群馬県警察本部
【警察】
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警察の仕事の魅力はなんですか?
警察の仕事は、何よりもまず、住民の安全・安心な生活を守ることです。「社会貢献」という意味でも大きなやりがいを感じることができます。職務はときに厳しい面もありますが、県民の安全・安心を自分が最前線で支えているという「充実感」をきっと実感できるはずです。
警察官の仕事は大変ですか?また、危険な仕事はありますか?
警察官は「地方公務員」であり、福利厚生は充実しています。しかし、県民の生活を守る仕事ですから、休日や就寝中であっても、事件・事故が発生すれば現場に駆けつけることが必要な場合もあります。また、犯人と対峙するなど危険な現場に遭遇することもあり、日々の厳しい訓練等によって、安全に職務を執行できるように警察官一人ひとりが努めています。
自分の特技や資格、経験を活かすことができますか?
現代社会で発生している多様な犯罪に対処するため、警察にも情報処理技術や外国語など、様々な特技を活かすことのできる仕事がたくさんあります。また、採用後にそうした資格を取得し、自らのスキルアップをしている者もいます。
白バイ隊員や刑事になるためにはどうしたらいいのですか?
警察学校を卒業し、交番勤務を経て各専門部門での勤務となりますが、各部門への登用は、本人の希望、適性、能力、実績などを総合的に判断し行われます。誰にでもチャンスはありますが、自分の希望する職種について積極的に勉強するなどの姿勢が大切になります。
泊まりを伴う勤務はありますか?
警察官の場合は、交番勤務員、機動捜査隊員など:3日に1度の当番勤務警察本部勤務員、警察署本署勤務員月に数回程度の宿直勤務があります。一般職員の場合は、本部勤務員だと男性職員月に数回程度の宿直勤務女性職員2~3か月に1回程度の日直勤務(泊まりを伴わないもの)があります。
男性と女性に仕事の違いはありますか?女性は結婚や出産後も働けますか?
警察職員の仕事には男女の区別はありません。特に警察官は、警察学校での武道の訓練や授業などについても男女の差はなく、ともに警察官としての気構えや体力が必要になります。しかし、女性用学生寮が整備されているほか、出産による休業制度も設けられており、職場復帰後も組織がしっかりとサポートを行います。
採用された後のことを教えてください。
警察職員に採用されると職種によって期間等に違いはありますが、必ず警察学校に入校し、研修を受けることになります。これは、警察官は第一線で勤務するための知識や体力、一般職員は職員としての心構えや集団生活を身に付ける必要があるためです。それぞれの研修期間は、警察官は大卒者で約6ヶ月間、高卒者など大卒以外の者は約10ヶ月間一般職員は学歴を問わず約1ヶ月間となっています。警察学校は全寮制で、土日祝日を除いて、学校内で生活します。入校中も給与が支給されるため、研修そのものが仕事です。詳しい警察学校での授業風景(警察官)などは群馬県警察HP採用案内をご覧ください。
警察学校ではどのような研修を受けるのですか?また生活は厳しいですか?
警察職員の職務は県民の生活を守ることにあり、特に警察官は、犯人を制圧するための武道はもちろん、法律などの知識も必要となりますので、その研修は決して易しいものではありません。しかし、その全てを教官が一から分かりやすく指導します。また、志を同じくするたくさんの仲間と寝食をともにすることにより、警察官としてはもちろん、社会人としても大きくスキルアップすることができるため、とても大切な研修です。一般職員の場合、警察官のような武道訓練はなく、集団生活を通じて協調性を養ったり、警察職員としての心構えを学んだりと、様々なカリキュラムが組まれています。
群馬県警察で働くためにはどうすればいいですか?
群馬県警察で勤務するためには、職種を問わず「採用試験(又は選考考査)」を受験し、合格することが必要です。
採用試験はみんな同じ試験を受けるのですか?
採用試験は希望する職種や受験する人の学歴・年齢によって、出題される問題などが違います。例えば、警察官にはA区分・B区分の2つの試験区分がありますが、A区分では大卒程度、B区分では高卒程度の問題が出題されます。職種や試験区分によっても受験できる条件は違いますので、詳しくは該当する採用試験ページをご覧ください。
県外出身者や、新卒以外の者は採用試験には不利ですか?
出身地や過去の職歴によって、採用試験で不利になるということは一切ありません。警察全体が実力本位の組織ですので、受験資格を満たしていれば全ての人に平等にチャンスがあります。
武道の経験がありませんが警察官になれますか?
武道経験の無い人も警察官になれます。毎年採用される警察官の中で、武道の経験がある者はほんの一部です。警察学校入校後に柔道か剣道を選択し訓練を受けますが、ほとんどの者は武道経験は無く、一から指導を受けますので心配はいりません。
大卒と高卒では仕事内容や昇格に違いはありますか?
警察組織は実力本位であることから、学歴や年齢による仕事の差はなく、大卒でも高卒でも仕事内容は同じです。ただし、採用時の初任給や昇任試験を受験できるまでの期間は異なります。
警察職員の勤務場所を教えてください。また、転勤がありますか?
群馬県警察には警察本部と県内16の警察署があり、群馬県警察に採用された者はこのいずれかで勤務することになります。警察職員は採用後警察学校で研修を受け、卒業後に各勤務場所へ配属となります。また、「人事異動」により、数年に一度勤務場所や業務内容が変わりますが、これは警察職員が複数の勤務場所や仕事を経験する必要があるためです。異動は本人の希望や適性、家庭の事情などを考慮したうえで行われます。
階級や昇任について教えてください。
警察官は、採用されたときから「階級」が与えられます。群馬県警察官(地方公務員)に採用される場合、「巡査」として採用されます。最高位は「警視正」です。この階級は勤務年数や年齢で自動的に上がるものではなく、「昇任試験」というものに合格することによって上がっていきます。