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注目記事2018.10.10

人の信用度をAIが決める時代に

クレジットカードをお持ちの方は、自分のカードでいくらまで買物ができるか、限度額が決められていることをご存じだと思います。

クレジットカードは基本的に後払い。つまりカード会社が一時的にあなたに代わり利用料金を立て替えてくれる仕組みになっています。このとき、いくらでも使えるようにしておくと、あなたが支払える限界をオーバーしてしまう可能性があるので、一定の限度額が決められているのです。この限度額が与信枠です。

では、この限度額はどうやって決められているのでしょうか。

信用度は点数で表すことができる

与信とは文字通り「信用を与える」こと。金融ビジネスの重要なキーワードの一つです。

クレジットカードの申し込みやキャッシング、さらには住宅ローンの申し込みなどをすると、「いくらまでなら貸せるか」が検討され、判断が下されます。これが審査。具体的には「年齢」「年収」「持ち家の有無」「子供の有無」「勤務先」「勤続年数」「借金の額」など実に様々。こうした内容を点数に置き換えて審査が行われるわけですが、これをスコアリングと呼びます。

スコアリングとは一度で終わるわけではありません。

キャッシングをしてもまじめにコツコツと返済していればスコアリング点数は上がっていきますし、返済が滞ると下がっていきます。それにつれて利用限度額も上下していきます。最初のスコアリングは低くても、まじめに過ごしていれば自然と高くなっていくもの。自分自身の行いで良くも悪くもなっていくのがスコアリングというわけです。

自分の信用度を確認

スコアリングは、日本語で「信用格付け」と訳されます。この格付けをAIで行う動きが広がっています。

既に米国では2010年頃から始まっており、近年では中国の電子商取引企業が個人の信用度について「交友関係、返済能力、信用力、行動特性」などに基づいてAIが判断する仕組みを導入しています。

AIが高得点をつければ低金利で多額のお金を借りられたり、ホテルの宿泊で保証金が不要になったりします。信用度の高い友人とSNSで交流していると点数が上がる、ともされています。

そして、日本でもこのAI与信の流れが本格化してきました。

代表的なのが、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資するJスコアの始めた与信スコアリング。収入や趣味、性格などの個人情報を入力すると与信のスコアがすぐに点数で提示され、それにひもづく額、金利で融資が受けられるというものです。

アプリで簡単にスコアが計算できるということで、実際に融資を受けるつもりはなくとも「自分の信用度は?」という興味で与信審査を行う人が急増中だとか。

「自分ならいくら借りられる?」という「信用力」は誰にとっても気になるところかもしれません。

BtoBにもAI与信の流れが

AIでの与信はそのほかにも広がっており、リース業ではリコーリースが少額リースの案件をAI審査に切り替えました。これまでは人が1件あたり2時間ほどかけて審査を行っていたところ、AIならば1秒でできるというので、大幅な業務改善につながります。それによって浮いた人手は、高額な案件や営業活動などに振り分けることができます。

また、オリックスはAIを使った保証人不要の企業融資システムを開発。地銀に提供します。核家族化や外国人の急増などで融資の際に保証人を見つけることが難しいケースが増えており、保証人不要で個人融資が受けられるサービスには潜在的に高いニーズがありそうです。

まとめ

与信は金融ビジネスのキーワードの一つ。“いくらまで融資できるか”という判断には、ベテランの担当者の経験とノウハウが必要でした。

しかしAIによってその機能は置き換えられようとしており、個人向けの融資のほか、企業向けのリースなどにもAI与信は活用され始めています。こうした流れは今後さらに広がっていくのではないでしょうか。

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