事業内容 |
1994年、ケーブルテレビ山形は、多くの方々のご協力とご支援により、山形市に誕生しました。 当時は「ケーブルテレビ」という言葉すら、耳に馴染みがなかった時代であり、山形県では米沢市に次いで2番目のケーブルテレビ会社の設立となりました。 その後、自分で好きな時に好きなチャンネルを選べる、スポーツや映画や音楽などの多くの専門チャンネルから“選択”できるという、ケーブルテレビの多チャンネル化(現在では64チャンネルを放送中)が、少しずつ地域の皆さんから受け入れられていきました。 現在は、全国総世帯数に占めるケーブルテレビ局への加入数は2,918万世帯にのぼり、普及率52.5%に達しており、国民の半数以上が各地区のケーブルテレビ局を通して、テレビライフを楽しんで頂いております。 また、1999年からはインターネットサービスも開始し、多チャンネル放送とインターネット配信を一緒にご家庭まで届けられるようになり、『放送と通信の融合』の時代に突入しました。 その流れは、2014年開始のケーブルラインサービスや、2015年開始のダイバー光ネットサービスという、今まではNTT様が単独で行っていた電話事業やフレッツ光サービスに代わるサービス内容を提供できるまで進んできました。 さらには、『フェイスブック』や『ツイッター』、『ユーチューブ』などのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した情報発信や、『アクトビラ』『みるプラス』などのレンタルビデオ店のように自分が見たい番組や映画を選択し、その分だけの料金しか発生しないという、ペイパービューサービスも開始しております。 プロバスケットボールチームの『パスラボ山形ワイヴァンズ』のスポーツ会社の運営や、『ムービーオンやまがた』の映画事業との関わりなど、リアルメディアとも連携し、事業は多様化の一途をたどっています。 しかし、これはテレビだけではなく、パソコン、タブレット、スマートフォン、シアタースクリーンという、視聴形態が、5つの出口〈ファイブスクリーン化〉になってきているという国民のニーズへの対応、利用者目線による組立てが、会社の“体”を変化させていると確信しております。 今まさに、時代の要請や、社会の潮流に適応した会社運営が求められ、特にメディア企業の場合は、お客様が映像や音楽や情報を、どのツールで受けとられるのかが大切であると思います。 4K/8K放送等の高品質映像に対応し、U-NEXT社やスカパーJSAT社とのコラボレーションをさらに進化させ、新しいVR技術やAI、それに対応したライフスタイルの多様性、人々の思考や行動の多様性、社会の形態の多様性を取り入れることが求められています。 より複雑化し、多様化した社会や、人々の心の中に、しっかりと大切なエッセンスを届けられる企業として、役職員一同、全力で邁進していく覚悟でございますので、これからも変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。 |