株式会社ゼンショーホールディングス
【フードサービス|食品|商社(食品)】
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私は現在、インドネシアに駐在してCOO(Chief Operating Officer)として業務を行っています。インドネシアは世界4位の2.8億人の人口を誇り、平均年齢が29歳、生産年齢人口(15~64歳)が人口の64%を占めており、人口の90%がイスラム教徒という国です。 私の仕事は、人種・宗教・民族文化が生み出す多様な価値観を融合させながら、事業を発展させることです。現在は1つの業態しかありませんが、近い将来に複数業態を出店したいと考えています。そのために数年後には現在の店舗数の3倍以上、50店舗を展開できる仕組みづくりと現地のスタッフ教育に取り組んでいきます。 日本国内で過ごしていた頃から自己啓発は行っており、それは国内でも海外でも変わりません。「我以外皆我師」という言葉通り、事業に関わる様々な方から学ぶことは多くあります。世界から飢餓と貧困を撲滅するという理念のもとに、必ずこれからも成長を続けるゼンショーで皆さんと働くことが出来る日を楽しみにしています。
ゼンショーは人間の生活において基礎となる「衣食住」の中の「食」の分野で世界中にビジネスを展開し、成長を続けてきました。「衣」「住」は、万国共通で「良いもの」は受け入れられるように思いますが、「食」となると話は違います。 私が駐在しているブラジルでは、日本とは異なり牛肉の脂を嫌う傾向があるため、日本と同じ商品では受け入れてもらうことが出来ないので、脂の少ない商品を開発する必要がありました。海外においては、常に味覚や嗜好の変化にアンテナを張り、お客様ファーストで考えることが非常に大変です。しかし、これだけ難しい「食」の海外展開は非常に多くのやりがいやロマンを感じますし、その先にある世界中に卓越した仕組みを作ることで、ゼンショーはこれからも成長を続けることが出来ると確信しています。