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国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
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企業概要
事業内容 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)は、2016年4月、放射線医学総合研究所と日本原子力研究開発機構の「量子ビーム部門」、「核融合部門」が再編統合されて発足した公的な研究機関です。 研究分野は量子技術イノベーション、量子医学・医療、量子エネルギー、量子ビーム科学の4つからなり、 世界最先端の研究を4つの分野から推進します。 ▼量子技術イノベーション 量子技術基盤研究では、量子コンピューティング、量子通信・量子センシング等の技術の確立を目指し、それに不可欠な量子マテリアル・デバイスの研究開発を行い、量子技術基盤を確立するとともに、最先端光技術との融合による新量子機能創製に向けた研究開発を推進します。また、世界最先端の量子マテリアルの安定供給基盤を構築し、幅広い分野における社会実装等を促進します。 量子生命科学研究では、量子計測技術の活用ならびに量子論的観点からの生命現象解明に向けた研究開発を進め、医療・創薬分野における応用研究の推進と併せ、究極の問い「生命とは何か」の解明に繋がる新しい学術分野を開拓します。 ▼量子医学・医療 健康長寿社会を実現するために、重粒子線がん治療の標準治療化に向けた研究開発や次世代重粒子線がん治療装置「量子メス」の社会実装を進めるとともに、精神・神経疾患、固形がん、多発・微小がん等に対する診断・治療技術の研究開発に取り組みます。量子生命科学や放射線影響研究の知見に加え、QST病院を有する強みを活用することで、基礎から実診療まで研究開発を推進します。さらに、この強みを放射線被ばくから国民を守るための研究開発にも生かし、被ばく治療技術・線量評価技術等の開発等に取り組み、様々な放射線事故に対する強靭な社会の醸成に貢献します。 ▼量子エネルギー 国際協力によりフュージョンエネルギーの科学的・技術的成立性を実証する「ITER計画の推進」、反応炉で燃料を燃やし続ける研究をする「先進プラズマ研究開発」及び高品質プラズマ実現を支える「核融合理工学研究開発」の三本柱で、フランスでの実験炉ITERの建設、それに先立つ那珂研究所におけるトカマク型超伝導プラズマ実験装置JTー60SAの運転等、総合的研究開発を推進します。 ▼量子ビーム科学 イオンビーム、レーザー、硬・軟X線放射光等の量子ビームの発生、制御、利用技術の開発・高度化を推進し、国内外の研究者等への世界にも類を見ない高性能量子ビーム施設群の供用および共同研究による利用を促進します。この取り組みを通じ、工学、バイオ、医学等の幅広い分野で先導的研究開発を推進し、さらに新たな共創を生み出します。3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuについては、官民地域パートナーシップに基づき、地域パートナーと連携しながら、その運用とともに、共用促進法に基づく共用に取り組みます。 研究を通し、医療技術の発展やテクノロジーの進化、安定した社会基盤構築に寄与するQSTは、 大きな社会的使命を背負っています。 ぜひ、QSTで世界最先端の研究開発を支えてみませんか。 みなさまにお会いできることを楽しみにしております。 |
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創業/設立 | 2016年4月 |
本社所在地1 | 千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1 |
電話番号 | 043-382-8001 |
事業所 | 【本部】 千葉県千葉市 【その他】 当機構が有する各研究所(千葉県、群馬県、茨城県、京都府、兵庫県、青森県、東京都、福島県等) ※詳細は当機構HPよりご確認ください。 |
代表者 | 理事長 小安 重夫 |
資本金 | 433億円(2023年度) (核融合関係・次世代放射光関係補助金を含む) |
従業員数 | 1,311名(2025年1月現在) |
上場区分 | 非上場 |