東京都建設
株式会社インテリア・エース
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舞台装置・大道具・イベント業界を中心に、お客様のあらゆるニーズに素早く的確に対応すべく活動を続けているカンパニーです。
目次
私たちの事業
事業内容
舞台、コンサート、イベント等の設営、施工製作。幕類全般、コンサート美術、舞台美術、野外ステージ、展示ブース、ディスプレイ、コンベンション、立体造形物、ホテル&備品幕、大型プリント等。
*舞台・イベント業界を中心にあらゆるニーズに対応し、演出をバックアップしています。
私たちの特徴
事業・商品の特徴
舞台美術・大道具の製作、現場施工、撤去までをトータルで行います
以下、受注後の業務の流れを簡単に説明します。
step1:お客様と営業担当者で打ち合わせをします。
主にお客様の会社で行います。現場での採寸などもこの段階で行い、会場の図面が出来上がります。
step2:営業担当者と製作担当者(以下チーフ)で打ち合わせをします。
営業が図面を持って工場に来て、お客様との打ち合わせ内容を反映しながら、製作チーフと具体的に製作内容を決めていきます。どんな材料を使って、どういう仕様にするのか、それが予算内に収まるのか確認します。
step3:製作チーフが製作の段取りを整えます。
営業が持ってきた図面を製作できるように加工し直したり、材料を発注したり、製作予定を組んだり、製作に取り掛かる前に必要なことを整えます。基本的にはこの工程は製作チーフがひとりで行います。
この段取りをどれだけしっかりできるかで、製作にかかる時間や製作物のクオリティが大きく変わります。
step4: 製作チーフが製作を始めます。
材料が揃って、製作できる準備が整ったら、早速製作をスタート。
案件や納期によって、製作にかかわる人数は変わります。大型案件のときは、メンバーの製作状況の管理はもちろん、作ったものをどこで管理するかを考えることもチーフの仕事になります。
step5: 製作チーフと現場設営チーフで打ち合わせをします。
製作を進めながら、並行して、現場での設営チーフと設営の打ち合わせをします。
弊社の美術製作物は、すべて組み立てるととても大きいものになるので、パーツパーツで分解したものを作ります。その組み合わせ方は製作チーフしかわからないので、設営チーフにも伝えなければなりません。
step6: 設営チーフを中心に積み込みをします。
自分で行く現場の段取りは基本ひとりで行いますが、トラックへの積み込みのときは、みんなで協力して行います。
弊社の案件は、小さいものでも2tトラックに積み込みをするくらいの物量になります。
step7: 設営チーフを中心に現場で設営をします。
製作チーフが作ったパーツを、現場で組み立てていきます。
基本ひとりでできる作業ではないので、 設営チーフ以外にも協力会社の人が来てくれて手伝ってくれます。
また、現場での設営は、美術を担当する弊社以外にも、照明さん、音響さん、映像さんと多くの専門業者の皆さんと協力して作っていきます。そのため、決められた時間に決められた形に仕上げていかないとみなさんに迷惑をかけてしまうので、現場での設営は技術はもちろんのこと、集中力とコミュニケーション力が求められます。
step8:イベント本番を迎えます。
私達は裏方なので、原則、本番中には仕事はありません。
(お芝居など舞台転換がある場合は別です)
弊社のお仕事の本番の会期は、短いもの(ファッションショーや記者会見など)は数時間で終わってしまいますが、長いもの(お芝居や企画展)は一ヶ月から三ヶ月ほどに渡ります。
step9: イベント終了後、撤去作業を行います。
本番終了後、設営チーフが会場に行き、原状復帰を行います。
設営にかかった時間のわりには、撤去作業はあっという間です。
バラバラにした製作物はまたトラックに積み込み、弊社に運びます。
step10:撤去したものの後片付けを行います。
撤去作業の翌日、弊社工場でバラバラにした製作物を下ろして、片付けを行います。
まだ使えるものは再利用します。社名ロゴが入ったものやあまりにもオリジナルな形の造作物など、再利用できないものは廃棄となります。
社風
「自分から動く」ことを重要視しています
自分から動くことを弊社では重要視しています。自分からやりたいとアピールすれば、新人でもやらせてもらえる環境があります。また、自分から質問をすることは自分のわからない点をはっきりさせることもできますし、ここまで考えていますというやる気をアピールすることもできます。覚えることは沢山あるので質問して教わったことを自分のものにする工夫も必要です。
働き始めて5年目の私が考える、「自分から動く」具体例を4つお伝えします。
少し長くなりますが、どれも大事なことなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.自分から元気に挨拶できること
基本中の基本ですが、先輩が求めている「元気な挨拶」ができる方はほとんどいません。相手の挨拶に対して、返すだけの挨拶をしてできていると思ってしまいがちですが、いつでも自分から元気に挨拶をすることが求められます。これができれば先輩との関わりの第一歩目は大成功です。
2.素直さ
「学生の頃はこうだった、今まではこうしてきたから」といって自分の考えを突き通すのではなく、先輩のアドバイスを素直に受け止められるかが大切です。製作の仕事は先輩の技を耳で聞くだけではなく、目でも見て技を盗むことも必要です。技術を教わるときは素直さが大切だと思います。
3.周囲とコミュニケーションをとる
大道具の世界は大きなものを作るので、一人ではできません。みんなで協力して仕上げていきます。また、仕事のものづくりは、お客様の要望を形にするものです。芸術作品をつくるときのように、黙々と自分に向き合って作業するものではありません。弊社は木工・塗装・縫製と部署は分かれていますが、忙しいときは部署関係なく総出で取り組みます。ですので、弊社の社員全員と仕事をすることになります。作業中のコミュニケーション(報告・連絡・相談)はもちろんのこと、普段の会話で、相手の大切にしている部分を知るのは仕事を円滑に進めるには重要です。
4.向上心
学生の頃は点数によって評価が分かり、自分の足らない部分も明確です。しかし、社会人になるとどこで誰がどのように評価をしてくれているのか、曖昧な中で仕事に取り組まなければなりません。製作職なので、技術が追い付いていないと悔しい思いばかりです。求められるものは、入社年数が経てば経つほど、レベルが高くなっていきます。どうしたらうまくなるのか、どうしたら成長できるのか、入社から時間がたっても向上心を持って考え続けなければいけません。
職場の雰囲気
若手でも様々なことに挑戦できる環境があります
実際に入社1年目のときにやらせてもらえたことを3つご紹介します。
1.入社1年目でも一人の製作者としてみてくれます。
先輩に教えてもらいながら、「はい、じゃあやってみよう」と実際にすぐにやらせてもらえます。すぐに仕事に関わることができる喜びを感じると同時に緊張やプレッシャーもありますが、一人の製作者として納得して関わることが大切だと気づきました。就職活動中はいかに有名なアーティストの案件に関われるかで仕事のやりがいが決まると思っていましたが、入社してからは考えが変わりました。小さい案件でも主体的に関わることができればその分やりがいも感じますが、逆に大きい案件であったとしてもサポート役に徹して何もできていないと感じるとやりがいは感じにくいです。
2.「あなたはどうしたいの?」と若手の意見も聞いてくれます。
入社1年目でも会社の顔にもなるホームページの制作もやりました。この制作では伝えたいこと・構成からまかせてもらえました。情報収集をすることから始めて、自分で考えた「こうしたい!」に沿って、集めた情報を取捨選択して構成を考えました。「こうしたい!」という自分の意見を聞いて取り入れてもらえるので、「自分でやり切った!」という経験が入社1年目にしてできました。
3.入社1年目でも現場にてお客様と関わることができます。
わたしたちの特徴の一つ目でもお伝えした通り、製作物をつくって終わりというわけではありません。お客様に製作物を納めるところまでが仕事です。製作物をイベント現場へ運び施工までする納め方もありますが、製作物を社用車でお客様の元へ配達するという納め方もあります。その配達も入社1年目からやらせてもらいました。工場内で製作しているだけではどうしてもお客様の反応を見る・感じることは難しいですが、このような配達の時にお客様に「(早くつくってくれて)助かった!」と言っていただけるのはモチベーションに繋がります。
他に感じる雰囲気としては工場勤務の社員が20人以下と少ないこともあり、社員同士の距離は近いように感じます。「製作の工場」と聞くと男性が多くて汗やたばこの煙に囲まれたようなTHE男性社会のイメージを持たれるかもしれないですが、約半分が女性社員で、誕生日にはプレゼントを贈りあったりもしています。
写真からわかる私たちの会社
私たちの仕事
入社5年目の私からみた新入社員の姿
入社5年目の私から見た「新入社員がまずぶち当たる壁」は、学生と社会人の基準の差だと感じます。入社後に学ぶ専門的な部分で躓くのではなく、学生の時にあたり前にできていると思っていた「挨拶」や「コミュニケーション」で壁にぶち当たると感じます。基本的な部分ですら、社会人の基準で見るとできていないという判定になります。ですので「こんなこともできないのか」「こんなことで怒られてしまうのか」と落ち込みも大きいように見えます。
私も入社してから「社会人の基準の高さの壁」にぶち当たりました。最初の壁を超えるには、「自分が今何に悩んでいるのか」「何に躓いているのか」「本当はどうしたいのか」を言葉にして先輩に伝えることが大切だと思います。先輩にも言えず、自分一人で抱えてしまうと、悩みが積み重なりしんどくなってしまうだけです。まわりの先輩も「何を考えているのだろう」と身構えてしまいます。また悩みに限らず、普段から先輩と雑談を通して自分のことを話すことは、仕事をスムーズに進めるためには実はとても大切です。様々な価値観を持った幅広い年代の先輩と話すのは意外と難しく感じると思います。専門的な知識・技術を身につける前に、基本的な部分に力を入れて先輩たちとコミュニケーションをとることがまずは大切です。
職種別に仕事を知る
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木工部(製作部)
主に木材を使用して造作物のベースを製作する部署です。
お客様の要望に合わせてまずは製作方法を考えるところから始まります。造作物に強度が欲しいのか、持ち運びを考えて軽い方がいいのか、使用中にお客さんが触るものなのか、天井から吊るしたいのか、ただの目隠しなのか…これらの要望に合わせて、造作物の構造を考え、材料の種類・厚さを選び、材料の手配をします。材料が届き次第、製作したいサイズ・形で木材を主に機械でカットし、組み立てていきます。製作を進めていく上でも考えることは沢山あります。木材をカットするときは無駄のないような切り方を考えます。切り出した材料を組み立てるときにも目的にあった道具を選んで製作します。強度が必要な場合は、太く長い釘で打ちますが、強度よりも軽さや仕上がりの綺麗さを求める時や厚さの薄い材料に打つ時には細い釘で打ちます。
お客様の要望に合わせたものを作るというゴールは同じですが、それをどうやって作っていくのかは担当する製作者によって異なります。ですので、多くの知識を学べる楽しさを感じるとともに、作り方の絶対的な正解がないという難しさもあります。 -
縫製部(製作部)
生地で主に幕やカーテンなどを製作する部署です。
弊社が扱うものは、家庭にあるカーテンのような小さなサイズもあれば、ステージや大きな会場で使用する18mを超える大きなサイズまであります。ですので、家庭用のミシンでは製作が追い付かないので、工業用の大きなミシンを使います。生地も50m巻(幅が1.8m)のロール状にまとまった生地を使用し、お客様が要望するサイズにカットするところから始めます。多くの商品は生地の1巾だけでは足りないので、生地同士を縫い合わせる必要があります。何度も何度もロール状の生地を床に転がしてカットするので想像よりも体力勝負の仕事です。
また、生地の種類も沢山あります。透けやすい生地、サラサラな生地、すぐにしわがついてしまう固い生地、重くて扱いが大変な生地、光が当たると反射しやすい生地、遮光の生地、伸びる生地など様々です。生地の特徴によって製作時の気を付けるポイントが異なるので、生地の特徴をしっかり把握することが大切です。
弊社では、一度製作した幕やカーテンを繰り返し使用するリース幕の扱いもしているので、その管理をするのも仕事の一つです。 -
塗装・仕上げ部(製作部)
主に木工部が製作した造作物を塗装して仕上げる部署です。
お客様の要望に合わせて、製作の行程が決まります。人目につく部分で使用するものは綺麗さが求められるので、釘の穴などを埋めてから塗装をします。屋外で使用する場合は、ベースの木材が腐らないように塗料の下に下地材を塗ってから塗装をします。木材以外にも塗装をすることもあり、スチロールで造形物をつくって塗装したり、幕に文字を描いたり、カーペット(表彰式で見かけるレッドカーペットのようなもの)に文字を描いたりする仕事もあります。
さらに塗料を使って仕上げるだけではなく、カーペットをカットしたり、幕をカットしたり、リボンを作ったり、様々なお客様の要望に対応します。
工程が多いのでどのような流れで進めると効率よくできるのかを考える必要があります。例えば、塗装をして乾かし待ちの間に別の作業をして、この作業が終わったら乾くから塗装に戻って…など。塗装する順番を間違えて「こっちから塗った方が効率的だった…」と悔やむことは多々あります。また、木工部との連携も大切です。木材を組み立ててから塗装するのか、組み立てる前に塗装をするのか。他部署とコミュニケーションを取って、製作しやすい流れを考える必要があります。 -
施工部
工場で製作したものをイベント会場に運び、施工・撤去をする部署です。
現場での施工内容を図面などから情報収集するところから始まり、施工時に必要な道具や部材を工場で集めて、製作物と一緒にトラックに積み込みます。製作担当者と施工時の注意点などの情報共有もします。
現場によって規模は様々で数時間で施工が終わる小さな現場の時もあれば、数日間かかる大きな現場もあります。大きな現場での施工・撤去時は、弊社の社員だけでは手が回らないので、外の協力会社の職人さんにも協力してもらいながら進めます。その場合、弊社はその職人さんに指示を出して動いてもらう立場になります。職人さんはベテランの方が多いです。時間内に終わらせるためにもベテランの職人さんに効率の良い指示出しをする必要があります。
また、弊社の仕事は常設展示の案件は少なく、仮設のイベント・展示会がほとんどです。施工したと思ったら、早くて当日には撤去してしまう現場もあります。頭の中に入っている情報はその日には終わりで、次の日には全く異なる施工内容を入れて頭を切り替えなくてはなりません。そのスピード感についていかなくてはいけない難しさがあります。
この会社で働くメンバー
入社9年目入社
M.Hさん
塗装・仕上げ部(製作部)
エースの絵描き担当!錆や木目の塗装が本物そっくりに再現できる技術がすごいです!
あいち造形デザイン専門学校 出身
デザイン系専攻
入社5年目入社
A.Nさん
塗装・仕上げ部(製作部)
エース内でマルチに活躍を目指しています!塗装・ハイエース運転・印刷・積み込み案件などやってます!
東京家政大学家政学部造形表現学科 出身
芸術・音楽系専攻
入社2年目入社
A.Yさん
縫製部(製作部)
エース内で明るさ・元気さナンバー1!入社してすぐに先輩社員とも打ち解けてました!
デザイン系専攻
福利厚生・研修・社内制度
- 住宅手当・家賃補助あり
- 家族手当あり
- 転居を伴う転勤なし
- 実力主義の評価制度あり
福利厚生・社内制度
交通費支給、社保完、財形、退職金、住宅・家族・残業手当
研修制度
入社後、3日間は新人研修があります。ただ聞いている受け身の座学だけではなく、同期の仲間とディスカッションして理解を深めます。自分はどう感じたかをしっかり考え、言葉にすることでより明確になると同時に、相手の意見も聞いて異なる視点からの新たな発見があります。
メンター制度
2年目3年目の若手社員を中心に新卒社員の相談に乗っています。
キャリアコンサルティング制度
月に一度の個人面談があります。もっとうまくなるにはどうしたらいいのか、もっと成長するにはどうしたらいいのかなどの、入社してから抱える悩みを言葉にして話すことで頭の中が整理されると同時に、コーチングスキルを活用して先輩社員が対応するので今後の課題や何をしたらいいのかが明確になります。
職場環境
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平均残業時間
(月間)20.0 時間 -
平均有給休暇取得日数
(年間)20.0日
最終更新日:
社員について
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平均勤続年数15.0年
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新卒採用者数と離職者数(過去3年間)
2024年度:採用人数1名、うち離職者数1名
2023年度:採用人数3名、うち離職者数1名
2022年度:採用人数0名、うち離職者数0名 -
新卒採用者数の男女別人数(過去3年間)
2024年度:男性1名、女性0名
2023年度:男性2名、女性1名
2022年度:男性0名、女性0名
最終更新日:
会社概要
創業/設立 | 設立:1986年9月 |
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本社所在地1 | 〒144-0034 東京都大田区西糀谷3-29-10MAP |
事業所 | ■本社:〒144-0034 東京都大田区西糀谷3-29-10 TEL:03-3743-4371/FAX.03-3743-4375 ■工場:〒143-0003 東京都大田区京浜島2-19-3 TEL.03-5755-8055/FAX.03-5755-8057 |
代表者 | 代表者:安達常男 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 30名(2024年4月現在) |
子会社・関連会社 | 株式会社エフケーエンタープライズ |
上場区分 | 非上場 |