育休からのスムーズな復職のため、育休中の就労を希望する社員を対象に、一時的な就労機会を提供しています。就業形態はリモートワークのみで、就労日数や時間は制度の上限内であれば自由に調整することが可能です。育休中の孤立感の解消や、復帰後のキャリアや仕事と育児の両立に対する不安の軽減につながる取り組みになっています。

当社には、ライフイベントとの両立を図りながらキャリアアップを目指す女性社員が数多くいます。マネジメント職の社員の中には、時短で勤務している方や、異なるエリアからリモートで業務を担っている方もいます。現在、当社の女性管理職比率は31.4％で、さらなる比率向上を目指し、さまざまな支援体制を整えるとともに、研修や社内広報の充実をはかっています。

女性活躍推進に関する取り組みが優良な企業として、厚生労働大臣より認定制度 「えるぼし」を取得しました。Great Place to Work® Institute Japanが実施した「働きがいのある会社」女性ランキングでは、ベストカンパニーとして2度選出されました。また、Forbes JAPANが主催する「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2021」において企業部門 特別賞を、「女性からだ会議®大賞2022」において特別賞を受賞しました。

当グループ内で募集されるポジションに対し、自ら異動希望を出すことができる制度があります。キャリアデザインとキャリアアップの実現を支援する取り組みで、社内だけでも募集されるポジションは数百件にも上ります。応募のタイミングは年2回あり、募集要件を満たしていれば誰でも応募することができます。

労働時間の一部を使って、最大3か月間、グループ内の他部署の仕事を体験することができる制度です。応募のタイミングは年2回で、リモートでも参加できるポジションもあるため地域の垣根を越えた体験もできます。社員の自律的な学びとキャリア選択のきっかけを支援する取り組みです。

グループ内の他部署から直接スカウトを受け、異動することができる制度です。本制度は2023年10月から運用を開始した、キャリア形成支援に関する新たな取り組みです。社員が自身の可能性を知り、またこれからのキャリアをどのように形成していきたいかを考える機会となると考えております。

社外のさまざまな仕事を通じて、経験・スキルを身につけ、本業や自身のキャリアアップに役立てていく制度です。定められた就業時間を満たすなど一定のガイドラインをクリアした社員が対象で、個人事業主として就業することも可能です。当社を含む複数の場所で働き、成長することを支援する制度として、「副業」ではなく「複業」と表しています。主たる事業が当社であるか否かは問いません。

キャリアプランやライフステージに合わせた柔軟な働き方を支援する制度で、はたらく日数・時間・場所・休業/休職を選択できるようになっています。社員の長期就業や持続的成長を支援する取り組みです。

主たるワークスタイルについて、オフィス出社メイン（ワークスタイルA）、リモート勤務メイン（ワークスタイルB）、フルリモート勤務（ワークスタイルC）の3種類があります。フルリモートの場合、全国30拠点ある当社オフィスのいずれかに出社できる範囲であれば、居住地は日本国内どこでも可能になります。当社が掲げるミッション*1 の実現とバリュー*2 の体現のため、社員が安心安全かつ生産性の高い働き方を実現することを目的に導入された制度です。