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注目記事2018.8.8

証券会社とIPO

上場企業か非上場企業か、というのは就職活動で志望を決める際の基準の一つです。そして企業にとっても上場は経営上の大きなターニングポイント。その際に大切な役割を果たすのが証券会社です。企業の上場を支える証券会社での仕事の醍醐味についてご紹介しましょう。

上場のメリットとは

企業が株式を上場し、投資家にその株式を取得させることをIPOと言います。IPOとは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略。実際にはもっと広いニュアンスで、ベンチャー企業の経営者が「IPOを目指します」など、株式の公開そのものといった意味で使われることも多いようです。

企業が株式を公開すると、自由に売買されるようになります。これができる企業のことを上場企業と呼びます。では、なぜ企業は上場を目指すのでしょうか。その主なメリットは次の通りです。

①企業の社会的信用が高まる
上場すると企業は創業者の手を離れて公の存在となります。その経営内容などは社会にオープンにされ、世間や金融機関などからの信用も上がります。また、上場には厳しい審査があるので、それをクリアしたということも信用につながります。

②資金調達が容易になる
銀行などからお金を借りることを間接金融と言いますが、上場すると金融機関を介さずに投資家から広くお金を集めることができます。これが直接金融です。このように資金調達の手段は上場によって一気に広がります。もちろん信用度が高まったことで、金融機関からの借り入れもしやすくなります。

③知名度アップ
上場すると一気に知名度が上がり、取引の追い風になったり、人材採用の面でも有利になったりします。

④モチベーションアップ
「社会によく知られた上場企業で働いている」という意識は、社員一人ひとりの「誇り」となるでしょう。住宅ローンを組むときなど、社会的信用度の重要さを改めて認識させられ、「上場会社でよかった」と思うはずです。さらに従業員持株制度などがあれば、頑張って株価を上げて将来の資産づくりにつなげようという意識も生まれるでしょう。

上場のために証券会社の果たす役割

このように多くのメリットがある上場。しかし、勝手にできるわけではありません。証券取引所の審査を受けなければなりませんし、株式を市場に売り出すための準備も必要です。そうした専門的な業務を引き受けるのが証券会社。つまり企業が株式を上場しようと思ったら、証券会社のサポートが必須となるのです。

一般的に、企業の上場に際して株式の募集や売り出しのために複数の証券会社が業務を引き受けます。これらの証券会社のことをまとめて「シンジケート」と呼びます。なんだかちょっとカッコいいですね。

そして「シンジケート」の中で、代表的な役割を務める証券会社を「主幹事証券会社」、サブ的な役割を果たす証券会社を「幹事証券会社(平幹事・引受証券会社)と呼びます。

さらに、シンジケートの中に名前が挙がらないのに、株の価格を決める段階になって突然浮上してくる「裏幹事」と呼ばれる証券会社もあります。こうなるとなんとなく秘密結社的なニオイもしてきますね。もちろん悪事を行っているというわけでは決してありません。

「主幹事証券会社」は、どんな証券会社でもなれるわけではありません。企業に対しても投資家に対しても、非常に責任の重い業務を担うわけですから、厳しく条件が定められています。実際には国内5大証券と呼ばれる野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券に集中しています。

IPOに立ち会える醍醐味

証券会社にとっても「主幹事証券会社」を引き受けることは、企業からも投資家からも大きな責任を任されたということで大変に名誉なことです。

上場に際しては、経験の浅い経営陣の頼れるパートナーとして準備を進めなくてはなりません。時には数年がかりで準備が行われることもあり、その間に発生する様々な課題に正しく対応していくことが求められます。「主幹事証券会社」でこうした業務に当たる人材にとっても、上場というのはウデのふるいどころなのです。

ベンチャーとしてスタートし、努力を重ねて企業を成長させてきた経営者にとって、上場というのは一つの夢の到達場所。もちろん企業の成長にとっては単なる通過点であることは間違いないのですが、経営者にとってみればまるで成人式を迎えたような感慨が得られるものです。

その瞬間にパートナーとして立ち会い、成長の喜びをともに分かち合えることは大きな喜びでしょう。金融のプロとしての誇りともいえます。「IPOに携わりたい」と口にする証券業界の若手社員が多いのも、こうしたやりがいを実感したいと考えているからです。

まとめ

企業にとって株式の上場は多くのメリットがあり、経営者にとっても一つの夢です。上場のためには証券会社の力が不可欠で、中心的にその役割を担うのが「主幹事証券会社」です。上場をサポートする仕事は非常にやりがいがあり、金融の専門家としても大きなやりがいにつながります。

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