-
認知症やその他の病気で、特別養護老人ホームに入所している高齢者の方の中には言葉が出にくいご利用者様もいらっしゃいますが、たまに発する言葉やしぐさで気持ちを読み取り支援につながった時はとても嬉しいです。自分の思いが人に伝わると私たちも嬉しいように、ご利用者様も自分の思いが介護者に伝わると笑顔で答えてくださいます。生活介助ももちろんですが、介護は相手の気持ちに寄り添ってその人らしい生活が送れるように支援する仕事だと思っています。
-
入社を決めた理由を教えてください。
三日間の職場体験にて
私が就職活動をしている時、泉寿会では選考の際に三日間の職場体験がありました。今の言葉でいうとインターンシップを実施していたんです。
実際に入居者様と過ごしたり職員の仕事を体験させて頂き職場の雰囲気も良く皆さん楽しく過ごされていて、ここで働いてみたい!という気持ちが強くなり入社を決めました。
-
思い出に残る仕事
お手紙
私は勤続年数が長いのでライフスタイルの変化(結婚、出産、子育て、引っ越し)とあわせて、いずみ苑リハビリケアセンター(老健)、いずみ苑(従来型特養)、小倉町いずみ苑(ユニット型特養)と施設間の異動も経験しています。
その間に二度、ご利用者様からお手紙を頂きました。
一度目は老健から自宅へ帰ることが決まった方で、夜勤の時に眠れないと飲み物を提供しながら色んなお話をした方からでした。自宅に戻られた後、お手紙を書いて送ってくださいました。もう一人は、特養で入所当時から幻覚が見えることがあり不安な時などによく寄り添っていた方で、私が産休に入る前日にお手紙を渡してくれました。震える手で一生懸命に書いて下さった心のこもったお手紙でした。それぞれもうだいぶ前の出来事ですが、今でもお二人の笑顔がすぐに浮かびます。