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注目記事2017.7.26

損害保険のダイナミズム

世の中に存在する「リスク」の数だけ損害保険の種類があると言われています。もし突然地震が起こったら? 自動車事故にあったら? 卒業旅行で事故や盗難にあったら? 実は私たちの生活の中にはたくさんのリスクが潜んでいます。それは個人の暮らしだけではなく、企業のビジネスにおいても同じです。そうしたリスクに対する不安を解消する手段が損害保険です。私たちの生活に密接する保険から、海上輸送に必要な海上保険、宇宙開発に関わる人工衛星保険まで損害保険はあらゆるシーンで挑戦する人をサポートしています。今回はそんなダイナミズムにあふれた損害保険について紹介していきます。

損害保険の対象は個人から官公庁・グローバル企業まで

損害保険は自動車保険、火災保険、海外旅行保険、ペット保険など個人の暮らしを対象にしたイメージが強いかもしれませんが、実は企業のビジネスを対象にした保険も数多くあります。

例えば、海上保険。海上輸送にはさまざまなリスクがあります。船が破損して浸水する、積荷が崩れて破損する、海賊に遭う等々。もし保険がかかっていなければ、万が一の時に荷主は莫大な損害を被ることになります。さらに損害が取引を行う企業にまで波及する可能性もあります。

身近なケースだと働く場所のリスクをカバーする保険。オフィスや工場、店舗等が火事で燃えてしまったり、台風・地震等で被害を受けた場合の機械や建物の補償や、火災や事故により営業ができなくなった場合の売り上げ・利益に対しても補償する保険があります。

またITが日々進化していく中で、「新しいリスク」に対する保険も生まれています。個人情報保護法が施行された現在では、企業が情報漏洩に関するセキュリティについて万全な安全対策を講じることは必須ですが、日々進化するコンピューター、インターネット技術に対して完全に制御、防止することは難しいと言えます。管理するサーバーに外部から不正アクセスがあった場合に対する補償や、従業員が情報をコピーして社外へ持ち出した際のデータ紛失に対する補償など、企業活動におけるさまざまな情報漏洩のリスクをカバーする保険もあります。

このように企業活動における様々なリスクをカバーする損害保険が存在します。常にリスクを感じてビジネスを進めるより、「補償」という安心をもって仕事をすることで、本来集中するべき業務を行えるというわけです。

リスクを「転嫁」する損害保険

リスクへの対応方法には、損害の発生を予防・防止するための活動を行う「リスクコントロール」と、損害の発生を予想して、損害額を補てんする「リスクファイナンシング」があります。そして、その中で損害保険はリスク転嫁の一つの手段です。

生命保険が人の生死を対象とするのに対して、損害保険は事故によって発生する損害を対象にしています。社会の変化とともに人の活動も企業の活動も変化していきます。その変化の中には新しいリスクも生まれます。社会の変化とともに新たなリスクが生まれ、新たな損害保険も日々生み出されていくのです。

損害保険会社の種類 「マリン」と「ノンマリン」

現在、国内にはたくさんの損害保険会社がありますが、大きく分けると二種類に分けることができます。船舶保険・貨物海上保険・運送保険などの海上に関わる分野を扱う「マリン分野」と、自動車保険や火災保険、傷害保険など海上とは関係のない分野を扱う「ノンマリン分野」です。しかし、1990年代後半から始まった自由化・外資参入をきっかけに、「マリン分野」が強い損保会社と「ノンマリン分野」が強い損保会社が合併するなど、「業界再編」が進むようになりました。 自由化以前の損害保険業界は、「護送船団方式」と呼ばれ、法律や規制に従って、損害保険各社が同じ保険を同じ金額で販売してきました。護送船団方式は戦後の日本復興と、金融の安定化を図り、産業が発展するために行われてきたものでした。 しかし、自由化によって各社が独自の保険商品を作り、独自のサービスを提供するという本格的な競争が開始されました。

自由化から約20年、損害保険会社の多くが合併や統合を行い近年、損保業界は「3メガ時代」とも呼ばれており、「東京海上ホールディングス株式会社」「MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社」「SOMPOホールディングス株式会社(旧:損保ジャパン日本興亜ホールディングス)」の3大グループが保険業界の売り上げの9割以上を占めています。

少子高齢化が進み、経済成長が鈍化している日本の損害保険市場は飽和状態だと言われます。利用者の保険に求める補償内容や費用に対する考えもシビアになり、損害保険業界では激しい競争が展開されています。日本の市場だけではなく、世界へと販路を広げていく流れは生命保険業界と同様に猛スピードで進んでいます。(詳しくは「日本の保険会社が海外進出する理由とは?」参照) 生命保険同様に、世界中の至るところに損害保険ビジネスの種があふれているのです。

世界中の企業や個人が、挑戦をかなえるために影からサポート

欧米で生まれた損害保険制度は、日本で長い年月を経てあらゆる企業やあらゆる個人の夢や挑戦を支えるものとして成長・変化を遂げてきました。

そして損害保険は世界へと市場を拡大していきます。法制度、商習慣、国民性などがまったく異なる環境の中でも、企業や個人がそれぞれの夢や挑戦を実現していけるよう、保険商品・企画を変えながら損害保険は進化しています。 市場は日本だけだというのは、もはや成立しないビジネスとなっており、また時代の流れとともに求められる内容が変わります。 グローバルな仕事に携わりたい人、新たな市場を開拓し保険商品を開発するという大事業にチャレンジしてみたい人、チャレンジする人をサポートしたいと考える人は、損害保険業界も視野に入れてはいかがでしょうか?

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