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注目記事2018.1.24

フィンテックがもたらした新しい役職、“CDO”って?

“CEO”や“CFO”など、Cで始まるアルファベット3文字の役職名を聞いたことがありませんか。現役のビジネスパーソンでも「あれ、CEOだっけ? CFOだっけ?」と戸惑うことの多いのがこの3文字略称。

実はここに新しい仲間が加わろうとしています。それが“CDO”です。

職務を明確に示すCで始まる3文字役職

CEOなど、Cで始まる3文字の役職名は欧米の企業では一般的に使用され、日本でも当初は外資系企業で使われていました。それが企業活動のグローバル化とともに次第に国内企業にも普及し始め、半ば定着しています。

代表的なCの3文字役職をみてみましょう。

CEO=Chief Executive Officer~最高経営責任者
COO=Chief Operating Officer~最高執行責任者
CIO=Chief Information Officer~最高情報責任者
CFO=Chief Financial Officer~最高財務責任者


他にもありますが、このあたりがよく耳にする役職名です。
企業のトップは、一般的に代表取締役社長や会長と呼ばれています。この社長や会長と、CEOやCOOはどう違うのでしょうか。

Cで始まる3文字役職の場合、「最高○○責任者」ということで、担当する業務の範囲が明確になっています。例えばCEOならば「経営」という“職務”の最終的な責任を担う最高権力者となります。

対して社長や会長という呼び方は、“職務”ではなく“職位”ですので、業務の責任範囲が曖昧です。つまりCの3文字役職の方が、責任も職務もより明確ということになります。

CDOとは最高デジタル責任者

今回、注目したいのは、CIO、つまり最高情報責任者です。
CIOは情報システムに関する最終的な責任者で、システム開発やシステム運営などを管理しています。

そのCIOに代わってCDOという役職を新設する企業が増えつつあります。CDOとはChief Digital Officer、つまり最高デジタル責任者のことです。

CIOとCDOの違いとは何でしょうか。ざっくり言うと、CIOは情報システムの活用・運用に重きを置くのに対して、CDOは情報システムによって新しい価値を“創造”することをミッションとしています。

組織横断的に新しい取り組みを行おうとする場合、保守的な面の強い日本企業では、従来のしがらみにとらわれない、破壊的なアプローチが必要です。そうした職務を担うのがCDOです。

革新的な技術を取り入れて新しいサービスを生み出す

CDO誕生の背景には、テクノロジーの急速な進化があります。

金融とITの融合であるフィンテックへの取り組みが不可避となった金融業界において、既存のビジネスモデルは大きな変革期を迎えています。一般消費者が先進的なデジタルツールを使いこなしている中、そのニーズに応える新しいサービスを生み出すには、既存の組織によるアプローチでは限界がありますし、自社の技術だけでは不可能でしょう。社外の技術を積極的に取り入れることで、新しい価値を創造しなくてはなりません。

例えばセキュリティのための生体認証などの技術はその代表です。あるいは、人の遺伝情報や生活習慣の組み合わせで病気リスクを算出する際にビッグデータの技術が必要になるといったケースも考えられます。

そうした先端技術を活用した新しいサービスを生み出していくには、社内を組織横断的にまとめ上げることに加え、社外の新技術も大胆かつ迅速に取り入れていく判断力が必要です。それを担う役職として誕生したのが、CDOというわけです。

もう一つのCDOにも注意

現在、CDOという呼称の役職をおいている企業はまだ少数ですが、メガバンクをはじめ、金融業界ではCDOが誕生し始めています。ITベンチャーや通信業界からの転職組など、これまでの金融業界にはいなかった人材の活躍も目立っています。

今後注目しておきたいキーワードです。

なお、金融業界でCDOというと、「債務担保証券」を示すことが少なくありません。ですから、CDOという言葉だけに反応して「CDO? 最高デジタル責任者のことだね」と口走ってしまうと、的外れなことになってしまいかねないので要注意。話の流れをみて、どちらのCDOを意味しているかを把握してから話題に参加することをおすすめします。

まとめ

技術革新に伴って誕生した新しい役職がCDO(最高デジタル責任者)。 金融業界において、新技術を積極的に取り入れて組織横断的に新しいサービスを生み出すために、今後存在感が増していく役職とみられています。フィンテック時代のキーパーソンと言ってもいいでしょう。

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