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資産管理のスペシャリストとして道を拓く

資産管理のスペシャリストとして道を拓いてきた日本マスタートラスト信託銀行。その取り組みの一つとして、データの一元管理プラットフォームを活用し、資産運用会社とのシームレスなデータ接続を実現。この新しいサービスはグループの垣根を越えて幅広く提供。顧客の利益を最大化することに貢献している。

国内最大級の資産管理専門信託銀行

提供:日本マスタートラスト信託銀行

「この国を支え、次を創る。」

日本マスタートラスト信託銀行(MTBJ)は、資産管理業務を専門に取り扱うわが国で最初の信託銀行として2000年5月に業務を開始した。三菱UFJ信託銀行、日本生命保険、明治安田生命保険、農中信託銀行からの出資を受け、各社の強固な経営基盤と蓄積したノウハウを結集、高品質の資産管理総合サービスを提供している。

年金基金や投資信託などの資産は、機関投資家や運用会社が世界各国の証券市場で株式や債券に投資することで運用されている。これらの投資活動には、有価証券などと資金の決済、有価証券などの保管、残高の管理、配当金・利金の受け取りといった資産管理業務が必要になる。

複雑で高度かつ専門的なこの資産管理業務を担うのがMTBJだ。預かっている資産管理残高は2025年3月末時点で約770兆円。これは日本の国家予算の約7倍、国民金融資産の3割強を占める。また投資先の海外市場は130カ国以上に及び、各国の法制度や税制、決済制度を熟知したプロフェッショナルが数多く在籍しており、グローバルでのビジネス展開を実現している。

2024年にはパーパスとして、「この国を支え、次を創る。」を掲げた。その実現のために目指す目的地として「資本市場のメインバンクとして、日本を次のステージへ。」をビジョンに制定。そこにはMTBJが日本の社会基盤として名乗りを上げるとともに、MTBJが日本の資本市場を支えることで、日本全体をさらに発展させていく意志が込められている。

四つの提供サービスと今後の展望

MTBJが提供するサービスは主に四つの分野からなる。一つ目が資産管理サービス。顧客から多様な金融資産を預かり、保管、記録、決済、レポーティングを行う。二つ目が業務受任サービス。機関投資家の内部管理業務を代行する。三つ目が情報提供サービス。資産管理・各国市場情報、運用資産状況など、顧客資産に関する各種情報を提供。四つ目はその他・付加価値サービス。レンディングサービスや余資運用サービスなどを通じ、顧客に追加収益獲得の機会を提供している。

昨今の資産管理業界は、「貯蓄から投資へ」の流れのもと資産運用市場の拡大に伴い、預かり資産は増加、金融商品や取引スキームは年々多様化、取引件数・情報量は過去5年間で約1.4倍に増加している。こうした変化に伴い、MTBJは資産管理業務の高度化とデジタル化を進めている。

また、オペレーション遂行にとどまらず業務全体を俯瞰し、自ら課題を発見し主体的に改善提案を行うことや、機関投資家からの要望を具現化し、新たな価値創造に取り組める企画人材が不可欠となっている。

お客さまに最も近い存在で、一番初めに相談される戦略的パートナーになることを目指し、その実現に向け、インフラとしての堅固さと、データを起点とした新たな価値提供への挑戦を両立させていく。

新たな価値を創造できる環境

若手社員の段階から、「資産管理の高度な専門性」と、「業務設計や改革」に取り組めるのはMTBJの特徴の一つである。

意欲と行動力があれば、AIなどの先端技術導入などの新規施策や業務改革プロジェクトへの参画、グローバル研修・海外派遣にも挑戦できる。

「他の誰とも似てないこと」「常に先回りすること」「昨日より今日をよくすること」この言葉は、MTBJで大切にしている価値だ。世界中から信頼される存在として、仲間と共に自分らしいプロフェッショナルを目指す。

次の時代を切り開く、そんな挑戦を支えるフィールドが、ここには整っている。

食事や打ち合わせなどさまざまな用途で利用するカフェエリア

記者の目 WEB限定

MTBJは日本における資産管理業務のパイオニアとして、確実性と安定運営を最優先に、資本市場を支える重要なインフラを担ってきた。預かり資産は770兆円を超え、名実ともに国内最大級の資産管理専門信託銀行に成長した。一方で、資産運用立国の実現に向けた流れに伴い、資産運用市場は拡大、取り扱う資産の種類や取引スキームは年々多様化している。事実、MTBJの取引件数・情報量は過去5年間で約1.4倍に増加。こうした環境変化に応えるためには、単なるオペレーション遂行に留まらず、業務全体を俯瞰し、プロアクティブに改善提案や新たな価値創造への取り組みが求められている。資産管理は「投資」という時代の先端を走る業務がゆえに、常に新しい変化の波に対応していくことが必要不可欠だ。

そうした中で、MTBJに特徴的なことは、新しい発想で業務を効率化・高度化していく組織文化が醸成されていることである。挑戦と進化を止めない組織文化ともいえる。この文化こそがMTBJの強みであり、今後の成長のカギを握るだろう。

また、資産管理業務の高度化に加えて注目したいのが、デジタル化の推進だ。データを起点に業務を進化させながら、システム改善や業務革新に意欲的に取り組んでいる。それら取り組みが、より付加価値の高いサービス創出の原動力とも言える。今後のMTBJの動向と、挑戦と進化の成り行きに大いに注目したい。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社

事業内容 資産管理専門信託銀行
資本金 100 億円
資産管理残高 770 兆円(2025年3月末時点)
従業員数 1,524 名(2025年3月末時点)
経常収益 426 億1,300万円(2025年3月末時点)

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