一般財団法人日本ガス機器検査協会

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【協会|調査・研究・シンクタンク|一般(その他)サービス】

日本ガス機器検査協会(JIA)は公正・中立な第三者認証機関として、
幅広い事業で「社会の安全」と「ものづくりの発展」に貢献しています。

協会名にもなっているガス機器の検査認証事業は、JIAの基盤事業です。
現在日本で流通している家庭用ガス機器のほぼ全てに、JIAの「認証マーク」が貼られています。
しかし、JIAはそれに甘んじることなく、時代の変化に合わせた様々な業務を展開しています。

現在は電気用品の認証や、ISOなどのマネジメントシステム認証、森林認証、土壌汚染調査などの環境関連事業も展開。
あなたの活躍できるフィールドが、きっとあります。

  • 多角的な事業展開

  • シェアNo.1サービスあり

  • 安定した顧客基盤

  • 自己資本比率40%以上

  • 設立50年以上の企業

私たちの魅力

事業内容
製造事業者と消費者をつなぐ第三者認証機関として、安全で安心な暮らしの実現に貢献する仕事です

JIAを業種で分類すると「サービス業」になります。「公正・中立な第三者認証機関として、企業などに『認証』を提供する」サービスを行うことで、利益を得ています。

ガス機器の多くは、製造されたメーカーでも厳しい品質のチェックが行われています。
しかし、「第三者」、つまりメーカーでも消費者でもない中立な立場であるJIAが検査を行い、認証することで、高い信頼性が担保されます。
そのため、JIAの検査員には、検査基準に則り、小さなことに妥協せず公正に判断をくだすことが求められます。

JIAが認証したガス機器には、合格の証として認証の種類に応じたマークが貼付されます。
この認証マークがあることで、消費者の方はそのガス機器が基準を満たしたものであることを一目で知ることができます。

事業・商品の特徴
様々な場所で、身の回りの暮らしを支える認証マーク

ご家庭で使われているガスこんろ、給湯器、ガスオーブンなどのガス機器のほぼすべてが、JIAの認証品です。ガスをご利用のご家庭であれば、家の中の様々なところでJIAの認証マークを見ることができます。
家庭用のガス機器には、消費者の方の安全に配慮した機能が多く搭載されています。それらの機能が正しく働くか、厳しい基準に則って確認するのもJIAの役割です。

また、JIAでは業務用のガス機器の認証も行っています。
飲食関係のアルバイトをされていて、厨房で大型のガス調理機器や食洗器を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭用のガス機器よりも火力が高く、安全機能も少ないことの多い業務用ガス機器ですが、事故を防ぐためにJIAの認証が大きな役割を果たします。JIA認証を受けた機器は、厨房で働くスタッフや、お店を訪れるお客様の安全を守っています。

ビジョン/ミッション
暮らしの安全を守れる人財を育成することも社会貢献の一環です

ガス機器を安全に使用するには、ガス機器が正しく設置されていることも非常に重要です。
JIAでは、ガス機器の設置に必要な資格の試験や講習の運営を行い、ガス機器の安全に従事する人を育てる事業も実施しています。
また、講習や試験に加え、ガス機器の設置基準に関する専門書のとりまとめや販売も行っています。図面やイラスト、具体的な事例を活用し、現場で設置工事をする方が理解しやすいようわかりやすくとりまとめています。

また、ガス設備に関する「ガス主任技術者」という国家資格の試験運営も行っています。
この試験問題を決定する委員会の運営や、合格発表・免状の交付といった資格者の管理など、一連の試験業務を請け負っています。
毎年9月の最終日曜日が試験日となっており、この日は職員一丸となって試験の運営に当たっています。全国の会場のいずれかの場所で、会場管理員や試験監督として試験をサポートします。

私たちの仕事

JIAは1967年の設立以来、ガス機器関連事業を基盤として成長し、現在はISO関連事業や環境関連事業を展開しています。
ガス機器の検査で培った技術やノウハウを活かし、新しい領域で事業を開拓していくことができる点はJIAの強みの一つです。

<ISOマネジメントシステム認証>
国際的なISO規格に則り、工場などの「組織を管理する仕組み(マネジメントシステム)」を認証します。
ISO認証として代表的なISO 9001(品質)やISO 14001(環境)の他、JIAでは食品や自動車に関する認証も行っています。
コンプライアンスの重要性が叫ばれる中、認証を取得していることは、信頼できる組織として企業価値を上げることに繋がります。

<森林認証>
世界では、違法伐採が問題となっています。適切に管理された森から、違法に伐採された材が混じらずに製品になっているかどうかを確認し、認証するのが森林認証です。
JIAでは、PEFC認証、SGEC認証、FSC認証の3種類の森林認証を行っています。
製紙、建材、印刷など様々な企業がJIAのお客様です。

<土壌汚染調査・対策工事>
JIAは土壌汚染対策法に基づく指定調査機関として、土地の土壌汚染状況の地歴調査・土壌調査を行っています。
また、実際に汚染が確認された際の汚染土の対策工事、工事に伴う解体工事まで、JIAではワンストップで対応することができます。


<仕事内容の一例>
~ガス機器の検査・認証~
◆検査員 【東京検査所、名古屋検査所、大阪検査所】
公正・中立な第三者認証機関として、市場に出回る前のガス機器の安全や性能を検査し、認証しています。製品の事故を未然に防ぐため、安全性を支える重要な役割です。近年は、検査員としてキャリアをスタートされる方が多いです。

◆検査事務[1] 【東京検査所、名古屋検査所、大阪検査所】
検査申請受付などのメーカーとのやり取りや、検査に必要な設備・機器の管理を担当します。

◆検査事務[2] 【認証技術部】
各規程(検査基準)の見直しや新規作成、検査・認証業務全体の統括、国際会議への出席などを行います。


~ガス機器の設置に関する講習・書籍出版~
◆講習講師 【教育講習部】
ガス機器の設置に関する資格について、講義を行います。ガス機器に関する専門的な知識が必要です。

◆講習事務 【教育講習部】
各講習の受付業務など、受講者とのやり取りを担当します。

◆書籍出版 【教育講習部】
ガス機器の設置基準に関する専門書の取りまとめ・販売を行います。関係各所との綿密な調整の上、数年ごとに改訂を行います。


~ISOなどのマネジメントシステム認証~
◆審査員 【QA事業部】
ISO認証などの審査を行います。ISO審査員資格を取得するためには、数年間の実務経験の後、外部機関の試験に合格する必要があります。JIAでは、資格をお持ちで中途採用としてJIAに入会された方の他、JIA内部で資格取得のため経験を積まれている方、外部の委託審査員などが活躍しています。

◆審査事務 【QA事業部】
審査員のバックアップ業務を行います。お客様と審査員のコーディネートや、報告書のチェックなどの事務作業を行います。


~環境ソリューション事業~
◆土壌汚染調査・対策工事 【環境ソリューションセンター】
調査・工事の計画、現場での施工管理、報告書の作成を担当します。

◆土壌汚染調査・対策工事の事務 【環境ソリューションセンター】
書類上の調査(地歴調査)のほか、お客様とのやり取りを担当します。


~その他~
◆国家試験運営 【試験センター】
◆総務・人事 ◆経理 【総務企画部】

はたらく環境

職場の雰囲気
小規模の組織なので一人一人の働きがよく分かります。

約200名と決して多くはない人数で様々な事業を展開しているため、電気を専攻されていた職員が燃料電池の検査を担当する、英語の得意な職員が国際会議に出席する、など、職員それぞれが自身の経験やスキルを活用して働いています。
(文系出身で検査員として長年キャリアを積まれている職員や、理系出身で事務員としてJIAを支えている職員もおり、一概に文理の出身によってキャリアコースが分かれるわけではありません。)

JIAの社風として、「先輩に質問しやすい雰囲気である」と答える若手職員が多いです。
仕事柄か、真面目な方がとても多い印象です。困った時は、先輩が最後まで付き添って、若手職員の疑問を解消してくれます。

企業概要

創業/設立 1967年9月13日
本社所在地 東京都港区赤坂1-4-10
代表者 理事長 中西英夫
基本財産 5億3000万円
事業収入 38億円(2022年3月)
職員数 194名 (2022年04月現在) 
事業所 ■東京都港区 
・本部:総務企画部/認証技術部/環境ソリューションセンター
・JIA-QAセンター
(東京都港区赤坂1-4-10 JIAビル)

■東京都板橋区
・東京事業所:東京検査所/教育講習部/ガス主任技術者試験センター
(東京都板橋区小豆沢4-1-10)

■愛知県小牧市
・名古屋事業所:名古屋検査所/JIA-QAセンター名古屋支店
(愛知県小牧市間々原新田字下芳池328)

■大阪府大阪市
・大阪事業所:大阪検査所/大阪講習チーム/技術センター/JIA-QAセンター大阪支店/環境ソリューションセンター大阪営業所
(大阪府大阪市淀川区三津屋北2-22-62)

採用連絡先

〒107-0052
東京都港区赤坂1-4-10
一般財団法人 日本ガス機器検査協会(JIA)
総務企画部 総務・人事グループ 並河
TEL:03-5570-5981
FAX:03-5570-5991
E-mail:jia-saiyo@jia-page.or.jp