という認識のもと、環境・社会課題の解決と、経営戦略を一体と捉えて価値創造に取り組んでいます。今後の対応すべき課題として、優先10課題(少子・高齢化社会への対応、社会インフラ整備、産業育成・イノベーション支援、気候変動対応・環境保全、インクルージョン&ダイバーシティ、金融サービスへの平等なアクセス確保、教育格差の是正、貧困問題への対応、働き方改革の推進、健康への脅威の克服)を特定し、経営戦略との一体化を図り、課題解決に向けて取り組みを進めています。
また、2021年には「MUFGカーボンニュートラル宣言」を公表。この宣言のもと、MUFGは、投融資ポートフォリオのGHG (温室効果ガス)排出量の2050年ネットゼロ、当社自らのGHG排出量2030年ネットゼロをめざしています。
activity 02
金融機能を通じて再生可能エネルギー活用の推進と普及をめざす
MUFGは豊富な実績とノウハウならびにグローバルな拠点網を活かし、プロジェクトファイナンスなど、金融機能を通じた取り組みによって脱化石資源に向けた事業展開、再生可能エネルギーの普及に貢献しています。
再生可能エネルギー事業に関連したファイナンスリードアレンジャー *1のリーグテーブル(下図)において、MUFGは民間のグローバル金融部門で世界トップレベルの実績を上げています。2021年5月には、再生可能エネルギープロジェクトファイナンスによるCO2削減に関して、2019年度~2030年度の累計での削減目標を7,000万トンと設定しました。これは、日本の約半分の世帯による年間CO2排出量に相当します。
また、当社は2021年9月、自立した再生可能エネルギー市場の構築に向け、再エネ電力を「つくる」から「つかう」までをコンセプトに、パートナー企業8社とともにファンド運営会社として「Zエナジー株式会社」を設立。さらには、2022年3月、Zエナジー株式会社が運営する第1号のカーボンニュートラルファンドを創設し、再エネ発電事業への投資を開始しています。
- 単一の借り手に対する、複数の金融機関による協調融資(シンジケートローン)において、融資の組成を行なう立場。
さまざまな環境・社会課題への対応が重要となる変化の時代の中、MUFGに求められるものは、世の中への感度を高くし、変化の予兆を見逃さず、予想外のことに対応できる柔軟性を備えることです。「世界が進むチカラになる。」というパーパスを体現するため、今後も、サステナビリティ経営を実践し、グループ・グローバル一体で持続可能な環境・社会の実現に貢献していきます。具体的には、2019年度から2030年度までのファイナンス累計実行額を「サステナブルファイナンス目標」として設定。2021年度までの累計実行額は14.5兆円、そのうち環境分野で5.4兆円と順調に推移しています。
また、MUFGは新たな気づきを得るとともに、相互理解を深めるため、ステークホルダーの皆さまとの建設的な対話を積極的に進めていきます。ステークホルダーの皆さまの関心事項や抱えている課題等を踏まえた、適切な対応を行うことで信頼関係・協働関係を築き、MUFGの持続的成長と中長期的な企業価値の向上に繋げていくように努めます。
サステナブルファイナンスの目標・実績
※本ページ内の掲載内容は2023年5月31日時点のものです。