金融を目指すすべての学生へ キャリタスファイナンス 金融ビジネスの価値・魅力が見つかる!就活生のためのサイト

金融ビジネスの価値・魅力が見つかる!就活生のためのサイト

  • articles 注目記事
  • Column 識者によるコラム
  • Guide 就活ノウハウ
  • Special 特集
  • Event イベント

会員登録

Login

注目記事2017.11.22

要するにブロックチェーンとは何だ?

今、最も注目されるキーワードの一つ「ブロックチェーン」。金融取引の仕組みを大きく変えるとされており、時には「ブロックチェーンのおかげで銀行がいらなくなる」とさえ言われることも。

こうなると、少しでも金融業界に関心のある人にとっては、いや、これから社会に出て行こうとするすべての人にとって、もはや無関心ではいられません。

今やメディアやネットで目にしない日がない「ブロックチェーン」。その基本について、一度整理してみましょう。

ユーザー全員で記録し、管理する仕組み

かつての産業革命や1990年代のIT革命以上のインパクトがもたらされるとさえ言われることのあるブロックチェーン。簡単に言えばそれは、見知らぬ人同士が記録を共有し、信頼することを可能にする技術のことです。

これをお金の取引に応用すると、銀行のような特定の管理者は存在せず、取引を行う全員が管理し、記録し、運用していきます。そのため権限が一ヵ所に集中することがありません。取引の履歴はすべて記録され、オープンにされるため不正を防ぐこともできます。

取引には誰でも自由に参加できるのですが、顔も知らない人同士が記録を共有できるのも、不正が起こらない仕組みになっているからです。

もう少し詳しく見ていきましょう。

取引のデータは「トランザクション」と呼ばれ、それをまとめたものが「ブロック」となります。この「ブロック」がチェーンのようにつながった状態で保存されたものが「ブロックチェーン」となります。つまり「分散」が「ブロックチェーン」の本質であり、だからこそ管理者不在でも成立することになります。

銀行自身がブロックチェーンの技術を利用することも

「ブロックチェーン」は、ユーザー自身が
●取引記録の保管
●改ざんの防止
を可能にします。つまりこれまで銀行が担ってきたお金の管理にまつわる「信用」が、銀行不在でも担保されるというわけです。

銀行の重要な業務に「預金業務」「為替業務」がありますが、「ブロックチェーン」の技術を利用すればこれらの業務を銀行に頼る必要がなくなるというわけです。

こうしたことが、“銀行不要論”に結びついているのでしょう。

ただ、ここから先がちょっとややこしいのですが、「ブロックチェーン」の仕組みを銀行自身が利用すれば、管理や取引のコストを抑えられるという発想も成り立ちます。これは正しい発想です。

そこで、銀行不要論の「ブロックチェーン」のことを「パブリックブロックチェーン」、銀行自身が利用する「ブロックチェーン」のことを「プライベートブロックチェーン」と呼ぶこともあります。

やがて“仮想国家”も誕生する?

さて、“管理者不在で取引が成立する”のが「ブロックチェーン」だとしたら、冷静に考えれば、影響を受けるのは金融機関だけではないということが容易に想像できるでしょう。実際、将来的には医療(電子カルテ、ゲノムデータ)、物流(ロジスティクス管理)、公共(電子投票)など、金融以外の分野での適用も期待されています。

その究極の形とも言えるのが「ビットネーション」、つまり“仮想国家”です。

取引記録を保管し、改ざんが防止できるとなれば、土地登記、婚姻、出生、死亡、パスポートなどの発行・管理、戸籍登録、財産権の記録といった公的なサービスが、政府や行政の力を借りなくてもできるようになります。まさに、特定の管理者、つまり国が不在でも住民が自立的に管理することが可能になるわけです。

そんな時代が到来したら、引っ越しの住所変更で役所に足を運ぶ必要もなくなりますし、事務手続きで窓口に行列することもなくなるでしょう。それどころか地理的な条件に縛られない国家、国民が成立するかもしれません。

今は夢物語かもしれませんが、それほどの可能性を秘めているのが「ブロックチェーン」ということは覚えておいた方がいいでしょう。

まとめ

取引の管理者を不在にするのが「ブロックチェーン」です。金融の管理者、つまり銀行が不要になるのでは、と言われるほど大きなインパクトを持つテクノロジーです。

将来的には仮想国家の出現も考えられるなど、これからの社会のあり方を大きく変えていくでしょう。

Articles
【編集部おすすめ】
金融業界の人気インターンシップ

Articles
【編集部おすすめ】
エントリ―受付中の金融業界のインターンシップ

Articles
【編集部おすすめ】
金融系職種を体験できるインターンシップ

Articles
【編集部おすすめ】
先輩たちがエントリーした金融企業TOP100

Articles
【編集部おすすめ】
エントリ―受付中の金融企業

Articles
【編集部おすすめ】
金融系の職種を募集中の企業