事業内容 |
1921年、茨城県稲敷郡阿見町に霞ヶ浦海軍航空隊の設立が決まり、 飛行場建設工事と土浦から阿見へ道路整備に大量の排水管が必要となりました。
当時、コンクリート製の井戸枠をつくっていた創業者 中川延四郎のもとに、 排水管の製造依頼が届き、延四郎は三千本のコンクリート管を作ることに。
これが中川ヒューム管工業株式会社のはじまりです。
以来、全国各地の開拓・疎水事業を通じて、国土建設に貢献。 2020年には100周年を迎えました。
ヒューム管は1910年にオーストラリア人のヒューム兄弟によって発明された遠心力鉄筋コンクリート管で、アニメドラえもんの空き地にある土管を思い浮かべていただくと分かりやすいです。 主に灌漑(かんがい)用水や下水道管として用いられ、最近ではゲリラ豪雨などの浸水被害対策でも、 雨を一時的に地下に貯留する施設として活躍しています。
ここ30年のヒューム管の布設延長は、地球2.1周に相当する84,000km。 地下で皆さんの暮らしを支えています。
「自社の生み出す製品、付加価値を通じて国土建設に貢献する」 「最大の企業たらずとも最良の企業たるを期す」 創業以来、2つの経営理念をかかげ、時代のニーズに合う製品、技術開発を続けています。 |