-
八王子事業所は、八王子市内はもちろん、青梅市や埼玉県の近隣、さらには山梨県など幅広いエリアを担っています。その中、私は南にあたる町田市を担当。多種多様な住宅設備機器や管材などのルート営業と、商品の配送を並行して推進しています。通常はその日に納品が予定される商品を配送車に積んで出発。現場へ納品しながら、ルート内にあるお客様を訪問し、商談を進めていきます。商談はまずお客様のニーズや市況に合わせて見積もりを出し、交渉が折り合えば、発注から納品という流れになります。1日のスケジュールは納品さえ確実に完了できれば、自分のペースで営業活動をすることも可能。一方でプロとしての自己管理が求められる仕事です。
-
入社を決めた理由を教えてください。
「ここならば自分を活かせる」
学生時代から「人と接する仕事に就きたい」と考え、食品店や服飾店でのアルバイトを経験しました。そして、「衣」「食」と経験したので、就職活動の時は「住」に関わる業界へ進もうと考え、大学卒業後は不動産関連の会社へ入社したのです。それから数年間をこの業界で過ごしたのですが、時間が不規則で家族と過ごす時間も作れない――そんなライフスタイルを変えたいと考えて転職を決断。それで巡り会ったのが、浅野機材でした。決め手は所長をはじめ、ここで働く人々とフィーリングがマッチしたこと。現在所属する八王子事業所で面接を受けたのですが、オフィスの雰囲気がとても良く、「ここならば自分を活かせる」と実感できたからなのです。
-
私のモットー
挨拶と笑顔
社会人になってから大切にしていることがあります。「挨拶と笑顔」。今もこの基本を忘れずにお客様と接することが、私にとっては大切なモットーになっています。仮にお客様が沈んでいらっしゃる時でも、私から「こんにちは!」と元気に声をかければ、自然とその場がなごむものです。また、当社の営業には、住設機器に関する豊富な商品知識が必要とされます。それに加えて、私自身は求められた時に迅速な提案ができるように、お客様それぞれのニーズに応じた商品情報の蓄積を心がけています。そして、商材を仕入れる住設機器メーカーさんとの良好なコミュニケーションも重視しながら、ビジネスのプロセスをスムーズに動かす努力をしています。
-
仕事のやりがいは・・・
浅野機材の井上といわれる存在になる。
確かに私たちの仕事は、住設機器や管材などを売る営業です。ただし、多くのお客様から「浅野機材から買いたい」と言われなければ、ビジネスとして成立しないのです。そのため、普段の取引やコミュニケーションを通じて、まずは「浅野機材の井上」という存在を認識してもらうことが肝心。つまり、自分に信頼を置いていただけるお客様を増やすことは、大きなやりがいだと思います。たとえば、私の携帯電話に突然連絡が入り、急遽足りなくなった商品をスピーディに納品できれば、信頼度はさらに高まります。そうしたチャンスを着実にモノにしながら、当社のビジネスフィールドを広げているのです。特に新規開拓ではその醍醐味が存分に味わえますね。
-
思い出に残る仕事
新規顧客を獲得し、受注の突破口を開く
今、私は新規開拓に尽力しています。既存のお客様とは異なり、信頼づくりもまさにゼロからです。受付で名刺を置くことから始まり、まずは浅野機材という会社を知ってもらう。次の段階は井上という人間のセールスポイントをアピールしていきます。タイミングを見計らって訪問して資料やカタログを渡し、仕入れ担当者とお話しできるチャンスがあれば、市況をからめて当社の有意性を話す。そんなくりかえしを3~4カ月続けて、いくつかの新規顧客を獲得できたのです。その時は心から「苦労が報われた」と大きな達成感を味わいました。しかも、従来は取引が少なかった工具店や土建会社からの受注でしたので、ひとつの突破口を開いた思いでしたね。