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”ダイレクト出版で扱うのは、まだ日本に入ってきていない海外のマーケティングに関する知識だったり、大手メディアに載らない国内言論人の知識だったりします。
私の仕事は、国際政治に関する時事問題をデジタルコンテンツというかたちで発信すること。単に大手メディアが報じるような情報を提供しても意味がないので、より幅広く、かつコアな情報を届けています。そのためにクライアントである言論人の方々と定期的に打ち合わせをして、コンテンツのテーマや内容の方向性を決めるのが主な仕事内容です。
また、国際政治のユニットリーダーを担当。普通の会社ならメンバーの業務管理がメインになると思いますが、当社では一人ひとりがプレイヤーでありながらマネジメント的なこともするので、私自身、プレーヤーとしてマーケティング業務に携わりつつ、メンバーが力を発揮できるようサポートに注力しています。
当社に入って実感したのは、自分の考えや行動を言語化する力が大切だということ。当社では何か失敗しても、結果だけを見て怒られるようなことはありません。それよりも、「どんな狙いがあったのか」を説明できるかが問われるんです。言い換えると、仕事にしっかり向き合っているかということ。正解・不正解にかかわらず自分の中に答えがあれば、今後の改善策が見えてきます。こうした改善のプロセスが苦にならない人は、当社で成長していけると思います。
私も常に「どうしたらより良いコンテンツを多くの人に届けられるだろうか」と考え、チームメンバーと話し合いながら試行錯誤しているし、そうしたことがとても楽しいですね。”
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入社を決めた理由を教えてください。
イキイキ働く先輩社員に、社会人のイメージを覆される
”大学で学部とサークルが同じだった友人からダイレクト出版の存在を教えてもらい、興味をもったのがはじまりです。「どんな会社なの?」と聞いても、よく分からない答えが返ってくるだけだったので、とりあえず会社見学に行くことに。想像以上に綺麗なオフィスにインパクトを受けましたが、それ以上に社員の方々が真剣かつ楽しそうに働いている姿が印象に残りました。当時は、「大学生活が人生最後の夏休み。後は耐えながら働くのか」と思っていたので、いい意味で””社会人””に対するイメージを覆されました。
そして社員の方々と話してみると、みなが職人のようで、仕事以外の時間も学び続けていることが伝わってきたんです。こうした姿を見て、「ここなら文句を言いながら働くのではなく、前向きにがんばれそうだ」と思い、入社することに決めました。
実際働きだしてからもその時のイメージのままで、正直、学生時代とは比べ物にならないほど学ぶ習慣がつきました。こうした姿勢は、今後の人生において確実にプラスになると感じています。”
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思い出に残る仕事
先輩のアドバイスで視野が広がる
”今所属している部署に異動し、最初に担当した大きな仕事が600人規模の講演会でした。最初は楽しそうだなとしか思っていなかったのですが、いざ集客に着手してみると、思いの外むずかしく苦労する羽目に・・・・。よく考えてみると、それまで自分が経験したことのない規模でした。そんな状態でうまくいくはずありません。
なかなか席が埋まらず、開催日が近づくにつれ不安も大きくなっていきました。そんな危機的な状況を切り抜けられたのは、先輩や他のメンバーのフォローでした。特に「一度に600人集める施策を考えるのではなく、一人に来てもらえる施策を600個考えることが大事」というアドバイスは、“目からウロコ”でした。それからとにかく手数を増やし、最終的には満席に。当日はたくさんのお客様とお話することができて、「素晴らしい講演でした」という声もいただき、大きな達成感を得ることができました。当時のことを思い出すと今でも冷や汗が出る思いですが、良い経験をさせてもらったと思います。”
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今後の目標・将来の夢
今より一人でも多くの人にクライアントの知識を届けたい
”「政治家のレベルは国民のレベル以上にはならない」という、国際政治学者である藤井厳喜先生の言葉の通り、政治を考えるための基礎となる知識を、一人でも多くの人に届けていきたいと思っています。
そのためには、新聞と同じくらい多くの人を対象にしたメディアをつくる必要があるのかなと。大きな規模で影響力を与えられるメディアを目指しています。”
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学生時代に打ち込んだこと
今しかできないことを全力で取り組む!
”とにかく、時間に余裕のある学生時代にしかできないことをやろうと意気込んでいましたね。まず約1年間、フランスに留学。ワインの生産をテーマにマーケティングを勉強しました。その他にもバックパッカーとして世界を旅してまわったりもしました。
こうした経験で学んだのは、人は簡単には分かり合えないということ。こういうと誤解を招きそうなので言い換えると(笑)、自分の意見をしっかり言葉で伝えないと、深いところで理解できないという意味合いです。また一度説明して伝わらなかったら、違う角度から伝えることも大事。文化や価値観が異なる人と、どうコミュニケーションをとるか、真剣に考えるようになりました。”