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注目記事2017.9.13

ビットコインはどうなるのか

2017年の春から夏にかけて、「ビットコイン、急落」というニュースがメディアを賑わしました。原因は、“分裂騒動”。ビットコインの取引急増に伴う決済遅延に対し、利害関係者が分派活動を行ったことで取引が一時停止し、急落となったのです。その後、ビットコインは2つに分裂し、新しい通貨としてビットコインキャッシュ(BCC)が誕生。現在では落ち着きを取り戻したものの、「仮想通貨の本格的な戦国時代が始まった」という見方もされています。

ビットコインとは何か

そもそもビットコインとは何でしょうか。少し歴史を振り返ってみましょう。
フィンテックの代名詞のように語られることもあるビットコインが誕生したのは2009年1月3日のこと。仮想通貨の第1号として生み出され、以来、今までトップに君臨し続けている存在です。生みの親とされるのは「ナカモト・サトシ」という人物で、彼が2008年に発表した論文がビットコインの始まりとされています。ちなみにこの「ナカモト・サトシ」は、名前からは日本人のようですが、正体については様々な説があり、本人の特定には至っていないようです。

ビットコインの最大の特徴は、発行責任者がいないということです。「円」ならば日本銀行が発行し、管理しますが、ビットコインには中央銀行は存在せず、発行や取引はすべてネット上の複数のコンピュータが記録するブロックチェーンという仕組みで管理されています。

ビットコインの発行量は設計当初から上限が定められており、その数は2100万枚。この上限に達するのは2140年頃とされています。上限に達するとそれ以上のビットコインは発行されないので、よく金の鉱脈に例えられます。一定量しか存在しないため、多くの人が先を争って手に入れようとしている様子は、まさにゴールドラッシュです。

取引の急拡大が分裂の事態を招く

ビットコインの取引を記録するブロックチェーンという仕組みについて、その記録業務を請け負っている事業者には中国勢が多数います。

ビットコインの人気が高まるにつれて“早い者勝ち”を狙って取引に参加する人が急増。取引の記録に時間がかかるようになりました。そこでビットコインの取引を行う仮想通貨取引所は記録業務を効率化すべく、ブロックチェーンに書き込む文字を小さくして情報量を増やす仕組みを導入することを主張。ところが、この案を導入すると記録業務を請け負う業者の手数料が減ってしまうことで、中国勢が反発しました。

ここから両者の対立が深まり、しびれを切らした中国勢が分裂を仕掛け、新しい通貨としてビットコインキャッシュが誕生したのです。この騒動を受けてビットコインの取引は一時停止され、価格は急落しました。

2017年8月、新たなステージへ

この騒動以外にも、仮想通貨はインフラや制度がまだ整っていないため、不安定な状況にあります。取引の際に本人確認を行わない取引所があるなど、法的な整備も進んでいません。現状で800種類ほどあるとされる仮想通貨の中でビットコインは圧倒的に多く取引されていますが、そのトップの地位は決して安泰ではないのです。

ビットコインの問題の一つである記録業務に時間がかかるという点(スケーラビリティ問題)については、取引のサイズ圧縮という提案がなされました。これはSegwitと呼ばれ、2017年8月24日、アクティベート(実装)されました。これによってビットコインは新たなステージに入ったという見方が広がり、しばらくは安定するのではないかと期待されています。

まとめ

発行量の上限が設定されていることから、ビットコインは今後ますます希少性が高くなるので価値は上がっていくだろうという見方があります。その一方でビットコインキャッシュの存在など、不確定要素の多いことから、決して楽観視できないという意見もあります。今後のビットコイン経済圏がどうなっていくか、注目したいところです。

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