キャリタス就活の「インターンシップ・仕事研究」について解説!その活用法とは?

インターンシップ・仕事研究

公開日:2023.04.03

社会に出る前に、実際に仕事の場を体験できるのが「インターンシップ」。企業内部の人に直接話を聞いたり、自分自身で仕事をやってみたり、「働く」ことを肌で感じられる場です。2022年、採用とインターンシップのあり方を協議する産学協議会からインターシップの定義変更が発表され、新たに「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」の4タイプが設定されました。キャリタス就活では、2025年卒向けに「インターンシップ」「インターンバイト」「仕事研究」という3つの分け方で情報を掲載しています。今回はその分け方や具体的な活用方法をご紹介します。

分け方の目安は、期間・就業体験・報酬の有無

キャリタス就活の「インターンシップ・仕事研究」は、実施期間、就業体験・報酬の有り無しで3つに分けられています。

インターンシップインターンバイト仕事研究
概要実施期間が2日以上の就業体験プログラム実施期間が2日以上の参加者に報酬を支払う就業体験プログラムキャリア形成支援プログラム(会社訪問、OB・OG訪問、工場・職場見学会、企業・業界研究セミナー、グループワーク
共通事項本選考とは一切関係ないプログラムであること
学業配慮日程での実施が前提(土・日・祝/夏季・冬季・春季休暇)
実施日数2日以上2日以上何日でも可
就業体験有り有りどちらでも可
※上記の記述は2023年4月現在です。産学協議会の分類適用は、2024年を予定しています。

●「いろいろな企業・仕事を知りたい」
「業界の視野を広げたい」という方は「仕事研究」

例えばこんなプログラムです——

例1:1day社風実感(オンラインで実施)
Webゲームを通じて会社の歴史や実際の仕事について学び、独自の企業文化を通じた社風を実感できる。

例2:コンサル業務体験(東京都にて1日間実施)
業務についての講義の後、ロールプレイングによる課題解決のコンサルタントをシミュレーションする。


●「企業や仕事の理解を深めたい」「この経験で新たな力を身に付けたい」という方は「インターンシップ」「インターンバイト」を。

インターンシップ 例1:サービスインフラ開発体験(東京都にて5日間実施)
システム開発に興味のある方に向け、会社のエンジニアと一緒に基礎知識や実務を体験する。

インターンシップ 例2:業界理解を深める2days業務体験(オンラインで実施)
グループワークを通じて、社員が取り組む様々なソリューション提案を体験。終了後には人事部門の社員よりフィードバックがある。


インターンバイト 例1:新規事業立ち上げチャレンジ(札幌にて5日間実施)
飲食店開店までのプロセス実体験。計画から実践、さらに既存店での接客体験(報酬有り)も実施。

インターンバイト 例2:設計実務インターン(福岡にて1カ月以上実施)
実際のCADを使い、ショッピングセンター内の施設の図面、企画書、パースなどを作成(時給と交通費支給)。

まずは「知る」、そして「準備」する

キャリタス就活の「インターンシップ・仕事研究を探す」では、種類だけでなく様々な切り口で検索が可能。事前の準備に役立つツールや就活ノウハウ記事も取り揃えています。

●企業(仕事)選びの「自分軸」を整理
まずは、自分が今こだわっていることややってみたいこと、できることを整理して書き出しておきましょう。そこへ、気になる業界や企業のことを書き並べます。価値観×能力×興味を文字化することで、自分の軸が見えてきます。キャリタス就活の「自分研究&適職診断」も参考にしてください。

●知っている業界の「数」を増やす
「世の中には、どんな業界があるのか」が、業界研究の第一歩。身近にある商品やサービス、関心を持っているモノ・コトから派生していき、知っている業界の数を増やしていきます。ニュースサイトのチェックや、キャリタス就活の「業界MAP」の活用もお勧めします。

●インターンシップ・仕事研究を探す
キャリタス就活では、インターンシップ・仕事研究に関する情報を簡単に探すことができます。開催日時や地域、業種・職種、対象卒年、企業データ、クチコミ(ES・選考対策/体験談)など、様々な切り口で検索が可能です。

●インターンシップ・仕事研究の選考準備をする
人気企業や受け入れ人数が少ない企業では、インターンシップ・仕事研究の選考をする場合があります。エントリーシート作成の準備として、自分自身を把握して、自己PRや学生時代に力を入れたこと等を書き出しておきましょう。自分を客観的に知ることは、本番の就活にも大いに役立つでしょう。そして、面接がある場合は、グループなのか個人なのかで対策は変わりますし、言葉づかいや服装にも注意しなければならないポイントが。また、筆記試験、Web面接についてもそれに向けた対策が必要となります。「お役立ち情報」では就活準備に役立つノウハウ記事を定期更新しているので、ぜひチェックしてみてください。

自分にとって何がベストか、キャリタス就活を使って知ろう

インターンシップ・仕事研究は学生の皆さんにとって、仕事の現場を具体的にイメージするための、大切な場です。そして、年齢やバックグラウンドの違う人々と出逢える場であり、関心がなかった業務にも意欲が湧くチャンスでもあります。

「キャリタス就活2024学生モニター調査結果」によると、2023年1月時点で、2024卒のうち1日以内のプログラムに参加した経験がある先輩は約9割で、平均7.9社に参加。2~4日間のプログラムに参加した経験がある先輩は約6割で、平均3.0社参加。5日間以上のプログラムに参加した経験がある先輩は約3割で、平均1.5社参加しています(※それぞれ参加経験者の平均)。

さらに、それらへの参加を通して就職したいと思う企業があった人は、全体の87.0%*に上っています。参加者からは、「ホームページだけでは理解できない部署のことがよくわかった」「社員がぶっちゃけトークをしてくれて、楽しい学びがあった」「自分の長所や短所を見つめ直す機会になった」等の声が聞かれました。このようにインターンシップ・仕事研究は、企業選び・発見・出逢いと密接に結び付いています。キャリタス就活を活用して、ぜひ自分の段階に応じたインターンシップ・仕事研究を見つけてください。

*キャリタス就活2024学生モニター調査結果(2022年12月発行)

三省合意のインターンシップ等の区分はこちら

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