ラーメン・スープ用紙容器、飲料用紙コップ、紙皿など食品用紙容器包材専業で業界トップクラス。食品・飲料メーカー、外食チェーンが主な取引先であり、英米企業にも技術を供与しています。その高い技術力が認められ、「グッドデザイン賞」・「日本パッケージングコンテスト」等でも当社の商品が受賞されています。
新商品・サービス開発に積極的
安定した顧客基盤
販売・調達ルートが自慢
設立50年以上の企業
オフィスの立地・施設自慢
私たちの魅力
- 事業内容
- 日本デキシーの誕生エピソード
国際的なスポーツイベント開催の年に日本デキシーは誕生しました。
高度成長期と共にライフスタイルも多様化していく中、コカ・コーラやマクドナルドの日本進出もあり、紙コップの需要も広がりました。
当時、コールド飲料用の紙コップは表面に蝋をコーティングしたワックスカップが主流でしたが、やがて市場ニーズの高まりと共に、両面ポリエチレンラミネートのカップに生まれ変わりました。
ファーストフード店ではホット飲料用に発泡スチロール製のカップが多く使われていましたが、耐衝撃性や、環境問題の顕在化、輸送コストがかかる等の問題点から、現在の紙製の断熱カップが開発されました。
時代と共に様々に変化するニーズにデキシーの紙容器は応えてきました。
紙コップは胴紙と底紙のたった二つの部品からできている最もシンプルな製品です。 そこに時代のニーズに応える付加価値をどう加えるか。 化学的な材料を加えて新しいものをつくることは簡単かもしれません。
デキシーは可能な限りシンプルを追求する中から技術開発力を培い、紙という自然から享受した材料の優しさ、安全性を生かし、環境負荷の低減やコストを抑え、紙製品としての美しさと便利さをお届けできる製品を開発し続けています。
シンプルだからこそ、様々な人のお役に立ち愛される”世界標準”が生まれます。
デキシーの紙容器はこれからも進化し続けます。
- 事業戦略
- 紙製品にあふれる可能性
皆さんが日頃何気なく手にしている、様々な紙容器。
原料は当然紙ですが、その他にも紙をコーティングする樹脂フィルムや、絵や文字を入れるインク等、色々な材料が使われています。そのような材料の研究や新素材の開発にも力を入れています。
また、紙容器を製造する為に必要な生産設備の設計や開発を行ったり、生産ラインの移設や改造、保守等も自社で行っており、当然機械や電気の知識も必要になってきます。
「紙容器=理系」のイメージが薄いかもしれませんが、理系学生の皆さんが勉強してきたことを活かせる仕事が当社にはたくさんあります。
- 企業理念
- 創業60年を迎える、生活を支える会社
私たちは、創業以来50年以上にわたり、人々の日常生活において必要不可欠である様々な商品を製造してまいりました。
最初は、紙コップなどで外でも暖かい飲み物を飲めるようになど、生活に溶け込む製品を提供してきましたが、
今では、生活に「プラスアルファ」をする、豊かなライフスタイルを皆様に提供できるよう邁進しております。
例えば、以前はピクニックで白い紙コップを使用していた皆さん。
それが、綺麗なデザインが施された紙コップを使用することで、気持ちも明るく、おしゃれに楽しんで頂くことも私たちの使命です。
長年をかけて築いてきた高い技術力を活かし、今よりも使い易く便利で、環境に配慮した製品開発に取り組み続けていくことで社会に貢献してまいります。
私たちの仕事
弊社はただ「紙コップ」を作っている会社ではありません。
「紙」の可能性を最大限引き出し、付加価値をつけて豊かな生活を提供している会社です。
皆さんは、紙コップの原料は、紙だけと思っていますか?
実は弊社が開発しているのは、紙コップの製造(形)だけでなく、
紙をコーティングする樹脂フィルムや、絵や文字を入れるインク等、色々な材料を開発しています。
また、そのような材料の研究や新素材の開発にも力を入れています。
生活の様々なシーンに合う紙容器を提供するために、今では機能性・性能性だけでなく、デザイン性にも力を入れております。
その他に紙容器を製造する為に必要な生産設備の設計や開発を行ったり、生産ラインの移設や改造、保守等も自社で行っており、当然機械や電気の知識も必要になってきます。
営業の方はこの開発用品を取引先企業様にご紹介したり、
私たちの開発技術を広めてもらいます!
はたらく環境
- 職場の雰囲気
- スムーズな連携・業務効率を図って、業務に取り組む
部署ごとにチームを組んで業務を進めます。
また、関連部署とのスムーズな連携・業務効率化を図るために、定期的に他部署との会議・交流の場も設けて情報交換をいたします。そのため、風通しのよい職場となっています。
- 組織の特徴
- 生活に溶け込む企業を目指して
私たちは、創業以来50年以上にわたり、日常生活において必要不可欠である様々な商品を製造してまいりました。
長年をかけて築いてきた高い技術力を活かし、今よりも使い易く便利で、環境に配慮した製品開発に取り組み続けていくことで社会に貢献してまいります。
企業概要
創業/設立 |
1964年8月 |
本社所在地 |
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー8F |
代表者 |
代表取締役社長 高木 保伸 |
資本金 |
1億円 |
売上高 |
131億円(2022年3月期) |
従業員数 |
306名 (2023年03月現在) |
事業所 |
工 場=栃木県真岡市・滋賀県愛知郡 営業所=大阪府大阪市 |
開発秘話【レリーフカップ】 |
レリーフとは、美術の技法で、浮き彫り、または浮き彫り細工のことです。 装飾品や家具、建築物の外装などに使われていますが、身近なところでは、硬貨のデザインなどもレリーフになります。 当社の『レリーフカップ』は、『印刷+加熱』の技術で凹凸を付けることによって、平面的なデザインを立体的にデザインし、レリーフ(浮き彫り)を表現できます。
~凹凸をつける発泡技術+a~ 紙表面に凹凸をつける方法として、型押しがあります。型押しは、凹ませたい模様の凸型を作って、基材に押し当て凹ませます。 当然、裏面は膨らみます。紙にこの方法で複雑な凹凸を付けようとすると基材の紙が破れてしまうことや、高価な金型を1デザイン毎に用意する必要があります。 レリーフカップは、従来の断熱カップの技術に+αを加えることにより複雑な凹凸デザインも表現することが可能になりました。 +αとは、特殊なインキを使用することです。 この特殊なインキ、発泡断熱カップ(飲料用断熱カップ参照)に塗布すると、特殊なインキを塗布した部分のポリエチレン層の膨らみを抑える事が出来ます。この特殊なインキは、通常の印刷と同じ工程で塗工できるので、好きな個所に塗布して凹凸を作る事ができ、デザインと一致した凹凸、デザインと一致しない凹凸もつけることも可能になり「見せるデザイン」「触れるデザイン」として、視覚、触覚で体感するデザインが可能となり、デザイナーの方々のデザイン創作が益々広がって行くと考えております。
~今後の可能性~ 2013年『レリーフカップ』は、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2013年度グッドデザイン賞」を受賞しました。2014年には公益社団法人日本包装技術協会主催の『2014日本パッケージングコンテスト』に『レリーフカップ』を出展し、「テクニカル包装賞」を頂きました。多方面の分野から評価を頂いた『レリーフカップ』は、発展途上で可能性があり、まだまだやれることが多くあります。凹凸のつけ方で、持ち易い、滑りにくい効果、熱さも軽減できるなどの付加価値も与える事が可能と考えています。 これからも改良を重ねて良いモノにしていきたいと思います。 |
飲料用断熱カップ |
皆さんも、ファーストフード店で表面が不思議な手触りの紙コップをお使いになったことがあるでしょう。それが日本デキシーの開発した「断熱カップ」です。 過去ファーストフードチェーンでは、熱い飲料でも持ちやすいように断熱効果の高い発泡スチロール製カップを使用していましたが、より製造焼却時の環境負荷が低く、断熱効果のある「紙製」の断熱カップの登場は、市場から待ち望まれた革新的なものでした。
実は、この断熱カップ、製造工程で偶然起こった現象から生まれたものです。 もともと「紙」には防水性がありません。飲料容器としての機能を持たせる為に、紙コップの表面は、ポリエチレンという樹脂で薄くラミネートされています。紙コップを成型する際、ラミネートのポリエチレンを加熱によって溶かすことで紙と紙を接着させ、同時に接着部分からの飲料漏れも防ぐことができます。 ある時この加熱時に、カップ表面に熱が回り込み、表面のラミネートに微妙な膨張が起こりました。 この現象の解決策を掘り下げる中で、逆にこれを利用して空気層をつくることができるのではないかと閃きました。そして紙コップ表面全体を綺麗に発泡させようと試みたのです。
断熱カップは世界各国でも特許を取得、いまやアメリカ・ヨーロッパ・東南アジアでライセンス生産されています。シンプルだからこそ国境を超えて広く使われていく製品。アメリカから日本にやって来た紙コップ、これをさらに進化させたのは日本デキシーの技術。この断熱カップは、まさに日本発の「世界標準」なのです。 |
採用連絡先
株式会社 日本デキシー
総務部 総務人事課
〒100-7008
東京都千代田区丸の内2-7-2
JPタワー 8F
〔E-mail〕tsoumu@dixie.co.jp
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