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大胆な組織改革を進める金融機関―その理由は?
金融業界を取り巻く環境は激変しており、従来の「堅実」「年功序列」といったイメージの組織風土では、変化に対応することが困難になっている。もはや非連続の成長をめざす以外に成長の道はないといえる。そこで金融業界全体で組織風土改革のためのチャレンジが盛んに行われている。服装自由化などは、その取り組みの一例だ。
社会インフラ×多様な働き方
提供:三菱UFJ信託銀行
「信託業務」は社会課題を解決する「社会インフラ」
信託とは、文字通り「大切な財産を、信頼できる人に託す」ことをいう。個人・企業から託された金銭や不動産、有価証券などの資産を運用・管理することを「信託業務」といい、「銀行業務」に加えてこの「信託業務」を行うことができるのが、「信託銀行」である。
信託銀行で扱うことができるのは、有形・無形を問わず、財産権のある資産すべてだ。
三菱UFJ信託銀行は7つの事業分野を展開しておりリテール、資産金融、不動産、証券代行、受託財産、市場、システム・デジタルと幅広い領域の業務を担う。
それぞれの領域に高い専門性を持ち、社会課題の解決に貢献する「社会インフラ」を担う。
その中でも証券代行業務は一般の銀行や証券会社では行っておらず、信託銀行をはじめ、特定の企業しか請け負うことができない業務である。
証券代行機関としての信託銀行は、上場企業の株主名簿管理や株主総会の実務を支える機能、企業価値向上のためのコーポレートガバナンス強化の機能なども担い、株式会社が存続し企業価値を上げるために不可欠な業務を行う。
企業の経営責任者と共に、アクティビスト(一定以上の株式を保有したうえで、投資先企業への提言を積極的に行う投資家)やマーケットの声に耳を傾けつつ、二人三脚で企業価値向上を目指す。
三菱UFJ信託銀行のビジネスモデルである「信託型コンサルティング&ソリューション」を若手のうちから体現できるチャンスがあり、企業の経営責任者とも直接やり取りができる点も自身のバリューアップに繋がるであろう。
多様な業務経験・働き方が可能に
社会に対して幅広い価値を提供する信託業務。それを担う三菱UFJ信託銀行には当然のことながら多様な職場が広がっており、若手のうちから様々な経験ができる。
前述の証券代行事業の他、様々な資産を管理・運用する受託財産事業、個人顧客に資産運用や相続に関する提案をするリテール事業、店舗戦略や不動産売買・テナントリーシングを担う不動産事業など、多様だ。
特筆したいのはこれら幅広い業務を複数経験できる、多様な働き方が可能であることである。「キャリアチャレンジ制度」は、全従業員が自ら希望する部署や業務にチャレンジできる制度。三菱UFJ銀行や三菱UFJモルガン・スタンレー証券の部署・業務も対象としているため、より幅広いキャリアパスのチャンスが広がる。さらに異動を伴わない社内副業制度も導入されている。現在の仕事を続けながら新たな業務に挑戦できる枠組みを実現しており、実際に新規ビジネスの創出や採用活動の副業に取り組む社員等も目につく。副業を通じて得た知見や経験を本来の業務に反映させていくという好循環も期待できるだろう。
三菱UFJ信託銀行では、こうした制度・環境によって、多様なソリューション提案にふさわしい多様な業務経験を積んでいくことができる。
ライフステージに合わせた柔軟な働き方
多様な業務経験を積んでいく上で必要になるのが、それぞれにふさわしい働き方を支援する制度である。
例えば転居を伴う全国コースから転居を伴わない地域特定コースへの転換など、ライフイベントとの両立を支える制度を用意。自らの希望で働き方を選択できるようになっている。産休・育休の他に、妊婦健診の休暇や看護休暇、半休・時間休が取得できるのも、柔軟な働き方の実現につながる。時短勤務制度も同様だ。男性育休制度も会社として推奨しており、取得が当たり前という文化が根付いている。
また、在宅勤務制度もしっかり根付いている。育児や介護といった特別な理由がなくても在宅勤務が可能で、多くの社員が子育てや趣味と仕事の両立のために活用している。
社内ではフリーアドレスも導入しており、カフェスペースやラウンジでの業務を可能とすることで新たなアイデアを創造する環境整備も行っている。
こうした柔軟な働き方を可能にする制度の拡充は、ワークライフバランスの充実につながっているのは間違いない。自分のライフステージに合わせて働き方を変えていけるのは、大きな魅力である。
懇親会なども行えるラウンジスペース
記者の目 WEB限定
ご紹介したように信託銀行で働く大きな魅力は、その業務の幅広さにあるのは間違いない。リテール業務においても扱える資産は多様で、一人ひとりのライフステージに合わせたコンサルティングや、資産承継を踏まえた提案が可能だ。
例えば、個人顧客が保有する不動産は財産の大部分を占めるケースも多く、資産運用や相続の提案を行ううえで切っても切り離せない重要な資産である。
一般的な商業銀行では銀行法上、不動産仲介は禁止されているが、信託銀行にはそのライセンスがある。
三菱UFJ信託銀行は、こうした信託銀行ならではの「総資産営業」に力を入れており、三菱UFJ銀行の顧客に対する提案にも力を入れ始めた。
三菱UFJ信託銀行では若手のうちから「総資産営業」に携わっており、遺言書の作成や開示、不動産の売買契約締結など、非常に責任の重い業務に携わることができる。こうした業務を担当する上で大前提となるのが、顧客との厚い信頼関係だ。顧客一人ひとりとしっかり向き合い、それぞれのニーズに最適な提案を行うという経験を重ねることで、「信じて託される」にふさわしい人間性が磨かれていくだろう。
その顧客も幅広く、教育資金贈与ならば0歳のお客さまもいれば、100歳を超えた高齢者の資産の相談に乗ることもある。これほど多様な“物語”に接することができるのも、信託銀行ならではの醍醐味だ。
三菱UFJ信託銀行株式会社
事業内容 | リテール業務、資産金融業務、不動産業務、 証券代行業務、受託財産業務、市場業務、システム関連業務 |
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資本金 | 3,242億円(2023年3月末) |
従業員数 | 6,218名(2023年3月末現在) |