株式会社幸田の事業内容

昭和２１年に創業。大阪ミナミエリアに本社を構え、此花区に営業センターを設置、
大阪府内全域と一部阪神間へ酒類・食品販売事業を展開。
お酒の販売だけでなく、飲食店様の出店・開業サポートや
店舗運営サポートなどの飲食店経営を総合的にサポートするお酒の商社です。
主な業務はBtoBですが、近年はBtoCにも力を入れています。

■料飲店向け事業（BtoB）

・出店・開業サポート
（販促品の手配、什器の手配、店舗物件探し、
　メニュー表やチラシ、POPなどのオリジナルデザイン作成　など）
→大阪市内にある倉庫には、常時３万点を超える酒類（ソフトドリンク・調味料含む）を保管。
定番のお酒は勿論、入手困難なお酒も弊社独自のネットワークを駆使して揃えられるのが強みです。

・配達サポート
→大阪府全域・阪神間の一部へ自社トラックにて配送しております。

■一般消費者向け事業（BtoC）

・ECモールブランド世界のお酒ニューヨーク
→楽天やYahoo!などの大手ショッピングサイトにてお酒の通信販売をしています。

・自社店舗　ワイン酒屋 mista
→本社ビル1Fにワイン専門店を展開しております。
mistaではソムリエが常駐し、各種ワインの試飲も可能です。

■新規事業

・幸田独自のECサイト＆アプリの開発、及びそれに関わる企画
→２０２３年から配信開始予定。飲食業界の課題解決と、
「おもろい」新たな価値を部署の垣根を越えて、全社員が関わって創造していきます！
入社後の皆様が提案された企画が、実際にカタチとなって飲食業界を盛り上げるものになるかもしれません！

企業理念

笑顔で取り組み感謝で満盃

当社は1946年に大阪心斎橋の地で清涼飲料の販売を手がける「幸田精商店」として創業し、
業務用酒類・食品販売へと事業領域を拡大。
ミナミの外食産業の発展とともに大阪でも名前の通った酒販店となりました。
現在の主な取引先は3800店を超え、個人経営の飲食・料飲店や大手外資系ホテル、大型チェーン店など多岐にわたります。


そうした幅広い業態のお客さまに向けて、日々の注文に迅速かつ細やかに対応できるのが当社の強みです。
また、多くの繁盛店様とのお付き合いを通じて蓄積した店舗運営のノウハウを活用した店舗開業・運営サポート業務も展開。
地域の飲食店のお客さまと共に、創業から70余年を歩んできました。


若者の酒類離れや外食離れにコロナ禍が追い打ちをかける状況の中、当社では地域のお客さまと一緒に街に人を呼び込み、
街全体を盛り上げる新規事業として、地元の飲食店を紹介するスマートフォン向けアプリの開発を進めています。


ミナミは観光やグルメなど、魅力的なコンテンツがあふれる街です。
そんなミナミに活気を取り戻し、昨今の閉塞感を打破したい。
「なんかミナミ、おもろいことになってるやん」「それやったら行ってみよか」と感じていただき、
人々が街に繰り出すきっかけになれば……。そんな思いでアプリ開発を進めています。
この取り組みが、ひいては人々の出会いを創出し、社会に潜む「孤独」をなくすことができれば、とも考えています。


新規事業の推進にあたり、新たな行動指針として「面舵一盃」を掲げました。一盃はお酒の盃ですが、面舵＝おもろい方に舵をとるという造語です。選択を迫られる場面が生じたなら、おもろい方に進んでいこう。
そうすればきっと道は拓けるはず。そんな思いが込められています。


当社にはおもろい仕事がたくさんあります。

職場の雰囲気

3人の育児と仕事を両立！ メリハリのついた働き方で毎日が充実しています

　学生時代のアルバイトやサークルを通じてお酒の美味しさや楽しさを覚えて以来、お酒に関わる仕事に関心を持ちました。

　大手酒造メーカーや酒類卸業界に対象を絞って企業研究を進める中で、
学生時代によく通った大阪ミナミに販売拠点を持つ当社に注目しました。

　入社後に配属されたのは、お客さまから商品の注文を受け付ける受発注スタッフの業務です。
電話注文を受けた商品の在庫があれば直ちに配達の手配を行い、在庫切れや本数が足りない商品は卸業者に発注をかけます。
翌日以降の注文を受ける場合もありますが、基本的にお客さまが営業前に店舗の在庫を確認して足りない分をご注文いただくため、
営業開始までにお届けするスピード感が求められます。

　「昨夜は暑くてビールが完売だったよ」「この前入れてもらったワインが美味しいと好評でした」など、
注文の合間のお客さまとの何気ないやりとりが楽しく、日々の仕事のモチベーションになっています。
プライベートでは、入社後に生まれた3人の子どもがいます。産休1カ月前まで働き、産休・育休と1年半の休暇を3回取得しました。
周囲の理解やサポートもあり、問題なく休暇を取得できました。復職後は時短勤務で働いていますが、
社内は育児への理解があり、アットホームでとても働きやすい職場です。

　復職後は、経理のサポート業務に就いています。
子どもの急な発熱などの不測の事態に備えて、日頃からスピード感のある仕事を心がけるとともに、
中途半端にせず、区切りよく業務を進めるよう心がけています。

また、「育児のストレスを仕事に持ち込まない」「仕事のストレスを家庭に持ち込まない」をモットーに、
気持ちを意識的に切り替えながら、育児と仕事の両立を図っています。

　他にも、店舗への商品提案を行う営業スタッフの仕事をサポートする場合もあります。
当社には店舗の運営支援を目的に、店のロゴや料理メニューを考案するデザイン部門があるので、
将来はそれらの仕事にも携わってみたいと考えています。
個人の希望に沿ってチャレンジさせてくれる環境が、この会社の大きな魅力だと思います。

ビジョン/ミッション

変わらない幸田の良さと、時代に合わせて変わっていく柔軟さ

　価格はもちろん重要な要素ですが、プラスアルファで新たな価値をご提案することを心掛けています。

　2010年に現社長が就任してからは、着々と独自色を打ち出しています。
　2017年には大阪市港区の太田酒類株式会社をグループ化して販路を強化拡大。
　同じく2017年、大阪市西成区の酒販店である株式会社足立からネット事業部門をM&A、ネットショップを充実させました。
　ネットショップではお得意先様のレトルトパウチを販売することでお得意先様の後方支援になりますし、
　弊社を介してお得意先様同士を繋ぐきっかけになれればとも思っています。

　これからの時代に合わせて業務をデジタル化しても、IT化で居ながらにしてお客様の注文が受けられるようになっても、
幸田のビジネスの基本はフェイスtoフェイス。
　今後もお客様と直に接して要望や悩みを聞き、最善の策を提案していくことに変わりはありません。
　
　本社の1階には、ソムリエの資格を持つ看板店長が常駐する直営店「ワイン酒屋 mista」があります。
ワインの品揃えは500種類以上。エノマティックというイタリア製のテイスティングマシンがあり、
ゆっくりテイスティングしながら好みのワインを手に入れることができます。
　
　今後は、この場所を活用しながらお酒とフードのマリアージュを提案していきたいと考えています。
お酒はもちろん、フードのテイクアウトもあわせて提供していきます。
そこに、お取引のある飲食店様のメニューが絡められれば、
幸田を中心として人と人が繋がり、お店とお店が繋がっていくと考えています。

　幸田は単なる業務用酒類販売業者の域を超えた存在といっても過言ではありません。
　「笑顔で取り組み、感謝で満盃」をコーポレートスローガンに、
幸田はこれからも笑顔の種を育てていくことを目指しています。

お客さまのお困りごとを伺いながら、店舗運営までサポートしています！

　現在は、配送営業の業務に携わっています。
　その名称の通り、商品をお届けするだけでなく、営業活動も私の担当です。
　商品をお届けした際に新商品をご紹介したり、相談を受けて売れ筋の商品を提案するなど、さまざまな営業機会があります。
　新しいお客さまをご紹介いただく場合もあります。

　お店側が忙しい時間帯には新商品のチラシのみご案内し、後日詳しい説明を行うなど、臨機応変な対応を心がけています。
　お客さまと直接お会いできるのが、配送営業の大きな強みといえます。「思うように売上が伸びないけど何かいい案ない？」と相談されるケースもあります。

　当社では酒類に加えて調味料やおつまみなど、豊富な商品を取り扱っています。
　その強みを活かして課題解決に寄与するさまざまなプランをご提案しています。
　そのため日頃から新製品情報にアンテナを張り、仕入担当者から情報を仕入れながら、幅広い提案ができるよう工夫しています。
　難易度の高い課題については持ち帰り、店舗の事情を精査しながら、同僚と解決策を練る場合もあります。
　お客さまからの感謝の言葉や、ご提案したお酒での売上貢献など、自分の提案への手応えがダイレクトに感じられる点が、大きな喜びでありやりがいです。

　気難しいと思われた店主が私を指名で追加注文してくださった時も嬉しかったです。また、私の提案をもとに経営改善に取り組み、繁盛店になった店主との深い信頼関係は、大きな自信につながっています。

　過去の私がそうでしたが、お酒にさほど興味がなくても、知識は自ずと身につきますし先輩たちのサポートもありますのでの安心してください。
　「人の役に立つ仕事がしたい」「お客さまを笑顔にしたい」、そんな期待に沿う仕事が当社にはあります。