今さら聞けない!ダイバーシティ経営って?

最近、よく聞く「ダイバーシティ経営」。なんとなくは知っているつもりでも、「私とは関係ないことでしょ」と思っていませんか? いえいえ、実は大いに関係しているのです。

経済のグローバル化や少子高齢化が進むなかで、今までのように男性優位にこだわっていたのでは、日本は世界経済の落ちこぼれに。日本企業がもっと競争力を高めるためには、女性はもちろん、外国人や高齢者、障害のある人などそれぞれが活躍できる場を提供する「ダイバーシティ経営」が重要になります。日本企業の開かずの扉がひらいたような感じですね。

多様な人材を積極的に活用し、その力を最大限に発揮できる機会を増やすことで、自由な発想が生まれ、生産性の向上や競争力強化につながっていきます。

活躍の場が増えて能力を活かすチャンス

「女性はどうせ辞めてしまうから」「外国人には重要な仕事は任せられない」「高齢者は戦力にならない」こんなことを言ってる企業は、もはや時代に取り残されてしまいます。

安倍総理が声高に言い続けている成長戦略の柱のひとつ、「若者・女性・高齢者などの活躍の機会の拡大」という言葉は、何度も耳にしたことがあるでしょう。男性だけではなく、多様な人材を活用するダイバーシティ経営を国を挙げて推し進めています。これからの時代、あなたの活躍の場も増えて能力を活かすことができる、またとないチャンスが到来します。

経済産業省は、2012年度から「ダイバーシティ経営企業100選」を選定。多様な人材を活かし、その能力を最大限発揮することで、新たな価値の創造につなげている企業を表彰してきました。過去6年間で実に228もの企業・団体が選定されています。2015年度からは新たなフェーズとして、「新・ダイバーシティ経営企業100選」が始まりました。今後さらなる広がりが期待される「外国人活用」や「経営層への多様な人材の雇用」などの分野を重点テーマとして設定し、ダイバーシティ経営を後押ししています。

100選には大企業だけではなく中小企業も

しかし多様な人材を受け入れても、旧態依然の管理職ではその能力を活かすことができず、「ダイバーシティ経営」は形だけのものになってしまいます。そこで重要になるのがマネジメント。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」は、組織内の個々の人材を効果的にマネジメントするために、どのように実践されているか、ほかの企業に紹介する役割もあります。ダイバーシティ経営は決して大企業だけのものではなく、中小企業も「新・ダイバーシティ経営100選」に選ばれています。かえって小規模な会社のほうが積極的に活躍の場を与えてくれる場合もあるので、会社の規模や知名度だけで判断しないで、働く環境をじっくり見極めましょう。