みずほ総合研究所株式会社

みずほ総合研究所株式会社(ミズホソウゴウケンキユウショ)の先輩社員、OB・OG情報

みずほ総合研究所株式会社

【調査・研究・シンクタンク|コンサルタント】

先輩情報

玉井 芳野

調査本部 アジア調査部 中国室 ※現在留学中  主任エコノミスト

職種 調査・マーケティング
   
出身学部 総合文化研究科
専攻分野 法・政治学系

インタビュー

注目度の高い中国経済。未整備な統計に切り込む力も必要

  • 私はアジア調査部中国室に配属し、中国を対象に月次の経済指標解説や四半期毎の経済見通し、注目度の高いテーマを分析するレポートなどを書いています。このほか、グループ会社からの問い合わせやマスコミからの取材などにも対応。年数回、中国に出張し、現地の研究者などと意見交換する機会もあります。
    欧米や日本と異なり、中国は統計が十分整備されていないこともあり、分析する際には統計の信頼性も考慮しなければなりません。統計が実態と乖離していないかどうか、あらゆる統計や現地報道を通じて注意深くみていく必要があるのです。そうした発展途上の統計に切り込んでいくことが求められる点も、中国経済に関して精緻な分析が必要とされている理由の一つなのかもしれません。

  • 入社を決めた理由を教えてください。

    シンクタンク業界で「在野の研究活動」がしたい

    私は昔から、自分が抱いた疑問について調べて書くということが好きでした。大学時代には、教授がフィリピンで進めていたフィールドワークに参加しました。調査を進めれば進めるほど新たな疑問が湧き、さらにそれを追いかけていくことが非常に面白いと感じました。大学院に進学し、アジア地域を中心に国際関係を研究していたのも、好きなことを続けているという感覚でした。
    その後、就職を考えたときにまず頭に浮かんだのも、調査・研究に深く関わることができるシンクタンクという業界でした。大学に残り、アカデミックな世界で研究を続けるという選択もあったかもしれません。しかし、当時私が興味をもっていたのは、今動いている実社会で研究ニーズが高いテーマを扱う、いわば「在野の研究活動」でした。そうした研究がしたいと思って入社したのがみずほ総研です。

  • こんなときに成長を実感!

    中国経済を分析するエコノミストとして中国語の習得は必須

    中国語を習得し、中国語で書かれた文献や資料に直接当たれるようになることは、中国経済を分析するエコノミストとしてとても大事です。英語で情報が入手できるサイトもあるのですが、情報量の差は歴然としています。また、四半期毎に発表される中国人民銀行の金融政策に関する報告書なども、原文でなければ読み取れないニュアンスが多くあります。中国室内でも、原文を読むことが望ましいという方針があり、私も中国室に配属になって以来、語学学校に通っています。習得した中国語を使って、自分の仮説に対する現地の研究者の考えを引き出すことができた時などには、継続して勉強していてよかったなと思います。

  • 今後の目標・将来の夢

    時々のムードに流されず、冷静な分析に基づいた意見を発信したい

    今後は、中国経済における得意分野をつくり、より深い分析ができるよう専門性を高めていきたいと考えています。例えば、以前まとめた「中国の預金金利自由化の展望」についての考察は、興味をもって取り組むことができましたし、発表後間もなく外部の研究誌への転載が決定したときは嬉しく思いました。中国は今、世界に対して大きな存在感を示しています。それだけに、楽観論から悲観論まで、さまざまな見方に基づいた情報があふれています。そうしたなかで、エコノミストとしては、その時々のムードに流されず、冷静な分析に基づいた意見を発信することこそ、重要だと考えています。そのために必要なのは、あらゆる角度からデータを分析することや、現地の研究者との密度の濃い研究交流を行うことだと感じています。中国経済は減速傾向にあるとはいえ、日々問い合わせが尽きず、それだけ大きな調査ニーズがあると肌で感じています。ぜひそうしたニーズに応えられるエコノミストに成長していきたいと思っています。

仕事の特徴

  • コツコツ研究・開発する仕事
  • 語学力を生かせる仕事

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