求める人材像

1.自分から元気に挨拶できること
基本中の基本ですが、先輩が求めている「元気な挨拶」ができる方はほとんどいません。相手の挨拶に対して、返しているだけなのに、「挨拶ができている」と思ってしまいがちですが、いつでも自分から元気に挨拶をすることが求められます。これができる方であれば先輩との関わりの第一歩目は大成功です。

2.素直さ
「学生の頃はこうだった、今まではこうしてきたから」といって自分の考えを突き通すのではなく、先輩のアドバイスを素直に受け止められるかが大切です。学生の頃の視点と社会人の視点はまるで違います。社会人から見る自分の未熟さを知るのは辛いことですが、指摘されて素直に受け止めることができれば成長に繋がると思います。

3.周囲とコミュニケーションをとれる
大道具の世界は大きなものを作るので、一人ではできません。みんなで協力して仕上げていきます。また、仕事のものづくりは、お客様の要望を形にするものです。芸術作品をつくるときのように、黙々と自分に向き合って作業するものではありません。弊社は木工・塗装・縫製と部署は分かれていますが、忙しいときは部署関係なく総出で取り組みます。ですので、弊社の社員全員と仕事をすることになります。作業中のコミュニケーション（報告・連絡・相談）はもちろんのこと、普段の会話で、相手の大切にしている部分を知るのは仕事を円滑に進めるには重要です。

4.向上心
社会人の「評価のされ方」に向上心を保つ難しさを感じます。学生の頃は、ある一定の区切りで点数によって評価が分かるので、自分の足らない部分も明確です。しかし、社会人になるとどこで誰がどのように評価してくれているか、曖昧な中で仕事に取り組まなければなりません。できていないことを明確に指摘されないので、入社何年後かに、気がついたら力がついていない事実を急に感じてしまうこともあります。どうしたら上手くなるのか、どうしたら成長できるのか、足りないところはどこなのか、自分自身で向上心を持って考え続けなければいけません。

5.自分から動く
「自分から動くこと」を弊社では重要視しています。自分からやりたいとアピールすれば、新人でもやらせてもらえる環境があります。これは弊社ならではの環境です。お客様に納める商品をいきなりつくることになるのでプレッシャーも感じると思いますが、それを１つのやりがいだと思えることが必要になってくると思います。
また、製作の仕事は先輩の技を耳で聞くだけでなく、目でも見て技を盗むことも必要です。教えてもらうのを待っているのではなく、自分から積極的に先輩の動きを見ることが大切です。どうすればもっと良くなるのかを自分で考えることに楽しさを感じる方に合っている環境です。

6.ものづくりに興味のある方
興味があれば十分です。経験・スキル・履修学科は問いません。弊社の仕事は短期で会期が終わるイベント等の製作がメインです。ですので、一つの案件にずっと取り組むというよりも短期間で様々な製作に取り掛かります。一つの技術を磨くだけでは対応できません。限られた予算・限られた時間・限られた人手で様々なお客様の要望に柔軟に対応できる知識と技術が求められます。学生の時に身につけたスキルを活かすことができる案件が入ってくる可能性もありますが、そもそも製作するうえで意識するポイントが学生のときとは異なるので初めて学ぶことがほとんどです。