キャリタス就活【埼玉・群馬・栃木】U・Iターン&地元情報発信局

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1948年5月15日生まれ。福岡県福岡市出身。法政大学法学部、早稲田大学大学院政治学研究科修了。大学院時代は完全自活のため、所沢で学習塾を開業。「熱血先生」として知られた。1980年に衆議院選挙に出馬し、4回の落選を経て1993年に初当選。2003年、無所属で埼玉県知事に立候補し当選。現在4期目。
埼玉県の特徴をひとことで言えば、都市の利便性と田園のゆとりを併せ持った、田園都市の集合体であるということです。さいたま新都心や大宮など、都市の機能が充実していながら、そこから自転車で15分も走れば広大な河川敷や、東京の豊島区に匹敵する広さの「見沼田んぼ」などの自然豊かな環境が広がっています。さらに、埼玉県は農業も盛んで、野菜の産出額でも全国有数の規模を誇っています。商業施設の面でも、越谷には日本最大規模のショッピングモールがあり、観光の拠点になるほどの人気です。つまり、埼玉県は住むのも便利、楽しむのも便利、疲れを癒やす場所としても便利だといえるでしょう。また、埼玉県には、さいたま市や川口市などの大都市から、人口30万人程度の中核都市、10万人規模の小都市、秩父などの中山間地域があり、農業や工業、サービス業までバラエティに富んだ産業が根付いています。海がないことを除けば、まさに日本の縮図というべき要素が揃っているのです。
続いて、交通の利便性についてお話ししましょう。高速道路網は、2015年に圏央道の埼玉県内区間が全線開通し、圏央道により東北道から東名高速がつながりました。これにより、埼玉県は東日本と西日本を結びつける「日本一の交通の要衝」となり、大いに注目されています。鉄道網も、山形・秋田を含む東北新幹線、上越新幹線、2015年3月に金沢まで開業し話題となった北陸新幹線、2016年3月に新函館北斗まで開業する北海道新幹線があり、北海道・東北・北陸信越地方に至るすべての新幹線が大宮を経由します。在来線も、湘南新宿ライン、埼京線、さらに上野東京ラインの開業により、浦和や大宮から新宿方面のみならず、東京方面の山手線の主要ターミナルに約30分でアクセスできることが魅力です。
研究や最先端技術についても、日本最大級の研究機関である「理化学研究所」があることがまず一つ。車でも電車でも移動が便利で、駅からすぐの立地に施設が揃っているため、浦和や大宮で学会や全国大会などが開催されるケースも増えています。そのほか、医療機器、医薬品、化粧品の生産額もトップクラスで、関連する研究所も数多い。製造業の中でも付加価値が高く、未来型の企業が埼玉県にはたくさんあるのです。
企業誘致に関しても、過去10年間の企業本社の転入超過数(転入から転出を引いた数)は埼玉県が全国で1位です。また、これから伸びそうな企業が埼玉県に来ているという実態があります。県全体の経済成長の伸び率を見てみると、県内総生産が上昇している一方で、埼玉県の場合は付加価値の高いものを生み出す企業が多いことから、将来的にも強みのある、可能性の高い産業が根付いているといえます。
国際性という意味でも、日本を代表するアパレル企業や製薬メーカー、自動車メーカーの本社や工場などが立地しています。また、埼玉県は全国的に見てもトップレベルの海外留学支援を行っている自治体です。現在では、海外から帰ってきた学生と埼玉県に立地する国際企業とをマッチングさせていく取り組みを進めているところです。
先ほど、埼玉県は日本の縮図だというお話をしましたが、これは埼玉県が率先して日本の抱える課題に挑戦すれば、日本全体の針路を示すことができるということを意味します。そこで、私が特に重要だと考えるのが、3大プロジェクトです。「ウーマノミクス」「エコタウン」そして「健康長寿」。このうち「ウーマノミクス」は、仕事と子育ての両立を支援するなど、女性が働きやすい環境を整える取り組みです。女性が自分の才能を活かして働きながら、安心して出産でき、子育てにも力を注ぐことのできる環境を整えることで、女性の力で社会や経済を元気にしていきたい。そのほか、省エネと再生可能エネルギーを中心とした創エネに取り組み、持続可能なまちづくりのモデルを目指す「エコタウン」。そして、誰もが毎日健康で生き生きと暮らすための「健康長寿」にも取り組んでいます。
一方で、文化の面でも埼玉県は大きな注目を集めています。世界最大級の客席可動システムを備えた「さいたまスーパーアリーナ」や、「彩の国さいたま芸術劇場」など、スポーツや音楽、アート、そして企業の見本市まで、さまざまなイベントが県内で開催されています。ショッピングセンターやシネマコンプレックスなどのエンターテインメント施設も、県内各地にたくさんあります。また、久喜市の鷲宮神社や秩父市など、アニメの聖地と呼ばれる場所が注目を集めており、ファンの方が数多く訪れています。こうした魅力を活かしながら、地域ごとに趣向を凝らして町おこしの取り組みが行われています。
そして、私が最もお伝えしたいのは、若いみなさんが将来的に落ち着いて子育てや教育に力を注ぐには、「職住接近」が大きな力を発揮するということです。埼玉県内で自分らしく働き、暮らしながら、週末には少し足を伸ばして、豊かな自然を楽しみに出かけるのもいいでしょう。秩父には千メートル前後の山々があり、登山も楽しめるほか、長瀞(ながとろ)のライン下りも人気があります。晴天率も全国トップクラスで、天候にも恵まれています。自転車の保有率も日本一で、川の土手沿いを走る道など、自転車を楽しむためのインフラが整っています。
これからは男女ともに働く時代です。これまでのように通勤に時間をかけていては、仕事から帰ってきても、疲れてしまって子育てもままなりません。埼玉県なら、産業や自然、文化も豊富に揃っていますから、やりがいのある仕事と豊かな暮らしの両方を実現することができます。埼玉県ならではの魅力あふれる「職住接近」のライフスタイルを、ぜひお勧めしたいですね。