100年かけて積み重ねた、 輸送力への信頼性
食品や製紙、薬品といった繊細なものから鋼鉄・木材に代表される大規模建築資材まで。多種多様な貨物を国内外問わず海路と陸路の複合一貫輸送ネットワークで送り届ける栗林グループ。そんなグローバルなグループの一員として、私たち栗林運輸は大正13年(1924年)の創立以来グループの関東地区の物流を担い、荷主様の信頼を得てきました。
そんな私たちが目指しているのは、創立100年を迎えた後もさらなる成長を遂げる企業であり続けること。どれだけデジタル化が進んだ時代になっても、「目の前のものを運ぶ」という物流の根幹が無くなることはありません。輸送技術に革新的な変化が訪れるであろう未来であっても、「安全に、速く、安く」という荷主様第一の姿勢を貫き、栗林運輸を支える仲間を募集しています。
日本最大クラスであるトレーラーシャーシ3,000台を保有する栗林グループの輸送力で、全国各地の港から様々な貨物が東京の港へと運ばれてきます。所属している部門では、そんなトレーラーシャーシを扱う「シャーシ一貫輸送」をメインの業務としており、その中で私は、運ばれてきたトレーラーシャーシとその積荷の貨物を、関東各地の荷主様へとお届けするため配送の段取りや調整を行う業務を担当しています。
段取りはPC上での操作が主になりますが、時にはオフィスを飛び出し新規の荷主様の配送先を自分の目で確認しに行くことも。先方と巨大なトレーラーシャーシの入構方法を打ち合わせたり、周辺エリアでトラックドライバーが利用可能な休憩場所があるかを事前に確認したりすることもあります。
単に「貨物をAの地点からBの地点に移動させる」だけではない、仕事の奥深さを実感しています。
私が業務で心がけているのは、コミュニケーションを疎かにしないこと。万が一トラブルが起こった際にも、現場からの報告を詳細に聞いたうえで事実を正確に把握し、荷主様と現場それぞれに最善の対応策を行うことで、企業としてだけでなく私自身も荷主様から信頼していただけると考えています。
運輸の仕事は、社内やグループ会社のスタッフ、荷主様をはじめとした外部の方々など、立場の異なる様々な人とのコミュニケーションが求められます。「人との関わりを大切にしたい」という思う学生にとって、大きなやりがいを感じられる会社です。
私が所属している車輛部では、主に海路と陸路を組み合わせた輸送手配業務を行っています。例えば「東京から北海道まで車を運んでほしい」という荷主様の依頼に基づき、貨物船の航路や時間を調整し、運送会社を含めて手配。ルートによってかかる時間や料金は異なりますが、その中からお客さまに最も適したプランをご提案し、大切な製品を安心・安全、かつ確実にお届けすることが使命です。ときには台風で海上が荒れて貨物船が遅延・欠航になってしまったり、希望する貨物船が満船になってしまったりすることも。そういったイレギュラーな状況になった場合は、部署の先輩たちにアドバイスをいただいて対応しています。荷主様からのリクエストに応え、無事に運べたときはやりがいを感じます。輸送を諦めかけていた荷主様のために各所に調整を入れ、なんとか輸送できたときは、喜びと達成感がありました。また、「助かりました」という言葉をいただき、「やってよかったな」と心の底から思いました。
とても充実した毎日を送れている理由の一つは職場環境です。先輩方はとても優しく、電話対応の仕方からトラブルの対処法まで親身に教えてくれるので、とても頼りがいがあり、働きやすいと感じています。もう一つの理由は、オンオフのメリハリをつけやすい職場だから。寮が完備されていますし、希望する日にきちんと休みをとれる体制が整っているおかげで、より仕事に打ち込むことができています。これからも、荷主様ために最適な輸送プランを考え、提案していきます。それは、荷主様のためだけでなく、日本の経済を支えていることにもつながる。入社2年目で不慣れなこともありますが、先輩方が築きあげてきた歴史ある部署の一員として働き、それが世の中の役に立っていると実感できることが私の誇りです。