火力発電は燃料を燃やし、発生させた蒸気でタービン・発電機を回して発電するのが一般的です。しかし、私たちが運転しているIGCCという発電システムは、石炭を特殊な技術でガス化しガスタービンを回し、排熱を利用し蒸気タービンを回すコンバインドサイクル発電という方式です。この技術は運用が難しく、実際に商用稼働しているのは世界に数社のみです。高い発電効率と環境負荷の低さが特徴です。このユニット一基で人口35万人のいわき市の消費電力をゆうにまかなえます。同時に二酸化炭素は従来より2割削減、燃焼後に残るスラグはセメントやアスファルトに再利用されています。
地域に密着した事業展開
シェアNo.1サービスあり
特許やオンリーワン技術あり
自己資本比率40%以上
設立50年以上の企業
私たちの魅力
- 事業内容
- 世界各国が見学に訪れる、環境にやさしい新技術。
当社は、東北電力、東京電力グループ企業の一員として、昭和30年の設立以来60年以上にわたり周辺地域(いわき市を中心とした福島県南部、茨城県北部)に電力を安定的に供給しています。
石炭火力発電の中ではもっとも効率の高い石炭ガス化複合発電(IGCC)方式によりクリーンな発電を行い、CO2排出低減に努めています。
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170万kWを誇る発電設備
私たちの仕事
◆技術職
火力発電設備の運転・保守などを行っています。
◆事務職
総務・人事・広報・経理・財務などの管理業務を行っています。
企業行動指針の一つに「個人の尊重と風通しの良い活力ある企業風土づくり」を掲げています。従業員一人ひとりの人格、個性を尊重し、お互いに連携し、自由活発な意見が交わされる風通しの良い活力ある企業風土づくりを推進しています。
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技術・事務ともに働くフィールドは幅広い
はたらく環境
- 組織の特徴
- 私たちの使命、電力の安定供給です。
2011年3月11日、強い揺れとともにユニットが停止しました。その後、1.5mにもおよぶ津波が襲い、足元にある機器類は浸水し発電所の機能は全て停止してしまいました。海水が引いたあとの残された泥の撤去、ユニットの修繕、各施設の点検など作業は山積みでした。しかし、協力会社、地域住民のご支援、ご協力をいただきながら、「一日も早く復旧し電力を供給する」という強い使命のもと復旧作業を進めた結果、わずか3か月半後には発電を再開することができました。
その後、原子力発電の代替として石炭火力発電はベースロード電源に位置づけられ、今日もフル出力での運転を継続し、地域の皆さまに安定した電気を送り続けています。
夏に開催するお祭りや、社会科見学、小学生を対象とした環境・エネルギー教室など、様々な形で地域の皆さまとの交流に努めています。
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勿来発電所全景
企業概要
創業/設立 |
1955年12月23日 |
本社所在地1 |
東京都千代田区神田須田町一丁目1番地 神田須田町スクエアビル7階 |
本社所在地2 |
福島県いわき市佐糠町大島20 |
代表者 |
取締役社長 高野 剛 |
資本金 |
560億円 |
売上高 |
721億円(2022年3月期) |
従業員数 |
225名 (2022年04月現在) |
事業所 |
【本社】 東京都千代田区神田須田町一丁目1番地 神田須田町スクエアビル7階
【勿来(なこそ)発電所】 福島県いわき市佐糠町大島20番地 |
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