事業内容 |
日本セラミック株式会社は「社会に真価の製品を届ける開発型企業です」。強誘電体セラミック、フェライトの材料開発をスタートとして半導体技術と融合させ、赤外線センサ、超音波センサ、電流センサ、磁気センサ、ガスセンサの開発・製造・販売を行いさらには電子回路と一体としたモジュール、完成品まで展開している電子部品メーカーです。 センサの種類によって異なりますがセンサは社会で発生するいろんな現象、状況の認識をする最初の部分なのです。各社で商品化される機器の中に入りますのでNiceraのブランド名は表に出ないですが社会の安心・安全・利便性・環境に貢献しさらには車の自動運転にまで貢献するセンサの1つとなっています。 各種センサがどのように社会に貢献しているか代表例を説明いたします。 焦電型赤外線センサは防犯業界で侵入者の検出を行い安心・安全に貢献。サーモパイル及びサーモパイルモジュールはエアコンでの部屋の温度分布を計測、電子レンジでは庫内の調理物の温度を非接触で測定し調理に生かし利便性に大きく貢献しています。超音波センサーは車の周囲の物体を検出しバックセンサー、コナーセンサーとして異常を知らせます。更には停止時および低速走行中の車の周囲を監視し自動運転の補助、更にはブレーキと連動することによりアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故防止にも貢献しています。 電流センサは環境にやさしい電気自動車、ハイブリッド車に搭載されバッテリーの充放電監視、駆動モーターのインバーター制御へと使用され非常に貢献しています。また産業機器ではエレベーター昇降、電動フォークリフトなどのモーターのインバーター制御に活躍しています。NDIR方式のガスセンサーでは炭酸ガスの濃度を検出して空調の制御に貢献しています。電子回路モジュールは主に照明業界に供給されLED照明の制御、調光、人感機能などシーンに合わせた演出を行いいろいろな環境に役立っています。
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創業/設立 |
1975年06月 |
本社所在地1 |
鳥取県鳥取市広岡176-17 |
電話番号 |
0857-53-3600 |
事業所 |
本社テクニカルセンタ(マザー工場併設)、南栄事業所(鳥取市)、安長事業所(鳥取市)、 先進技術開発研究所(鳥取市)、その他生産拠点としては中国(2工場)、フィリピン工場があります。 ◆本社テクニカルセンタ(マザー工場併設) 強誘電体セラミックの材料開発、赤外線センサ、超音波センサの開発・製造、その他管理部隊が有ります。 ◆南栄事業所 電子回路モジュール、電流センサの開発及び管理部隊と一部生産部隊があります。 ◆安長事業所 フェライトの材料開発及び試験生産ラインを持ちマスプロに対しての対応をします。 ◆先進技術開発研究所 半導体関係の開発を行います。特にMEMS工法。また一部半導体に工程を使用するセンサの部分を生産。 ◆中国、フィリピン工場 日本から生産移管される製品の製造に特化しています。
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代表者 |
代表取締役社長 谷口 真一 |
資本金 |
109億9,447万円 |
売上高 |
232億5,800万円(2022年12月現在) |
従業員数 |
323名(2022年12月現在) |
上場区分 |
/東証 |
主要取引先 |
車業界、防犯業界、産業機器業界、家電業界、照明業界の企業が主体 |