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注目記事2017.12.27

家族化するペット。保険市場も人間並みに?

皆さんはペットを飼っていますか? 日本でペットといえば、主に犬か猫。全国にその数は約2,000万頭とされています。

このペット関連のビジネスは近年大きく伸びており、特にペット保険の需要が急成長しています。その背景にはどんなトレンドが隠れているのでしょうか。

ペットはお金がかかる!

実際にペットを飼っている人ならおわかりかと思いますが、「ペットはお金がかかる!」というのが本音でしょう。日常的なペットフードや首輪、ペット衣料などのお金に始まり、病気や怪我の際の治療費、サプリメント、さらには旅行などで留守にする際はペットホテルの費用もかかります。

このようにペット市場は、裾野の広いことが特徴で関連商品は多岐にわたっています。

しかも、米国やヨーロッパに比べると、人間向けの支出と比した割合では日本はまだまだ少ないため、今後、ペット関連の消費はさらに増えていくとみられています。

その中で特に大きな期待を寄せられているのが、ペット保険の市場です。

日本での加入率はごくわずか

ペット保険とは、ペットが病気や怪我で診療を受けた場合、かかった費用を限度額や一定割合の範囲内で補償する保険です。世界で最初のペット保険が誕生したのは100年以上前のスウェーデン。ただし、これは厳密には家畜が対象でした。本当の意味でのペット保険が世界で最初に販売されたのは、同じスウェーデンで1924年のことでした。

これに比べて日本でペット保険が誕生したのはだいぶ遅く、最初のペット保険は1995年のこと。世界に対して大きく出遅れており、このことが影響しているためか、ペット保険の加入率は欧米に比べてかなり低くなっています。

ただ、昨今ではペット保険に加入する人が年々増加しています。それでもせいぜい5%程度とみられており、ペット保険加入率が45%と言われるイギリスとは大きな開きがあります。今後さらに加入者が増えていくことで、大きな市場が誕生するのは間違いないでしょう。

不透明な治療費も要因の一つに

ペット保険が増えていくとみられる理由の一つに、飼い主の意識の変化が挙げられます。かつて犬は犬小屋で飼うものであり、猫も放し飼いでした。つまりペットは家の外で買うのが当たり前だったのです。

それが次第に家の中で飼うケースが増え、それとともに「ペットは家族」という意識が浸透してきました。それに伴って、ペットは動物というより、「家族の一員」という意識が生まれてきました。少子高齢化に伴い、子供のようにペットをかわいがる高齢者が増えたことも、そうした変化を後押ししています。

「家族の一員」となったからには、病気や怪我をしたら病院に連れて行くのは当たり前。そのために保険に加入しておくことは、何ら不自然なことではなくなりました。さらに、動物病院は人間と違って健康保険が使えず、費用も比較的高額であるという事情があります。動物病院に連れて行くと「治療費をいくら請求されるかわからない」という抵抗感があるため、これがペット保険へのニーズに結びついています。

ペット保険に加入すると人間のように「動物健康保険証」というものが発行されます。この保険証を持っていることで精神的な不安も軽くなるのは間違いないようです。

まとめ

日本では、飼われている犬・猫の数は、15歳以下の子供より多いとされています。それでいて保険加入率はわずか5%程度。いかに大きな潜在的市場性を持っているかがうかがえます。

「ペットは家族」とする意識が広がってきたことで、今後ペット保険に加入する飼い主は一気に増えていくとみられており、マーケットの急成長が期待されています。

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