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突破のポイントがよくわかる!面接対策講座

突破のポイントがよくわかる!面接対策講座

選考試験の最後の関門となる面接。面接を突破できなければ「内定」にはたどり着けません。ここでは、『面接の質問「でた順」50』の著者でもある渡辺茂晃・日経就職ナビ2016編集長が、面接の3大質問「志望動機」「学生生活で力を入れたこと」「自己PR・自己紹介」への回答のまとめ方などを分かりやすく解説します。

面接対策

実践編vol.4:面接をなかなか通過しない時は?

面接を通過できない人にはそれなりに理由があります。原因を突き止めて改善しなければ、いつまでたっても通過できません。これまでの面接と同じことを繰り返しても、同じ結果になるだけです。面接をなかなか通過できない人向けに、面接改善のポイントを紹介しましょう。

面接を通過できない人の多くは、話している内容に問題があると思ってください。そのためにも、自分の回答を冷静な目で見つめ直すことが必要です。これまで解説してきた面接3大質問の「志望動機」「学生生活で力を入れたこと」「自己紹介・自己PR」のチェックポイントを説明しましょう。

【志望動機】なぜ、その会社で働きたいのか

面接を通過できない人の志望動機は、業界の志望動機、働きたい理由、会社選びの基準、企業に興味を持ったきっかけ、というように、志望動機に盛り込まなければならない内容の一部だけしか入っていないことが多いです。つまり、その企業である理由がなく、会社に入ってからどのように働きたいのか、どんな仕事を手がけたいのかというビジョンが見えてきません。就活生は来年の春からその会社で働くことを前提に選考を受けているはず。将来、その会社で働く気があるなら、以下のことを盛り込まなければなりません。

  1. 会社選びの基準は何か
  2. そんな仕事に興味があるか
  3. その仕事をするだけの能力があるか

上記を説明するのが志望動機です。これをまとめるには、その会社の仕事について十分に研究しなければなりません。企業を十分に理解しているということは、入社意欲の強さを表わしています。どの会社にでも通じるような志望動機ではなく、話を聞いただけで、どこの会社かが分かるぐらい内容を充実させるといいでしょう。

【学生生活で力を入れたこと】自分の考え方、行動が伝わる内容か?

「学生生活で力を入れたこと」について、サークルやアルバイトで、「あんなことをした、こんなことをした」と説明する人がいます。でも、単なる経験を羅列しているだけの内容は、面接では評価されません。大事なのは、その経験を通して、何を考え、何を身につけ、何を学び、どう成長したのかということです。その人なりの考え方や物事への取り組み方、持っている能力や強みが話から見えてこなければ、面接担当者の求めている内容にはなりません。

【自己紹介・自己PR】話を絞り込み過ぎていないか?

自己紹介も自己PRも、アルバイトだけ、サークルだけと言うように一つのテーマだけを話していないでしょうか。面接の冒頭に質問された場合には、「学生生活全般+強み」を話すこと。学生生活全体のことも話し、自分を理解してもらうことです。具体的には、「自分はこんな学生生活を送ってきて、こんな力を身につけました」という内容が望ましいでしょう。

面接担当者は就活生のことはほとんど知らないわけですから、面接の冒頭に求められる自己PRも、自己紹介と同じように自分のことをできるだけ多く話すことです。面接の途中や後半に自己PRについて問われた場合には、自分の強みや特長を中心に話してください。

次に、回答の内容ではなく、話し方に問題があると思っている人へのアドバイスです。

緊張してうまく話せない人へ

面接を通過できない就活生の相談には、「緊張でうまく話せないために、面接を通過できない」と考えている人が多くいます。確かにうまく話せなければ、自分の考えていることを相手に伝えられません。ところが、うまく話せるようになれば、面接を通過できるかというと、そうとは限らないのです。話すことが苦手な人でも面接で合格し、内定を得ている人はたくさんいます。

暗記してきたことを一気に話すような話し方では、途中で言葉に詰まることがなくても上手に話しているとは言えません。面接では相手の質問を理解し、下手でもいいから自分の考えをきちんと伝えることが大事なのです。話が下手なことだけを面接で落ち続ける原因に決め付けてしまうと、他に原因があっても、それに気づくことができなくなります。

相手の目を見て、笑顔で話したのに通過しない人

話すのが苦手な人とは反対に、就活生自身は「うまく話せた」と思っているのに通過しないこともあります。こんなふうに思っている人は、うまく話せた理由を「相手の目を見て話した」とか「笑顔で話した」とか「話が盛り上がった」などにしていることが多いです。

これは「面接は笑顔が大切」「面接の姿勢が大事」など、外見にばかり気を取られて、面接での重要な評価の対象となる質問への「回答」がおろそかになっている可能性があります。面接は回答の中身、つまり経験や働くことに気持ちの強さなどが評価の対象になっています。笑顔だけ、相手の目を見て話すだけでは通過しません。

以上のチェックポイントを参考に、自分の面接での回答内容や言動を振り返って、問題点を探して修正してください。自分一人で探すのではなく、大学のキャリアセンターの職員に模擬面接をしてもらって原因を探すのもいいでしょう。修正せずに面接に行っていては、同じことを繰り返すだけ。面接を通過できない原因を見つけ出してください。

(日経カレッジカフェ副編集長 渡辺茂晃)

<プロフィール>渡辺茂晃(わたなべ・しげあき)

日経カレッジカフェ副編集長 日経就職ナビ編集長。1991年日経事業出版入社。高齢者向け雑誌編集、日本経済新聞社産業部記者を経て98年より就職情報誌、書籍の編集に携わる。2005年より日経就職ナビ編集長。2014年10月から日本経済新聞社人材・教育事業局兼務。桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科非常勤講師。著書は『これまでの面接VSコンピテンシー面接』『面接の質問「でた順」50』等がある。

日経カレッジカフェ(http://college.nikkei.co.jp/)

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