株式会社奈良機械製作所

株式会社奈良機械製作所の企業情報

株式会社奈良機械製作所

【機械|プラントエンジニアリング|商社(機械・精密)】

98年の歴史を持つ粉粒体処理装置メーカー!
食品・医薬から石油化学・バイオマス等に至るまであらゆるモノづくりに不可欠な「粉」。当社は粉粒体処理装置一筋の総合メーカーです。

  • 企業理念・ビジョンが特徴的

  • CSR活動に積極的

  • 顧客視点のサービス

  • 海外事業展開に積極的

  • シェアNo.1サービスあり

私たちの魅力

事業内容
■日本初!電動の高速衝撃式粉砕機を開発~2020年、機械遺産に登録!

私たちは、1924年の創業以来一貫して粉粒体処理装置の製造に取り組んできました。
「粉粒体処理」と言うと少々難しく聞こえますが、簡単に言えば「粉作り」です。この「粉作り」、古くは風車、水車、石臼等が使われていました。しかし時代が進むともに精度や大量生産の面でこうした装置では対処しきれないようになり、創業者奈良自由造は苦心の末、電動型の高速衝撃式粉砕機を完成させました。今では電動が当たり前ですが、私たちは、電気を用いた高速衝撃式粉砕機を日本で最初に作り出した企業なのです。
「粉作り」はその後も高度化しながら現在に至っています。パンやお菓子等の食品、粉薬・錠剤等の医薬品、紙おむつ・ベビーパウダー等のヘルスケア製品、電化製品・ペットボトルといった石油原料の製品等々。こうした様々なモノづくりを「粉作り」の面で支え続けてきた私たち奈良機械製作所の「粉粒体処理」は、その産業技術史上の価値が認められ2020年に粉砕機の初号機が一般社団法人日本機械学会が認定する「機械遺産」へ登録される栄誉に預かりました。
(国立科学博物館 産業技術史資料データベース/Youtube 機械遺産No.102「自由粉砕機 第1号機(奈良式高速衝撃粉砕機)」ご参照)

事業・商品の特徴
■開発型企業としての飽くなき挑戦

「粉作り」は我が国の発展とともにものすごいスピードで高度化が進んできました。私たちもそうした「時代のニーズ」に合わせ、単に粉を作るだけに留まらず、大量生産を実現するために「乾燥」させる、使いやすさを高めるために「粒状」に加工する等の新技術の開発を実現してきました。
例えば1980年代半ばに開発した「ハイブリダイゼーションシステム」という装置。これは、ミクロン(1mmの1000分の1)単位の非常に小さな粒子を別の粒子の表面に打ち付けることにより、粒子の表面を変えてしまうという画期的なもので、現在でもUVカットのファンデーション、コピー材のトナー、リチウム電池の電極材などの新素材開発で幅広く活かされています。
その他にも極限までクリーンな衛生環境を追求する食品、医薬業界に向けた自由粉砕機由来の「スーパークリーンミル」や封じ込め技術に対応した「グローブボックス」、高粘度処理物でも粉砕可能な湿式超微粉砕機「マイクロス」等、創業者奈良自由造の「開発精神」は、現在まで脈々と私たちに受け継がれています。

事業戦略
■世界に広がるNARAの技術!

この世は世界規模でモノが溢れています。ですから当然私たちへのご要望もワールドワイドです。時には年間売上高の半分以上が海外向け、という年度もあります。
奈良機械製作所は海外のお取引先へのニーズ対応として、ドイツ、韓国に海外拠点を設けているほか、本社から直接海外出張することも珍しくなく実に社員の約6割が海外出張経験者です。配属後1年以内に海外出張することも普通で、やる気と実力があれば若手でも責任ある仕事を任されるのが私たち奈良機械製作所の風土です。

私たちの仕事

~事業内容~
粉粒体処理装置の製造・販売ならびに粒子設計等のトータルエンジニアリング
《取扱品目》粉砕機、乾燥機、混合・造粒・整粒機、微粒子設計等の表面改質装置など

■モノづくりに必要不可欠な粉粒体処理
私たちは創業以来100年近くに亘り、一貫して粉粒体処理装置という産業用機械を造ってきました。
パン、お菓子等の食物、飲み薬のような私たちの口に入るものから、化粧品、ペットボトル、ヘルスケア用品、電化製品等の石油を原料とする製品、最近だとEV車のリチウムイオン電池やバイオマス燃料、大豆ミート・昆虫食といった代替タンパク質といった高機能製品の分野に至るまで、私たち奈良機械製作所のお取引先は、幅広い業界に亘っています。

 ・チョコレートを作るためにカカオを「粉砕」する…原料を粉にする
 ・食品ラップを成形する前に樹脂を「乾燥」する…粉を乾かす
 ・錠剤の有効成分を分散させるために「造粒」する…粉を粒にする
 ・リチウム電池の電極材を詰めるために「表面改質」する…粉の表面の状態を変える
                                     等々。

粉粒体処理と一言でいっても、その内容は多岐に亘ります。それらは時代の移り変わりとともに今も進化し続けています。私たちは今後も立ち止まることなく開発型企業として技術力の向上を追及し続けていきます。

■お取引先のニーズに、積み重ねてきたノウハウで最適な提案を
私たちの暮らしが高度で多様になるのに合わせて、お取引先のニーズも高度化、多様化が進んでいきます。ですから私たちは単純に汎用品として製造した「粉を作る機械」を売るのではなく、お取引先と何度も話し合いを重ねながら、いわば「オーダーメイド」でお取引先と一緒に機械を作り出していきます。
こうしてお取引先との議論の積み重ねの過程で得られた発見等が私たちのノウハウとなっていき、そしてまた次の機械製造、開発に活かされていくのです。

■これからの粉粒体処理に求められること
食料から耐久消費財に至るまで、我々の周りに溢れている様々なモノは私たちの生活を豊かにしてくれます。ただこれからは自分たちだけが豊かなら良いという考えではダメで、私たち一人ひとりがSDG‘sについて意識しながら生活していくことが求められます。
地球環境に配慮した暮らしを実現するために私たち人類が追求しなければならないことは無限です。だから「粉」は未来永劫不可欠なものといえるのです。時代の変化にしっかり対応しながら良き企業市民の一員として社会的責任を果たす。それが私たち奈良機械製作所の使命です。

はたらく環境

社風
■モノづくりを間近で感じられる喜び

本社には実験室や工場が併設されているため、実験の進捗状況や製造現場がすぐ確認できる環境にあります。また社内の雰囲気も気軽に他部署とのコミュニケーションが取れ、情報共有や知識習得がスムーズに行える等「風通し」はとても良いです。これが当社の強みです。
こうした各部署の社員が、お取引先のニーズに対して案件毎に営業、設計等の各部署から集められ「チーム」として対応します。それぞれのメンバーが持つ知見を結集して案件に当たり、無事に製品が完成した時の喜びはひとしおです。

職場の雰囲気
■社員同士の交流も盛ん

100年近い歴史を持つ機械製造業者である当社。一見固そうに思われますが、けっこう中身は柔軟(?)です!社内行事も多く、例えば11月11日の「創立記念日」。これは毎年多くのお客様を迎えて全社員で祝いますが、志向を凝らした出し物があり、合唱をしたり、有名アーティストになりきってラップを歌ったりと、部署が違い普段なかなか会うことのない社員とも一緒に作り上げます。
ちなみにこの創立記念日のイベントは、元々戦前に「例祭」と称し近隣住民、商店街を巻き込んだ地域密着型の行事として毎年11月に開催したことが起源です。近年では普通にCSR(企業の社会的責任)という言葉が使われますが、私たちはこうした言葉がない時代から、謂わば「CSRの走り」ともいえる活動を行ってきました。
他にも、「いちご狩り」「ボウリング大会」など様々なイベントが行われています。最近はコロナ禍で自粛を余儀なくされることが多いですが、それでもスポーツ、音楽、バイク、アニメ等様々な共通の趣味で、社員同士が活発にコミュニケーションをとっています。

企業概要

創業/設立 創業 1924年/設立 1933年
本社所在地 東京都大田区城南島2丁目5-7
代表者 代表取締役社長 奈良自起
資本金 4,000万円(授権資本金1億6,000万円)
売上高 32億3,100万円(2022年3月期)
従業員数 159名 (2022年03月現在) 男性118名・女性41名
主要取引先 化学:旭化成、三菱化成、信越化学、東レ、帝人化成
化粧品:資生堂、花王
食品・飲料:カルビー、味の素、日清製粉、アサヒビール、キリンビール、サントリー
医薬品:武田薬品工業、第一三共、大正製薬
電機:ソニー、パナソニック、キヤノン、日立製作所
その他:京セラ、日本たばこ産業 他
事業所 本社/東京都大田区
北海道サテライト/北海道千歳市
四日市工場/三重県四日市市

関連会社
奈良機械販売(株)/大阪府大阪市
Nara Machinery Europe(ヨーロッパ支店)/ドイツ
N.M.KOREA Co.Ltd./韓国
関連リンク ホームページ https://www.nara-m.co.jp/
機械遺産動画 https://youtu.be/V1BYwvvXnAo
機械遺産特設サイト https://www.nara-m-meh.jp/
沿革 1924年 前身の奈良商店を創業
1925年 高速衝撃式粉砕機の創製に成功
1933年 (株)奈良機械製作所設立
1951年 奈良式瞬間乾燥装置の製作・販売を開始
1956年 中小企業庁より、合理化モデル工場として指定
1966年 大阪市に系列会社、奈良機械販売(株)を設立
1986年 現在地(東京都大田区城南島)に工場・事務所を新設・移転
1986年
微粒体表面改質装置「ハイブリダイゼーションシステム」の製作・販売開始
日経年間優秀製品賞を受賞
1993年 ドイツに奈良機械ヨーロッパを開設
1994年 科学技術庁長官賞を受賞
1999年 北海道千歳市に北海道サテライトを開設
2001年 ナノ粒子を生成する「レーザーアブレーションシステム」の製作・販売を開始
2004年 ISO14001(環境マネジメントシステム)を取得
2008年 経済産業省より「元気なモノ作り中小企業300社」に選定
2009年 経済産業省より「雇用創出企業」に選定
2013年 特許庁より「特許活用優良企業」に選定
2015年 90周年記念「コロキウム」(技術講演会)開催
2020年 高速衝撃式粉砕機の初号機「自由粉砕機」が機械遺産に登録