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私の所属する住宅建材課では、「素材」「加工品」「遮音関連」「空調関連」「ハウスメーカー関連」の5つの主要ビジネスラインがあります。その中で私が主に担当しているのは「素材」の取引です。例えば、フラットバーと呼ばれる平らな棒材・板材などを、鉄鋼メーカーから仕入れ、土木関連の2次加工製品を製造しているメーカーへ販売しています。また最近は海外の加工メーカーへの輸出業務にも携わっています。国内ビジネスがメインの当社において、海外業務に携われているのは非常に貴重な経験です。
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入社を決めた理由を教えてください。
素の自分が出せる会社
入社理由は大きく二つあります。一つは商社という業界では、商品力ではなく人間力を売りにして商売ができること。中でも、「鉄鋼」を専門に扱うこの業界は、長い歴史のある業界であるがゆえに、「私を売りにして仕事ができる」と感じました。もう一つの理由は、「素の自分」で当社の面接に臨むことができたためです。当社の採用活動では一切取り繕うことなく自然体のまま受けた結果、内定を頂くことができました。自分らしさを受け入れてくれる会社で活躍したいと思い、入社を決意しました。
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仕事のやりがいは・・・
努力が報われた時
新規のお客様や新たな案件に取り組む際は、私自身の知識が不足していることもあって、スムーズに商談をまとめることができないこともあります。入社5年目とはいえ、まだまだ勉強の日々です。お客様からある部材について引き合いがあったときのことです。私はその部材について全く商品知識がなかったため、社内の関連部署の人に聞いてみたり、社外の協力会社にヒアリングを行ったりして情報収集を行いました。地道な作業で時間もかかりましたが、自分が手に入れた知識を活かして提案を行い、受注に至ったときは大きなやりがいを感じました。またその結果、同じお客様から別の案件で引き合いを頂くなど、新たな商売に繋がっています。
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こんなときに成長を実感!
「自分」を頼ってもらう
3年目になった頃から、社内外問わず相談を受けることが多くなったように感じています。社内であれば私の携わる業界や加工メーカー、鉄鋼素材などについての情報や協力会社の紹介を求められたり、社外であればお客様から新たな案件の引き合いを頂いたりするケースが増えています。ある新規案件で、「まずは井上さんに声かけてみたよ」とお客様におっしゃって頂けたときは、非常に嬉しかったです。お客様とは密なコミュニケーションを心がけており、最近はプライベートをともに過ごすような方もいらっしゃいます。日々築き上げてきた人間関係や、自身の知識が信頼につながった結果なのかなと思っています。
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今後の目標・将来の夢
知識の幅をとことん広げる
当社は「鉄」の専門商社ではありますが、ひと口に鉄と言っても膨大な数の商材を扱っています。したがって、所属している住宅建材課で扱っているもののみならず、他部署で行われている業務や商材にも興味を持って知識量を増やすことで、新たなビジネスにも活かせるのではないかと考えています。また輸出入業務の知識もさらに広げるべく、貿易関係の勉強もしています。輸出入業務は社内でも限られた部署でしか行っていないので、「井上は海外の鉄鋼事情も知っている」という自身の新たな存在意義を見出すためにも、チャレンジしたいと考えています。