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入社1年目~4年目まで開発部で研究開発を、入社5年目~現在は技術部で製造業務を行っています。学生の頃は生物化学を専攻していて、入社当時、化学のことはほとんど何も分からない状態でしたが、周りの先輩方にサポートしてもらい、少しずつですが自分の出来ることの幅が広がっていっているのを実感しています。また、社内出向システムで技術部製品課での業務も経験させてもらいました。今までやったことのない業務でしたが、出向の経験は非常に貴重で、そこで得た経験を現在の製造業務に活かせていると思います。同仁化学は周囲にサポートしてくれる先輩が多くいて、また社内出向のシステムがあるので視野を広げることができ、人財育成をしっかりしてくれる会社だと思います。人財育成が会社の成長に繋がる考えがあり、学生の時に化学専攻でなかった人も大勢活躍しています。
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入社を決めた理由を教えてください。
学生の時に学んだことを活かせそうで、色んな部署で仕事をするのも面白そうだったから
実験が好きだったので、初めは研究職を中心に就職先を探していました。しかし、就職活動をしていくなかで、研究職だけじゃなくもっと色んな可能性があるように感じ、「色んな部署で勤務できる方がいいのでは?」という思いに変わっていきました。そんなことを考えながら研究室で実験をしている時に、当時使っていた同仁化学の試薬を見て、熊本に試薬メーカーがあることを知りました。私は九州の出身なので、出来れば九州で就職したいとも思っていて、募集要項を見ると[総合職採用]と書いてあったので、説明会に行くことを決めました。会社説明会で研究開発や製造など技術職だけでなく、マーケティング部や総務部など色んな部署で勤務する可能性があること、またその時に各部署の先輩方が仕事の紹介をしているのを聞きました。「学生の時に学んだことを活かしつつ、色んな部署で仕事をするのも面白そう!」と思ったのを覚えています。内定の連絡を受けた時は他社の入社試験も進んでいましたが、すぐに就職活動を終え、同仁化学に入社することに迷いはありませんでした。
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今だから話せる大失敗
やるべきことを後回しにしてしまった失敗談
大きな事故やミスは今のところ経験はありません(と思っています)が、失敗はたくさんあります。特に印象に残っているのは入社1~2年目の頃、測定装置の不具合を部内に連絡していなかったことでの失敗談です。同仁化学では測定装置や設備の保守や点検のため、それぞれの機器類に担当者が割り当てられおり、何かあった際はすぐに担当者が対応するようにしています。当時私は業務に追われバタバタとしており、担当していた測定装置が不具合により使用できない状態であることを周囲に伝えることを後回しにしてしまいました。私が連絡をするより先に先輩が使おうとして使えなかったことで迷惑をかけてしまい、せっかく準備したサンプルや試薬をムダにしてしまいました。当然厳しく指導を受けました。やらなければならないことをしなかったこと、優先順位を間違えたことを反省し、以後同じことがないように注意しています。よく報連相が大事だと言われますが、まさにその大切さを痛感したエピソードの一つとして、後輩にも自分の失敗談を話してみんなで注意しようと伝えています。
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思い出に残る仕事
会社になかった製品を生み出した製品開発
これまでやってきた仕事がどれも私の中では重要な価値ある経験をしてきたと思っています。強いて言えば仕事自体というより、自分で担当した新製品はやはり思い出に残っています。何度実験しても上手くいかないことの方が多く、心が折れそうになりながらも、「次はこうしてみよう」と考えながら実験をするのは楽しかったです。苦労した分その製品にも愛着が湧きますし、今まで会社になかったものを創り上げた瞬間やそれが売り上げに繋がった時は素直に嬉しいです。使ってくれたお客様と面談してディスカッションすることも研究開発の面白いところだと思います。全国を飛んで回って研究者の方々と面談したり、学会で発表をしたりしたのもいい経験でした。同仁化学の研究開発は「製品を発売するまで」が仕事ではなく、お客様の声を聞きフォローする、その製品をより良くする、次の開発テーマに繋げる、といった活動をしていくので、製品発売後も開発者として色んな活動をする点も魅力的だと思います。
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こんなときに成長を実感!
後輩社員に指導をする時や社内出向後の周囲からの「変わったね!」と言われる時
まだまだ未熟なところが多くありますが、後輩社員に質問された時や指導した時には、当然ながら入社当時できなかった事ができるようになっているので、少しは成長したかなと思います。質問に答えたり、指導をすることで自分自身も勉強することができますし、一緒に成長できているように感じられ、仕事のやりがいにもなっています。また、社内出向終了後、上司や先輩から「変わったね!」とよく声をかけてもらえます。物の見方や考え方の視野が広がったことや行動が変化したことを言ってもらえて、そこでも成長を実感できています。ただ、上述のようにまだまだ成長しなければならないところがたくさんあります。日々の業務を通じて周囲と一緒に成長していきます!