ヨウ素生産国内トップクラス。
液晶用偏光膜や合成化学の触媒など、最先端分野で需要が伸びています。
地域に密着した事業展開
過去10年赤字決算なし
特許やオンリーワン技術あり
アットホームな社風
設立50年以上の企業
私たちの魅力
- 事業内容
- ヨウ素及びヨウ素化合物の製造売買/ニッケル、コバルト化合物等の製造売買/天然ガスの採取売買
ヨウ素とは…
★資源小国の日本にとって世界に誇れる大変貴重な天然資源。
→日本は世界有数のヨウ素生産国。その中にあって当社は日本でトップクラスの生産量を誇る。
→貴重な資源だからこそリサイクル事業にも注力。
★人間にとって必須ミネラルの一つ。
→甲状腺で作られるホルモンの構成成分。ヨード欠乏症に陥ると、知能障害、発育不全、甲状腺腫を引き起こす。
→その他、用途は医薬品からエレクトロニクスの分野にまで及び、今やヨウ素なくして私たちの生活は成り立たない。
★天然ガスと共に産出。
→ヨウ素を高濃度で含むかん水を汲み上げると同時に天然ガスも採取され、パイプラインを通して家庭用、工業用に利用されている。
この様に、当社の扱う商材は公共性が高く、社会的責任も大きくなりますが、その分自身と誇りを持って業務に携わる事が出来るという魅力があります。
- 事業・商品の特徴
- 事業・商品の特徴
【CSR本部 品質保証室 主席 淺井 駿介】
(ヨウ素・ガス営業部所属当時)
ヨウ素は、古くから医薬用途に用いられており、現在でもX線造影剤や、殺菌剤等に用いられています。その他にも、液晶用偏光板、樹脂安定剤、化学品反応用触媒、除草剤、飼料等の幅広い分野で使用されており、様々な産業を下支えしています。そのため、営業先となる顧客も国内外の様々な地域に所在します。伊勢化学工業は幅広い販売活動を行っているため、販売やフォローアップを通じ、グローバルな人間関係を構築できることが、醍醐味の一つです。
【製造本部 生産技術部 技術課 課長 渡部 雅也】
経営基本方針に、持続可能な企業であり続けるための考え方が網羅されており、とても強い共感を持つことができました。
-
商談中(淺井)
-
子供とサッカー(淺井)
-
一宮工場オフィスにて(渡部)
-
家でマンガ(渡部)
- ビジョン/ミッション
- ビジョンミッション
【営業本部 市場開拓室 柚木崎 航平】
(研究所所属当時)
ヨウ素という製品はどの企業が製造してもヨウ素、ほとんど違いはありません。そういった他社と差別化しにくく、かつ価格が上下する製品の技術開発に最も求めれられていることは、いかにコストを抑えた製造ができるか、といったことではないかと考えています。20年、30年後のいつかずっと先に、あの技術があったからヨウ素製造のコストが下がって、苦しい時も会社が耐えることができた、と言われるような大きな技術開発に携われたらいいなぁというのが夢です。
-
研究所オフィスにて(柚木崎)
-
研究室にて(柚木崎)
-
仲間と登山(柚木崎)
私たちの仕事
ヨウ素は、医療向けから電子材料などの工業向けまで非常に多様な用途を持っています。当社では、こうした用途に対し高品質の素材としてヨウ素を生産、供給すると同時に、ヨウ素分野での独自のノウハウを活かして、様々なヨウ素化合物の開発・生産も行っています。当社では、お客様の広範なニーズにお応えして、より利用しやすいヨウ素化合物の供給を行なおうという視点での研究開発に重点をおき、ヨウ素の多用途化とマーケットの拡大に努めています。
また、ニッケルの金属化合物は、積層セラミックコンデンサをはじめとする最先端分野への用途が広がっているとともに、材料の高機能化が強く求められています。当社は、このようなニーズにお応えするため、これまで培ってきた豊富な経験に基づき、新しい技術の創出による材料の高機能化を行っています。単なる材料の高機能化、高品質化の追求にとどまらず、お客様との十分なディスカッションを通して、使用する立場を考慮した材料開発を推進しています。
はたらく環境
- 社風
- 社風
【製造本部 宮崎工場製造課 課長 園田 晴経】
風通しの良い社風が魅力です。他部署、他工場の先輩方とも幅広く相談できますよね。
改善は、社を挙げて常に取り組んでいます。限りある資源をいかに効率良く精製、生産し、リサイクルできるかという意識が、トップを含む会社全体で共有されていますので。
ヨウ素やヨウ素化合物は、化学的性質上、取扱いが難しい部分が多々あります。
それでも、伊勢化学工業は独自の創意工夫で、生産量と国内シェアを伸ばしてきました。
この過程は、試行錯誤の繰り返し。簡単な道のりではありませんが、携わった課題をクリアできたときの喜びはひとしおです。
【開発本部 研究所 安藤 剛】
■風通しがよく、若手にチャンスを与えてくれる風土であること
私の所属する部署では、自身の研究開発について、社長以下、役員を含んだ全社内への報告の場が設けられています。一般的に、上層部への報告は、管理職の方が行うものという印象があるかと思いますが、当社では年代問わず、研究の進捗を報告する場が与えられています。このような報告の場によって自身の意見を上層部に伝えることができるため、会社の意思決定のきっかけに参画できるチャンスだと感じています。この体制は、当社ならではの風通しのよさによるものであり、自身のスキルを発揮したい、チャレンジしたい人にとって非常に良い環境なのではないかと思います。
【管理本部 経理部(一宮駐在) 戸巻 拓也】
■幹部の前で慣れない英語での説明
現地の方々で運営している米国の子会社から、年に2回、数名が来日し、会議を行っています。その会議では経理部から業績説明が行われており、私が入社5年目の頃、初めて、その説明を任されました。説明は全て英語です。学生の頃から英語が苦手なうえ、社長を含め、経営幹部の前で行うこともあり不安でした。しかし、入社3年目から会社の補助で英会話に通わせて頂いたこと、上司・先輩からサポートを頂いたこともあり、無事やり遂げることができました。若いうちから重役の前で説明を行うことは貴重な経験であり、超大企業ではなかなか経験できない少数の会社ならではの良い経験であったと思っています。
-
宮崎工場放散塔の前(園田)
-
宮崎工場ガスホルダー
-
宮崎工場現場にて(園田)
-
実験中(安藤)
-
九十九里海岸(安藤)
-
後輩へアドバイス(安藤)
-
実験中2
-
金庫番!?(戸巻)
-
上司とミーティング(戸巻)
-
休日はコレ!(戸巻)
- オフィス紹介
- 仕事や人脈の幅
【営業本部 ヨウ素・ガス営業部 主席 小林 知広】
ヨウ素化合物の営業を担当しています。一口に営業担当と言っても、仕事内容は多岐にわたります。工場への生産指示からヨウ素のリサイクルまで、仕事は販売だけに限りません。少しでも安く、品質が良いヨウ素化合物を提供出来るよう、副原料メーカー、包装材メーカー、運送会社との検討も日々行っています。
もちろん、在庫管理もあります。自分の生産指示量が会社の生産量になるので、お客様ごとの使用状況から今後の使用量を予測したり、お客様を訪問して見通しを直接確認して、適正在庫の維持を図っています。
このように、販売だけに特化せず、営業に関わる全ての業務に携わり、その細部まで把握する能力が求められることに、やりがいを感じています。
【開発本部 研究所 主席 片岡 彩星】
伊勢化学工業では、自分が関心を持てば様々な仕事を若手にも任せてもらえます。会社のトップを含む上層部へ成果を報告・相談する場も設けられています。実際には、他部署や他社の協力が無ければ進まない仕事も多いため、仕事をすればするほど職場を超えた人脈を作ることもできます。
ただ裏返せば、自分から関心を持たないと仕事が任されず、結果として個々人の目標が大きく異なると感じるときもあります。まずは自らが関心を持ち、そして互いに関心を持てる環境を整えることで、会社がさらに向上すると思います。
-
本社オフィスにて(小林)
-
本社エントランス
-
商談の為外出(小林)
-
研究所会議室にて(片岡)
-
いすみ健康マラソン(片岡)
-
研究所オフィスにて(片岡)
- 組織の特徴
- 人事異動の例
■齋藤 浩一
2016年4月入社 技術本部 研究所 配属
2019年2月 技術本部 生産技術部 異動
(製造本部 生産技術部へ組織変更)
■種村 裕太郎
2016年4月入社 製造本部 鉱業部 配属
2019年2月 製造本部 宮崎工場製造課 異動
この二人は、入社後それぞれ二箇所の職場を経験をしています。
当時と今のインタビューで、それぞれのキャリアにおける達成感や考え方の違いを参考にしてみてください。
【齋藤 浩一】
(研究所所属当時)
現在は、ヨウ素製造の工程改善に関わるテーマに取り組んでいます。
当社の大きな柱であるヨウ素製造に関わる重要なテーマを任され、大きな責任を感じると共に、テーマの結果によっては、実際の製造工程に反映される為、やりがいも感じています。
今のテーマを進め、将来的には製造工程の最適化に結び付けることが自分のミッションだと考えています。
伊勢化学工業では、この様に若手であっても重要な仕事に関われる機会があり、社会人として恵まれた環境にいると思います。この環境を活かして成長していくことも若手である自分の役目だと思っています。
(現在の生産技術部)
仕事の面白い部分としては、自身が検討した設備・製造プロセスの改善案を実際の製造設備へ反映出来ることです。改善案を基にした詳細な設計は別部署が行いますが、設計に自身の思想が反映されることに面白みを感じます。
難しい部分は、製造コストを意識した検討が必要なことです。技術的には実施可能でも、会社として採算が取れなければ本末転倒です。コストを考慮しながらより良い設備・プロセスを立案することが難しい部分です。
【種村 裕太郎】
(鉱業部所属当時)
入社1年目の現在は、プラントの冷却水の水質管理を行っており、水質を保つにはどのくらいの数値に設定すればよいのか、分析結果とにらめっこしながら試行錯誤しています。自ら考えた根拠をもとに設定値を変更して、水質管理が想定通りに行えていたとき、安堵とやりがいを感じました。今はA4用紙1枚の設定値管理表しかカタチにできていませんが、いずれプラント設備のような大規模なものをカタチにできるように一つ一つの仕事に取り組んでいます。
(現在の宮崎工場製造課)
仕事の面白い部分は自分の考えをカタチにできるところです。周りの方にもアドバイスを頂きながら設備を設計し、工事を終えて設備が稼働開始したときには安堵と達成感を感じます。
設計や工事計画を考えるときには、第一に安全で作業員が作業しやすいこと、第二に効率や耐久性などが既設のものより良くなることを心掛けていますが、その両立が難しいです。現場作業員や工事業者と何度も打ち合わせを重ねながら作り上げていくからこそ、考えがカタチになったときにの喜びはひとしおです。
-
実験中(齋藤)
-
放散塔で良いアイデアが!?(齋藤)
-
屋外設備での実験中(齋藤)
-
先輩達とスノーボード(齋藤)
-
点検中(種村)
-
休日のバスケットボール(種村)
- 働く仲間
- やりがい・成長
【製造本部 鉱業部 生産課 今西 祐貴】
私は2年目から運転主任業務を始めとした様々な仕事の担当を任せてもらっています。主として任された仕事は1から自分でやらなければいけないので、自分が「何がわからないのか」が明らかになります。そのため、自ら調べたり先輩社員に率先して聞いたりすることで新しい知識を身に着けることができるようになり、より成長していると実感しています。
- 職場の雰囲気
- 生産技術部の仲間たち 「入社を決めた理由」
【製造本部 生産技術部 設備管理課 横田 大輔】
大学で電気を専攻していましたが、工事や回路設計など電気関連だけに固執しない仕事を探していました。その中で出会ったのが伊勢化学工業でした。当社の主力事業は1.ヨウ素2.金属3.天然ガスの3事業で、当社で働いている従業員の大半は、化学分野のプロフェッショナルです。その中で電気の知識を活かし、化学分野の社員と共同でプロジェクトを実行する点に魅力を感じて入社しました。入社した現在では、化学会社の中で電気のスペシャリストとして活躍しています。
【製造本部 生産技術部 設計建設課 加瀬 真澄】
きっかけは、工場見学です。大学で工学部の機械分野を専攻していたので、自分なりに機械のイメージは持っていました。ただ、大きなプラント設備を初めて目の当たりにし、イメージとの余りの違いに衝撃を受けました。ずっと、エンジンやモーターといった機械の仕組みや原理に興味を持っていましたが、瞬く間にプラントエンジニアリングへの興味が沸いてきました。
プラントは、様々な機械が接続し、調整し合い、複雑に絡み合って、一つのものを作り出しています。プラントエンジニアは、その一つ一つを理解して設備設計を行い、維持・管理をするために多くの知識と技術が必要な非常にやりがいのある職業だと思ったので、伊勢化学工業を志望しました。
【製造本部 生産技術部 設備管理課 漆間 大佑】
大学ではソフトウェアの研究を行っていました。就職活動では、大学で学んだことを活かしつつ、ハードウェア・ソフトウェアの両方に関わる仕事がしたいと思っていたので、ハード、ソフト両方の知識が必要になりそうな現在の仕事を選びました。また、先輩社員に会わせてていただく機会があり、先輩社員の方々に魅力を感じて、この人たちと一緒に働きたいと思い、入社を決めました。
【製造本部 生産技術部 設計建設課 宮崎担当 佐々木 諒】
工場見学で初めてプラント設備を見て、プラントエンジニアに興味を持ったことがきっかけです。プラントは様々な機器や設備から成り立っており、それらの設計・工事・管理・保守を担うのがプラントエンジニアです。このため、様々な機器や設備に関する多くの知識と技術が必要になる業務にやりがいを感じました。
-
ガスホルダーの前(横田)
-
趣味のサイクリング(横田)
-
一宮オフィスにて(加瀬)
-
点検中(漆間)
-
休日のドライブ(漆間)
-
一宮オフィスにて(漆間)
-
工具を準備して(佐々木)
-
場内へ出動(佐々木)
-
設計中?(佐々木)
-
太東崎灯台まで足を運びました(佐々木)
企業概要
創業/設立 |
1927年3月 |
本社所在地 |
東京都中央区京橋一丁目3番1号(八重洲口大栄ビル10階) |
代表者 |
湊 崇靜 |
資本金 |
3,599(百万円) |
売上高 |
20,354(百万円) (2021年12月期通期 連結) |
従業員数 |
316名(連結) (2021年12月現在) |
株主 |
AGC株式会社 2,692(千株) 三菱商事株式会社 577(千株) |
事業所 |
本社 白里工場(ヨウ素、天然ガス) 白子工場・研究所(ヨウ素、ヨウ素化合物、天然ガス、金属化合物) 一宮工場(ヨウ素、天然ガス、金属化合物) 千葉工場(ヨウ素化合物) 宮崎工場(ヨウ素、ヨウ素化合物、天然ガス) 物流センター WOODWARD IODINE CORPRATION(ヨウ素、天然ガス) |
採用連絡先
〒104-0031 東京都中央区京橋一丁目3番1号(八重洲口大栄ビル10階)
TEL 03-3242-0520
E-mail saiyo@isechem.co.jp
この企業を見た人は、こんな企業にも興味をもっています