OCCは国内唯一の通信用海底ケーブル(電線)メーカーとして創業し、2020年6月に創業85年を迎えました。主力製品である光海底ケーブルは現在、福岡県北九州市の工場で生産しておりますが、既に30万キロ超(地球を7周以上の距離です)の生産実績を有しており、当社とアメリカ、フランスにある3社で世界ナンバーワンのシェアを競っております。また、通信キャリアを初めとし、鉄道会社や電力会社様向けの各種通信用ケーブルを栃木県上三川町の工場で生産しております。大手企業を含めた価格競争が年々激しくなる中、当社は海底ケーブルの製造ノウハウを生かし、海底地形や地質調査、海底資源探査などを行う海洋観測機器向け特殊ケーブルや海底地震・津波観測システム向け海底ケーブルなど、独自の分野にも進出し、他社との差別化を目指すとともに、通信ケーブルをとおした社会インフラの整備で社会貢献を行うことを目指しております。
顧客視点のサービス
過去10年赤字決算なし
無借金経営
経験や年功を重視
自己資本比率40%以上
私たちの魅力
- 事業内容
- 技術と品質で地球サイズのコミュニケーションを支えています。
世界の「光通信ネットワーク」の整備・発展に欠かすことができない「光海底ケーブル」。OCCは1935年の創業以来、「光海底ケーブル」を始めとする通信ケーブル事業をとおして世界の通信インフラの構築に携わってきました。OCCの光海底ケーブルは高強度・高品質のケーブルとして世界中に認められており、例えば日本からアメリカまでは9,000km、海の底に人知れず敷設されています。
また、光海底ケーブル以外の各種電線も開発、製造し身近なところから深い海の底までOCCの製品はさまざまな場所・分野で使用されています。
- 事業・商品の特徴
- 世界中のどことも通信が出来るように。「光海底ケーブル」
今この瞬間に、世界中で共有される膨大な情報。その99%は光海底ケーブルが担っております。皆さんがパソコンやスマートフォンで動画を見たり、海外で行われる様々なスポーツ中継を観戦したりする、そんな日常は、実は世界中に張り巡らされた光海底ケーブル網が支えているのです。
最新の光海底ケーブルに使われている光ファイバは、1本で1秒間に3,840ギガビットのデータ通信ができるようになっており、その光ファイバを1本のケーブルに何本も速く正確に入れ、水深8,000メートルの深海の水圧でも耐えられるケーブルを作り上げるのが当社の技術です。
日本に届けられる情報のほとんどは当社の製造した光海底ケーブルを通して伝送されてきており、設計寿命は25年間。世界の今を光の速さでつなげ、皆さんの生活を支えています。
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光海底ケーブルのサンプル
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光海底ケーブル製造過程
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光海底ケーブル(外装ケーブル)
- ビジョン/ミッション
- 世界中のどこでも通信が出来るように。「M-PACケーブル」
現代の情報社会では、様々な場所に光ファイバ網を整備することが日本国内のみならず、世界中で必要となっておりますが、様々な用途、場所で使用、設置が可能な通信用の光ケーブルとして当社が生産しているケーブルが「M-PAC」です。ステンレスパイプに光ファイバを入れた軽量、細径なケーブルは張力、側圧、水圧等に強い特性を有し、気密性や防食などの長期信頼性も兼ね備えています。例えば自然環境を意識し、電柱などの設置が難しい地域では下水道を利用した光ファイバ網の設置など、様々な場面での利用が進んでおり、世界中のどこでも安定した高速通信が出来るようにすることがOCCの使命です。
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M-PACケーブル
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M-PACケーブルを製造している工場
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M-PACケーブルは様々な用途に応用されます
私たちの仕事
<研究開発>
新製品の設計・開発ならびに製品の改良、研究などを行います。
<生産技術>
製造、生産に関する技術の研究、機械装置の維持・管理などを行います。
<品質保証>
品質の維持、向上に関わる管理や指導・検査などを行います。
<技術営業>
お客様の要望にお応えすべく、技術者や製造現場のオペレーターと連携しながら各種提案を行います。
はたらく環境
- 社風
- 信頼を大切にする会社です。
OCCは
『お客様、株主様、関係会社様、社員、家族の誰からも信頼される会社』
であり続ける経営を実行することを経営指針としています。
そのための経営の3つの柱としては
・社会的信頼の確保
・「ダントツ」の品質を文化に
・盤石な経営基盤の確保
が挙げらています。
国内、国際インフラを構築する会社として社会的な信頼を得ることは必須、そのために社員の仕事の仕方や製品の品質には信頼を添えることが求められます。
- 働く仲間
- 「ダントツ」の品質を文化に。
OCCの経営の3つの柱の一つ『「ダントツ」の品質を文化に』が組織内においても根付いており、品質第一という社風に繋がっています。
社員のミッションは
・当たり前のことを当たり前にできる仕組みづくり
・世界No.1の安全・安心を提供できる製品づくり
・クイックレスポンスでお客様満足の更なる向上
となっており、物づくりのみならず社員それぞれの仕事に対して品質の向上を図っています。
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ケーブルの環境試験
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様々な材料を使用してケーブルを製造します
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様々な材料を使用してケーブルを製造します
- オフィス紹介
- 本社は「横浜みなとみらい」にあります。
OCCの本社は神奈川県横浜市の観光スポット、みなとみらいにあります。駅から直結のオフィスからは遠く富士山が見えます。
平日のみなとみらいは観光客や買い物客がいっぱいの休日とは全く違った雰囲気ですが、社員の内50名ほどがここで働いています。
- 組織の特徴
- 光海底ケーブルの生産拠点「海底システム事業所」(福岡県北九州市)は海に面した工場です。
OCCの光海底ケーブルの生産拠点は福岡県北九州若松区の工場地帯にあります。
製造した海底ケーブルをそのまま出荷できるよう、海の真横の敷地に事務棟と工場が並んでいます。
ドーム球場が何個も入る工場の広さに対してこの事業所で働く社員は160名程度。
それぞれの工程で広大なスペースが必要となる海底ケーブルビジネスに適応した工場です。
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海底システム事業所正門
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海底システム事業所 事務棟
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全景
- 職場の雰囲気
- 海に沈めない電線の生産拠点「上三川事業所」(栃木県河内郡上三川町)は自然の豊かな工場です。
OCCの海に沈めない各種電線の生産拠点は北関東、栃木県河内郡の上三川町に位置しています。
同じ町の中には大手自動車メーカの工場があり、OCCの工場は町内でそれに次ぐ規模を誇る工場となっています。
当社で一番歴史のある緑豊かな工場には80名ほどが働いており、春には桜の花に囲まれることも魅力です。
企業概要
創業/設立 |
創業 1935年(昭和10年)6月 設立 1948年(昭和23年)6月 |
本社所在地 |
〒220-6215 神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目3番5号 クイーンズタワーC 15階 |
代表者 |
代表取締役社長 伊藤 友一 |
資本金 |
22億5500万円 |
売上高 |
254億3800万円(2022年03月期) |
従業員数 |
正社員数:289名 (2023年01月現在) |
主要取引先 |
日本電気株式会社 住友電気工業株式会社 東日本電信電話株式会社 西日本電信電話株式会社 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ KDDI株式会社 独立行政法人海洋研究開発機構 東日本旅客鉄道株式会社 西日本旅客鉄道株式会社 小田急電鉄株式会社 東京電力株式会社 関西電力株式会社 九州電力株式会社 |
事業所 |
本社 神奈川県横浜市 工場 福岡県北九州市、栃木県河内郡上三川町 営業拠点 大阪府大阪市、福岡県福岡市 |
売上高構成 |
海底線分野91%、非海底(陸上)線分野9% |
株主(出資比率) |
日本電気株式会社(約75%)、住友電気工業株式会社(約25%) |
事業内容 |
海底光ケーブル及び関連製品、通信用陸上ケーブル、観測・探査用ケーブル、CATV用ケーブル、光ファイバケーブル、非電線商品、その他関連製品の製造・販売 |
採用連絡先
〒220-6215
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 クイーンズタワーC 15階
株式会社OCC 総務部 採用担当
TEL:045-330-6600
FAX:045-330-6606
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