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一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)
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- 過去10年赤字決算無し
- No.1のサービス(製品)あり
日本ガス機器検査協会(JIA)は公正・中立な第三者認証機関として、「社会の安全」と「ものづくりの発展」に貢献しています。
目次
私たちの事業
ガス機器の安全を検査・認証する第三者認証機関です。
JIAを業種で分類すると「サービス業」になります。「公正・中立な第三者認証機関として、企業などに『認証』を提供する」サービスを行うことで、利益を得ています。
ガス機器の多くは、製造されたメーカーでも厳しい品質のチェックが行われています。
しかし、「第三者」、つまりメーカーでも消費者でもない中立な立場であるJIAが検査を行い、認証することで、高い信頼性が担保されます。
そのため、JIAの検査員には、検査基準に則り、小さなことに妥協せず公正に判断をくだすことが求められます。
JIAが認証したガス機器には、合格の証として認証の種類に応じたマークが貼付されます。
この認証マークがあることで、消費者の方はそのガス機器が基準を満たしたものであることを一目で知ることができます。
ガス漏れや排ガス中の一酸化炭素濃度、安全装置の動作、部品の耐食性……など、試験項目は多岐に渡ります。基準に則り、検査員は厳しい目で製品をチェックします。
私たちの特徴
事業・商品の特徴
様々な場所で、身の回りの暮らしを支える認証マーク
ご家庭で使われているガスこんろ、給湯器、ガスオーブンなどのガス機器のほぼすべてが、JIAの認証品です。ガスをご利用のご家庭であれば、家の中の様々なところでJIAの認証マークを見ることができます。
家庭用のガス機器には、消費者の方の安全に配慮した機能が多く搭載されています。それらの機能が正しく働くか、厳しい基準に則って確認するのもJIAの役割です。
また、JIAでは業務用のガス機器の認証も行っています。
飲食関係のアルバイトをされていて、厨房で大型のガス調理機器や食洗器を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭用のガス機器よりも火力が高く、安全機能も少ないことの多い業務用ガス機器ですが、事故を防ぐためにJIAの認証が大きな役割を果たします。JIA認証を受けた機器は、厨房で働くスタッフや、お店を訪れるお客様の安全を守っています。
JIAは、製品安全4法*すべての登録検査機関として、製品の検査・認証を行っています。これらの法律で義務付けられた検査をクリアした製品には、PS(プロダクト・セーフティー)マークが貼付されます。
*ガス事業法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、消費生活用品安全法、電気用品安全法
また、法律で定められた検査の他、JIAでは、メーカーとの契約に基づいた独自の認証も行っています。
ビジョン/ミッション
暮らしの安全を守れる人財を育成することも社会貢献の一環です
ガス機器を安全に使用するには、ガス機器が正しく設置されていることも非常に重要です。
JIAでは、ガス機器の設置に必要な資格の試験や講習の運営を行い、ガス機器の安全に従事する人を育てる事業も実施しています。
また、講習や試験に加え、ガス機器の設置基準に関する専門書のとりまとめや販売も行っています。図面やイラスト、具体的な事例を活用し、現場で設置工事をする方が理解しやすいようわかりやすくとりまとめています。
また、ガス設備に関する「ガス主任技術者」という国家資格の試験運営も行っています。
この試験問題を決定する委員会の運営や、合格発表・免状の交付といった資格者の管理など、一連の試験業務を請け負っています。
毎年9月の最終日曜日が試験日となっており、この日は職員一丸となって試験の運営に当たっています。全国の会場のいずれかの場所で、会場管理員や試験監督として試験をサポートします。
研修制度
入会後1年間で、全ての部署の業務を経験していただく新入職員研修(体験配属)を検討中
2023年度から、入会後に全ての部署の仕事を一通り体験していただく新入職員研修(体験配属)を始めました。
以前は、4月に2週間ほどの全体研修を行い、その後は配属先にてOJTでの研修を行っていました。
しかし、配属先以外の部署でどのような仕事をしているのか分からず、協会内でのキャリア形成に対して選択肢を狭めてしまっていました。
そこで、2023年4月より研修体制を変更し、全ての部署の仕事を研修中に実際に経験していただくことを計画し実施しました。
4か月間を東京地区(本部・東京事業所)で、残りの8か月間を名古屋事業所で、研修を受けていただきました。(2023年度実績)
2024年度も全ての部署の業務を経験していただく新入職員研修(体験配属)を継続して実施していきますが、
部署ごとの受け入れ期間等は調整しながら行っていますので、変更になる可能性があります。
各部門において実施される体験配属を通じて部門の様子や仕事を知り、職員と関わることで自身のキャリア形成に取り組みやすくなると考えています。
また、総務・人事グループの職員が定期的に面談を行い、研修期間中のフォローを実施しています。
JIAの組織風土として、「先輩に質問しやすい雰囲気である」と答える若手職員が多いです。
仕事柄か、真面目な方がたくさんいる印象です。
何か困った時は先輩に質問することで問題解決に向けて丁寧に寄り添って導いてくれます。
新入職員をJIAの人材として意識し、協会全体で育成していくことで、新入職員の育成担当者の能力向上につながりお互いを高めあっていける環境です。
研修期間中、いろいろな部署の職員と関わりながら過ごす貴重な機会ですので、是非様々なことを先輩職員から学び取ってほしいと思っています。
写真からわかる私たちの会社
私たちの仕事
その他の事業内容 / 仕事内容
●その他の事業内容●
JIAは1967年の設立以来、ガス機器関連事業を基盤として成長し、現在はISO関連事業や環境関連事業を展開しています。
ガス機器の検査で培った技術やノウハウを活かし、新しい領域で事業を開拓していくことができる点はJIAの強みの一つです。
<ISOマネジメントシステム認証>
国際的なISO規格に則り、工場などの「組織を管理する仕組み(マネジメントシステム)」を認証します。
ISO認証として代表的なISO 9001(品質)やISO 14001(環境)の他、JIAでは食品や自動車に関する認証も行っています。
コンプライアンスの重要性が叫ばれる中、認証を取得していることは、信頼できる組織として企業価値を上げることに繋がります。
<森林認証>
世界では、違法伐採が問題となっています。適切に管理された森から、違法に伐採された材が混じらずに製品になっているかどうかを確認し、認証するのが森林認証です。
JIAでは、PEFC認証、SGEC認証、FSC認証の3種類の森林認証を行っています。
製紙、建材、印刷など様々な企業がJIAのお客様です。
●仕事内容●
~ガス機器の検査・認証~
◆検査員 【東京検査所、名古屋検査所、大阪検査所】
公正・中立な第三者認証機関として、市場に出回る前のガス機器の安全や性能を検査し、認証しています。製品の事故を未然に防ぐため、安全性を支える重要な役割です。入会後は、検査員としてキャリアをスタートしていただく予定です。
◆検査事務[1] 【東京検査所、名古屋検査所、大阪検査所】
検査申請受付などのメーカーとのやり取りや、検査に必要な設備・機器の管理を担当します。
◆検査事務[2] 【認証技術部】
各規程(検査基準)の見直しや新規作成、検査・認証業務全体の統括、国際会議への出席などを行います。
~ガス機器の設置に関する講習・書籍出版~
◆講習講師 【教育講習部】
ガス機器の設置に関する資格について、講義を行います。ガス機器に関する専門的な知識が必要です。
◆講習事務 【教育講習部】
各講習の受付業務など、受講者とのやり取りを担当します。
◆書籍出版 【教育講習部】
ガス機器の設置基準に関する専門書の取りまとめ・販売を行います。関係各所との綿密な調整の上、数年ごとに改訂を行います。
~ISOなどのマネジメントシステム認証~
◆審査員 【QA事業部】
ISO認証などの審査を行います。ISO審査員資格を取得するためには、数年間の実務経験の後、外部機関の試験に合格する必要があります。JIAでは、中途採用としてJIAに入会された審査員の他、JIA内で資格取得のため経験を積まれている方、外部の委託審査員などが活躍しています。
◆審査事務 【QA事業部】
審査員のバックアップ業務を行います。お客様と審査員のコーディネートや、報告書のチェックなどの事務作業を行います。
~その他~
◆国家試験運営 【教育講習部】
◆総務・人事 ◆経理 【総務企画部】
職種別に仕事を知る
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技術系総合職
2025年4月は、技術系総合職を5名前後採用予定です。
技術系総合職として、入会後は出身学部・専攻に関わらず、技術職として経験を積んでいただきます。
まずはガス機器等の「検査員」としてキャリアをスタートしていただきますが、将来的には、
ガス機器の設置に関する講習の「講習講師」、ISO等の「審査員」などの仕事に携わることが可能です。
福利厚生・研修・社内制度
- 社宅・独身寮あり
- 財形貯蓄制度あり
- 年間休日125日以上
- 異動希望を申請できる
- 海外研修制度あり
- 資格取得支援制度あり
福利厚生・社内制度
<給与>
・大学卒 232,600円
・修士修了 254,800円 (2024年4月実績)
手当:通勤手当、超過勤務手当、休日勤務手当
(単身赴任者には赴任手当や帰省手当があります。)
退職金:あり
賞与:年2回(6月、12月)
昇給・昇格:年1回(4月)
<保険>
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
<休日・休暇>
週休2日制*(土・日)、国民の祝日、年末年始、年次有給休暇*(初年度10日、最高20日)、夏季休暇、慶弔休暇、傷病休暇、ボランティア休暇ほか
*入会初日から10日間の有休休暇が付与されます。
*基本はカレンダー通りのお休みですが、9月の最終日曜日のみ、国家試験運営のため出勤日です。
*1時間単位の時間有休を取得することができます(1年につき5日分まで)。
<制度>
○「福利厚生倶楽部」に入会しています
宿泊、育児、介護、グルメ、レジャー、リラクゼーション、自己啓発などの各サービスをお得な価格で受けられます。
○共済会
JIAと職員でお金を出し合い、福利厚生や慶弔費用をまかなう仕組みです。
慶弔金、入院見舞金、災害見舞金等が給付されます。
(結婚祝金(初婚)70,000円、入院見舞金(本人)30,000円……など)
毎月の共済会費は、お給料の1000分の1(上限500円)天引きされます。
○社宅制度
転居を要する異動(転勤)を命じられた場合、転勤者への社宅制度(借り上げ社宅)があります。
社宅については、JIA側の条件を満たす物件の中から、職員本人に入居する物件を選んでいただきます。
研修制度
<研修制度>
新入職員研修、階層別研修(通信教育を含む)、自己啓発補助、海外留学、語学研修、各種技術研修ほか
<キャリアコンサルティング制度>
教育研修制度の一環としてキャリアプラン申告制度があります。毎年1回直属の上司とご自身のキャリアプランについて話し合う制度があります。
やりたい仕事や、高めたいスキル、異動希望等について申告できます。
<内部資格制度>
メインとなるガス機器の検査員の他、将来的な仕事としてはISOの審査員、
講習会の講師等、協会内の資格制度があります。
自己啓発支援
・自己啓発補助:自己啓発として受講した講習や資格試験等について、JIAが受講料・受験料の一部を補助します。
・TOEIC受験料補助:TOEICを受験した際に、協会が受験料を全額補助します。(1回/年度)
職場環境
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平均残業時間
(月間)8.7 時間 -
平均有給休暇取得日数
(年間)13.2日
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役員および管理職に占める女性の割合
役員: 20.0%
管理職: 12.5%
有給休暇・平均残業時間
2023年度の平均有給休暇取得日数は13.2日です。
失効有給休暇を傷病休暇として積み立てできます(傷病休暇最大40日。平均有給休暇取得日数に傷病休暇取得日数は含みません)。
1時間単位の時間有休を取得することができます。
2023年度の月平均所定外労働時間は8.7時間です。
平均にすると18:00頃には退所できるため、平日夜に習い事に通う職員もいます。
最終更新日:
社員について
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平均年齢46.9歳
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平均勤続年数18.1年
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新卒採用者数と離職者数(過去3年間)
2024年度:採用人数6名、うち離職者数0名
2023年度:採用人数4名、うち離職者数0名
2022年度:採用人数3名、うち離職者数0名 -
新卒採用者数の男女別人数(過去3年間)
2024年度:男性0名、女性6名
2023年度:男性3名、女性1名
2022年度:男性1名、女性2名
最終更新日:
会社概要
創業/設立 | 1967年9月13日 |
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本社所在地1 | 東京都港区赤坂1-4-10 JIAビルMAP |
事業所 | ■東京都港区 ・本部:総務企画部/認証技術部 ・JIA-QAセンター (東京都港区赤坂1-4-10 JIAビル) ■東京都板橋区 ・東京事業所:東京検査所/教育講習部 (東京都板橋区小豆沢4-1-10) ■愛知県小牧市 ・名古屋事業所:名古屋検査所/JIA-QAセンター名古屋支店 (愛知県小牧市間々原新田字下芳池328) ■大阪府大阪市 ・大阪事業所:大阪検査所/大阪講習チーム/技術センター/JIA-QAセンター大阪支店 (大阪府大阪市淀川区三津屋北2-22-62) |
代表者 | 理事長 中西英夫 |
基本財産 | 5億3000万円 |
事業収入 | 34億円(2024年3月期) |
職員数 | 170名(2024年4月現在)
役職員:136名 嘱託・契約職員:31名 パート:2名 出向:1名 |
上場区分 | 非上場 |
沿革 | 1967年9月 協会設立 1968年2~4月 東京検査所、大阪検査所、名古屋検査所開設 1968年4月 液化石油ガス法(略称)に基づく検定機関として指定される 1971年5月 ガス事業法に基づく検定機関に指定される 1979年11月 特定ガス工事監督法(略称)に基づく講習機関に指定される 1993年6月 JIA-QAセンター設立 1994年9月 日本適合性認定協会(JAB)からマネジメントシステム認証機関として認定される(QAセンター) 1995年3月 ガス事業法に基づくガス主任技術者試験の指定試験機関に指定される 1996年5月 RvAからISO/IECガイド62に基づく品質マネジメントシステム審査登録機関として認定される(QAセンター) 1996年7月 ISO 14001の審査登録業務開始(QAセンター) 2000年10月 ガス事業法に基づく認定ガス工作物検査機関として認定される 2003年2月 SWEDACからISO/IECガイド65に基づくEPDの認証機関として認定される 2003年8月 消費生活用製品安全法に基づく特別特定製品の認定検査機関として認定される 2004年1月 SWEDACからISO/IECガイド65に基づくPEFCのCoC認証機関として認定される 2004年3月 ガス事業法に基づく特定ガス用品の登録検査機関として登録される 2004年3月 液化石油ガス法(略称)に基づく特定液化石油ガス器具等の登録検査機関として登録される 2004年3月 ガス事業法に基づく登録ガス工作物検査機関として登録される 2005年3月 土壌汚染対策法に基づく指定調査機関として指定される 2005年7月 IATFからISO/TS 16949の審査登録機関として認定される(QAセンター) 2006年4月 工業標準化法に基づく登録認証機関として登録される 2006年8月 消費生活用製品安全法に基づく特別特定製品の登録検査機関として登録される 2008年1月 JABからISO 22000の認証機関として認定される(QAセンター) 2010年1月 東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」における検証機関として登録される 2011年2月 オランダアムステルダムにJIA-QAセンター欧州支店を開設 2011年4月 一般財団法人へ移行 2011年5月 東京都より特定建設業の許可を取得 2011年5月 埼玉県「目標設定型排出量取引制度」における検証機関として登録される 2012年3月 JABからFSSC 22000の認証機関として認定される(QAセンター) 2012年6月 緑の循環認証会議(SGEC)から森林管理(FM)、林産物(CoC)認証機関として登録される 2012年9月 産業環境管理協会からカーボンフットプリント(CFP)のシステム認証機関として登録される 2012年9月 特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する講習(資格講習、認定講習、再講習)機関に指定される 2015年10月 JABから森林認証SGEC-FM、SGEC-CoC、PEFC-CoCの認証機関として認定される(QAセンター) 2016年2月 エコーネットコンソーシアムからエコーネットライト規格に基づくAIF仕様適合性に関わる認証機関/試験機関として認定される 2017年2月 JABからJFS-Cの認証機関として認定される(QAセンター) 2019年3月 ASIからFSC(R)の認証機関として認定される(QAセンター) 2021年6月 JABからEMC試験基準に基づくISO/IEC17025認定試験機関としてとして認定される 2021年8月 電気用品安全法に基づく適合性検査の登録検査機関として登録される |
理念 | JIAは質の高いサービスの提供を通じて、安全で安心な暮らしの実現に貢献し、 いつの時代にも社会に必要とされる存在であり続けます。 |