福山通運の特長と強み

- 福山通運の物流サービスの特長は、どんな荷物でも運ぶこと。多数の物流企業は自社のトラックを持たず外部企業に委託するが、福山通運は自社の拠点から自社のトラックで自社のドライバーが輸送する。荷物も封筒1枚からフォークリフトで上げ下げするような重量物まで。


- すべての荷物を自社のネットワークと自社の従業員で輸送する。これが福山通運が輸送品質を最高レベルにキープできる大きな理由だ。そして、サービス品質も忘れてはいない。お客様本位でそのニーズに応え、満足度を高めていくことは福山通運のポリシーである。また、ビックデータを使用して、中、長距離トラックの運行予定をダイヤ化している。


- いま福山通運は、予てより運送業界における人手不足問題や政府が推進する「働き方改革」等を受け、グループをあげて業務の見直しによる効率化等、様々な取り組みを実施している。平成29年10月16日より日本で初めてとなる車両全長25mのフルトレーラー「ダブル連結トラック」を導入し、愛知県名古屋市と静岡県裾野市間において運行を開始。また、平成30年10月1日より日曜日の配達・集荷を中止にした。70年間休まず走り続けてきたが、これから会社が成長するために必要なことは従業員を守ること。業界で初の取り組みとなった。

福山通運の事業
トラック輸送を中心に物流事業を展開する福山通運は、全国を網羅する400の配送拠点を自社で確保する、数少ない大手物流企業です。きめ細かいネットワークと最新の情報システムを駆使し、荷主のさまざまなニーズに合わせて迅速でスムーズな物流サービスを提供しています。保有するトラックは約15,000台。鉄道とトラック輸送を組み合わせたモーダルシフト輸送も積極的に展開しています。また、海外に多くの拠点を持つグローバルパートナーと連携し、企業の海外拠点から国内まで、通関業務を含めた複合一貫輸送も展開中。倉庫への保管業務と合わせ、荷主のあらゆるニーズに応えています。
- ネットワーク事業
- 1日3~4万トンの荷物が400箇所の事業所の間で同時に動いています。400箇所の事業所を結ぶ輸送網を駆使して、全国どこへでも輸送を可能にしています。「親切・丁寧・迅速な輸送」は、創業以来変わらない、福山通運のポリシーです。

- ロジスティクス事業
- 北海道から沖縄まで全国に倉庫機能拠点があり、海上輸送・通関~保管・流通加工~国内配送までの業務を一括管理することが可能です。

- 国際事業
- 日本からアジア地域をメインとした輸出入船舶輸送・航空輸送サービスや、日本全国の14ヵ所に所在する通関拠点で高品質なサービスを提供しあらゆるお客様へのご要望にお応えいたします。

福山通運を支える仕事
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- 労務管理
- 従業員の時間管理、勤務計画、入社退社手続きを行います。
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- 運行管理
- 運行指令表の作成、乗務割表の作成、点呼の実施を行います。
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- 品質管理
- 発送登録、配達指示、在庫管理を行います。
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- 経理管理
- 運賃請求、燃料・人件費等経費処理を行います。
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- 顧客管理
- 新規顧客獲得、既存顧客ルート訪問を行います。
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- システム管理
- 社内システムの保守・運営、新システムの構築を行います。
やりがいと働きやすさ

- 同期との絆は、どの会社よりも強い。
- どこの会社よりも同期の仲が良い自信があります。そうなれたのは社宅に入ったおかげ。研修中、新入社員は社宅に入る制度があるのです。本音を言うと初めはイヤイヤでしたが、みんなで過ごすうちに悩みを打ち明けたり、励まし合ったりして絆が深まりました。

- 一つの目的に向かうシンプルで強い組織。
- 社内には和気藹々とした雰囲気があります。もちろん、お客様からお預かりした荷物を丁寧に扱うこと、その点についての厳しさは徹底していますが、ドライバーの人たちも、私たち事務員総合職の社員も、そしてパートの従業員も、みんな仲がいい。話がしやすく、相談しやすい雰囲気があり、働きやすい職場です。たぶんそれは、お預かりした荷物を確実にお届けするというシンプルで、しかし奥の深い業務に全員が一丸となって向かっているからだと思います。人間ですから、どこかでミスが出ることもある。しかし、そのときの対処は毅然としていて早い。この組織の強さと魅力を感じます。

- 上にも横にも風通しの良い組織。
- 「大きな組織だけれど、かしこまりすぎていない」――それが入社後の最初の印象でした。老舗のイメージが強く、企業規模も大きいので、“お役所的”なのではと危惧するところがあったのですが、まったく違いました。入社当初は分からないことが多く、他部署に聞きに行くこともたびたびです。そのようなときも、聞きやすい雰囲気で、上司との距離感も近く、いろいろ相談もできました。今は引っ越し事業の拡大に組織的に力を入れていますが、支店長だけではなく、3支店の担当者が集まって施策を話し合っています。こうした現場感覚を持っていることも、組織の柔軟性や若さにつながっているのだと思います。
- 日本の物流を支える
