基礎的なマナーなどのサポート制度はもちろん、先輩から体験談を聞く機会や、実力養成講座など、力を伸ばすチャンスが充実しています。がんばりたいと思っていても、なにをがんばっていいのか迷っている人は、まずは就職・キャリア支援課に足を運んでみてください!
Vol.7
かつては自分に自信を持てなかった時期も。就職活動を通して、さまざまな人との対話を重ね、大きく自分を成長させることができました!
しっかりした信念と、それに裏付けられた行動力をもった大西さん。自分の克服すべき壁に突き当たっても、あきらめず動き続けていました。
大西さん
2年生の中頃まで教師をめざしていました。次第に、社会に出たら新人のうちから自分の力で環境を変えていけるような仕事に就きたいと考えるようになって、一般企業への就職を考え始めたんです。
社領さん
最初はどんなことから、就職活動をはじめましたか?
大西さん
もともとずっと剣道をやってきたので、まずは体育会の学生に特化した合同企業説明会に足を運びました。そこで出会った運営の方が、自分の想いをしっかりと持っていらっしゃって、言葉からも情熱を感じられたのが印象的でした。
社領さん
どういうところが参考になりましたか?
大西さん
就活に不安を感じていることを赤裸々に話したところ、「大丈夫だよ!」って力づけてもらって…。僕はもともと、人前で話したりするのが苦手なタイプだったんですが、その姿をみて「人前で話を堂々とできたり、想いを言葉にできる人になりたい!」とスイッチが入りました。
社領さん
火がついた感じですね。そこからはどんな風に行動しましたか?
大西さん
合同企業説明会に参加したり、アナウンサーの方が教えてくださる話し方のセミナーへ行ってみたり。自主的に就職活動をはじめました。
大西さん
セミナー以外に、自己分析も早くから取り掛かりました。小さい頃のアルバムを出してきて記憶をたどりながら、2歳~3歳のころの覚えているところから自分の好きだったことや、何を感じていたのかをすべて書き出したんです。自分のターニングポイントと思えるところにアンダーラインをひいて、Webの性格診断などと照らし合わせながら、客観的に自分について振り返ってみました。
社領さん
自己分析してみて見えてきたのはどんなものでしたか?
大西さん
自分が「好きで自信のあること」が見えてきました。高校生の頃、料理人になりたいと思っていたこともあって、まずは食品メーカーを中心に活動をスタートしました。3年生の6月にはじめてインターンシップに参加したのも食品メーカー。1週間泊まり込みで九州にいったり、いろんなところへ行きました。
社領さん
インターンシップにいってみて実際どうでしたか?
大西さん
積極的に現場で『動く』ように心がけました。あとは、わからないことをわからないままにしたくなかったので、誰よりも質問する!ということを意識していました。より深く企業を知れる質問力が身についたと思います。
社領さん
ぐんぐん独力で就職活動を進めていた大西さんですが、追手門学院の就職活動実力養成ゼミ『優駿(ゆうしゅん)塾』にも積極的にチャレンジしていましたね。
大西さん
そうですね。『“自分の分身を作れ!”セルフプロモーションツールとしてのエントリーシート作成』など、講座内容が魅力的で、おもしろそう!と手を上げました。
一学年1600人の内、80人のみ受けることのできる狭き門の選抜講座。3カ月の特別セミナーで、就職活動に必要な意識やスキルを学び、どんな企業でも生かせる力を身につけるセミナー。企業情報の分析の方法や、実践的な面接やグループディスカッションを学び、高い実力を身につけることができる。
社領さん
大西くんは、準備を率先して手伝ってくれたり、さり気なくメンバーをまとめてくれていましたね。担当者も一番最初に名前と顔を覚えたと話していましたよ。
大西さん
将来的にリーダーになりたかったので、最初は意識していました。ですが、優駿塾で実践したグループディスカッションを繰り返して行くうちに、自分の意見を押し付けるのではなく「自然にできるようになれたらいいな」と思うようになりました。みんなと何度もディスカッションを重ねていたので、実際のグループディスカッションでも物怖じせずにチャレンジできました!
社領さん
優駿塾の講座期間中に、ベンチャー企業にも目を向け始めましたよね。
大西さん
ゼミで参加したコンテストで、ビジネスを自分で考えてつくることに興味が湧いてきたんです。料理やレザークラフトが趣味で、何かつくって感謝されることが楽しくて。ビジネスも同じで、自分でつくって成し遂げるのがおもしろいと感じるようになりました。年明けくらいから徐々にベンチャーに興味の中心が移っていきました。
社領さん
ベンチャー企業に焦点を当ててからはどんな活動を重ねましたか?
大西さん
業界のわけへだてなく、ピンときたベンチャー企業のインターンシップなどに参加してみました。事業立案とか、先輩社員の話を直接聞けるセミナーなどです。そんな中、しっかりとした企業理念がある会社に対して、「理念そのものに共感できれば、どんな事業をしている会社でも自分を生かすことができる!」と思えるようになったんです。
社領さん
順調に就職活動を進めていたようですが、実際の選考はどうでしたか?
大西さん
選考は11社受けたのですが、最初に2社、立て続けに落ちてしまって…。インターンシップにいくたびに印象がいいと言われていただけに、今振り返ると鼻がのびていたなぁと。
社領さん
そこから、どうやってリカバリーしましたか?
大西さん
最終選考までいったとしても、社長や重役の方と話をすると勉強不足だとすぐに伝わってしまうと気が付きました。自分が苦手だと思っていた「言葉がまとめられないところ」を丸裸にされたんです。それから意識を入れ替えて、とにかく本を読んで、言葉を鍛えぬきました。
社領さん
大西さんはぶれない信念と、成長速度に合わせて意識や行動を変化させていく柔軟さを持ち合わせているところが素晴らしいと、就職・キャリア支援課でも話題に上がっていましたよ!
社領さん
意識を入れ替えてからの就職活動はどうでしたか?
大西さん
結果としては、7社から内定をいただきました。4月の半ばで内定をいただいた会社もあったのですが、納得できるところまで就職活動を続けようと受けたのが、ダイキチカバーオールでした。
社領さん
どんなところに魅力を感じましたか?
大西さん
いろんな企業で「アットホームな環境です!」って目にすることがあるんですが、自分の目で見てみないとわからないと思っていました。そこで、ダイキチカバーオールに営業同行したいとお願いをしました。そういったお願いは、躊躇される会社がほとんどなんです。ダイキチカバーオールは快く受け入れてくださいました。
社領さん
社員さんたちとの出会いからはどんな気づきがありましたか?
大西さん
「全員で一丸となってやっている」というのが、すごく伝わってきました。現場の人もビジョンをしっかり理解していて、質問するとちゃんと応えてくれる。一人ひとりが目標を語れて、心からすごい!と感じました。
社領さん
まさに大西さんが求めていた企業との出会いだったんですね。就職活動を終えてみて、成功の秘訣は何でしたか?
大西さん
対話するということですね。「面接は対話」というのも優駿塾での教えです。
自分のことを言葉で表現するのはもちろん、人の話を聞けるようになったのも大きな変化でした。ダイキチカバーオールも、一歩踏み込んだからこそ、みえた姿がありました。心から共感できるビジョンのある会社で、どんどん新しいことを提案して活躍していきたいです!
社領さん
今年の3年生からは、大西さんの話が聞きたいというリクエストもあるほどです!1年と数カ月で、憧れていた側から、憧れられる側になったんですね。今では学内の就活サポーターとして活躍してくれています。後輩のみなさんも、大西さんのようにいろいろな企業と出会って動き続けてもらいたいです。
大西さん
僕もそれは大切だと思っています。後輩のみなさんにも、いろいろな人に出会って、自分らしい軸をみつけて、就職活動をがんばってほしいです!
基礎的なマナーなどのサポート制度はもちろん、先輩から体験談を聞く機会や、実力養成講座など、力を伸ばすチャンスが充実しています。がんばりたいと思っていても、なにをがんばっていいのか迷っている人は、まずは就職・キャリア支援課に足を運んでみてください!
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