事業内容 |
当社で販売している商品は、表面がフライス加工された金属材料です。納入先は地元の諏訪の企業をはじめ、長野県や山梨県にお客様が多くいらっしゃいます。営業エリアとして、「出荷したら翌日に荷物が到着する」ことを狙って始めた経緯があるからです。だからこれまで、自社便を仕立ててお客様のところまで商品を運ぶということにこだわっておりました。 ところが新型コロナ感染症が流行を始めてから、「直接来ないでくれ。」というお客様が出始めました。これを商機ととらえ、営業エリアの拡大を始めました。宅急便や運送業者にお願いしての納入が全く失礼に当たらない世の中になりそうだからです。
当社の営業戦略は次のようになります。 1) 鋼材は、できるだけたくさんの種類を当社でストックしておく。 お客様が鋼材を在庫で持てば、それが資産となり、税金を納めなくてはなりません。それだけではありません、流動資金が減ります。だからお客様は当社を倉庫代わりに使いたくなります。 2) 切断機やフライス盤は当社でフル稼働させる。 単に鋼材を当社からお客様に横流ししたのでは、お客様では機械やそのオペレータを用意して待っていなければなりません。それらの加工をすべて当社で請け負います。お客様は、鋼種と厚み、幅、丈といった寸法を当社に注文するだけで、ほしいサイズの金属プレートが翌日に手に入ります。人材やお金といった経営資源を、金属プレートの加工に費やす必要がなくなります。
便利に当社を使っていただくには、当社も当然、それなりの努力が必要です。お客様がどのような装置を開発され、どのような材料を必要とするであろうか、営業活動を通して情報を仕入れておきます。その上で、まだ来ない注文書を見込んで材料を調達します。このリスクを当社が負うわけですが、500社以上のお客様を抱えることでこのリスクを低くしようと努力しています。製造の常識として、余計な在庫を持たない事が経営上最も重要です。当社も売れる見込みのない材料を購入してはなりません。しかしいったん注文が入ったら、「材料がない。」という言い訳は許されません。お客様によっては、特殊な鋼種を必要とされることもあります。当社としては、注文が来るであろう鋼種はできるだけ揃え、ある程度の余裕を持った在庫量を抱えなければなりません。
また注文を受けて翌日に出荷するためには、当社にそれに対応できる仕組みの構築が必要です。どのような仕様の切断機やフライス盤が何台必要か、それらの製造設備を動かすオペレータは何人必要か、また機械を動かす指示を出す生産管理システムはどのような仕様が使い勝手が良いのか?商品の性格上、同じ仕様の注文がリピートで入って来ることは余りありません。ほとんどが一品料理です。お客様が言ってくださる「ありがとう」の言葉を糧に、オペレータとその上司は、新規品と毎日格闘しています。 |
創業/設立 |
1998年06月 |
本社所在地1 |
長野県諏訪市豊田123-5 |
電話番号 |
0266-57-7455 |
本社所在地2 |
山形県山形市東山形2-12-22 |
事業所 |
本社 東北営業所 フィリピン Stahl materials Philippies, Inc. フィリピン Cebu Sales office |
代表者 |
代表取締役 林 直也 |
資本金 |
1,200万円 |
売上高 |
17億円(2022年05月現在) |
従業員数 |
103名(2023年04月現在)(正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトを含む) |
上場区分 |
非上場 |
主要取引先 |
金属加工会社を中心に、長野県内外500社以上 ※コロナ禍でありますが、お客様からの口コミで新規にお客様を獲得しています。 |