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突破のポイントがよくわかる!面接対策講座

突破のポイントがよくわかる!面接対策講座

選考試験の最後の関門となる面接。面接を突破できなければ「内定」にはたどり着けません。ここでは、『面接の質問「でた順」50』の著者でもある渡辺茂晃・日経就職ナビ2016編集長が、面接の3大質問「志望動機」「学生生活で力を入れたこと」「自己PR・自己紹介」への回答のまとめ方などを分かりやすく解説します。

面接対策

実践編vol.1:志望動機のまとめ方 「来春から○○○」目線で!

面接でよく出る質問は、「志望動機」「学生生活で力を入れたこと」「自己紹介・自己PR」です。今回は最も質問されることが多い「志望動機」について解説します。志望動機は「なぜ、この業界で働きたいの?」「業界の中でも、なぜうちの会社に入りたいの?」という企業からの問いに答えるものです。単なる憧れだけで企業を志望しているといった内容では、面接を通過することは難しいでしょう。

こんな志望動機は響かない

模擬面接などでよく聞くダメ志望動機は、「過去の経験」や「好き」という気持ちだけでまとめたもの。例えば、「子どもの頃から御社の製品を使っていて愛着があるので」とか「旅行が好きなので」とか「子どもの頃に乗った飛行機で客室乗務員の方に親切にされて」といった内容になります。これでは単に会社に興味を持った「きっかけ」や「ユーザーとしての感想」を説明しているに過ぎません。消費者目線の志望動機を語っても、面接担当者には「ありがとうございます。今後もお客様として末永く商品・サービスをご利用ください」と思われるだけです。

また、「業界最大手だから」「安定しているから」などの志望動機も、面接担当者から嫌われる内容になります。このような内容を話す就活生は自分からは積極的に会社のためには働かず、他の人の働きを当てにする人だと思われてしまうでしょう。面接担当者は将来の会社を支えてくれるような人材を探しているのですから、他人任せの考えを持った人材を欲しいとは思いません。

「来春から働く人目線」でまとめる

志望動機をまとめる際の心の準備として、上記のような「消費者目線」ではなく、「来春から働く人目線」を持つことです。つまり、自分が働く上で、「どんな環境で働きたいのか」「どんな仕事をしたいのか」「どんなことに喜びを感じるのか」「自分の長所・能力を生かせばどんな仕事ができるのか」「どんな企業なら能力を最大限に発揮できるのか」などを考えることです。

「働く人目線」を持つだけで、志望動機の内容に説得力が増します。働くということは会社に貢献する働きをし、その結果、対価としての給料を得ます。つまり、就活生はどのように働いて、会社に貢献するかという視点を持つ必要があります。前述した「業界最大手だから」「安定しているから」のような考えがある就活生は、会社に貢献するという視点が抜け落ちていると言えますね。

志望動機のベースになる企業選びの基準

志望動機に欠かせないものが1つあります。それは仕事・企業を選ぶ「基準」です。就活の「軸」とも言い、これがないと説得力のある志望動機にはなりません。企業によっては、志望動機ではなく、「会社選びの基準を話してください」というところもあるくらいです。

会社選びの基準とは、仕事・企業を選ぶ際に何を重視するのかということです。この基準で仕事・企業を比較・検討すると、志望動機もまとめやすくなります。その上でOB・OGに会ったり、説明会に参加したりして疑問点を解消し、十分に自分の理想とする仕事・働き方ができると思えれば、志望動機をまとめることができるでしょう。「基準に沿って仕事や企業を調べ、比較・検討した結果、御社を志望します!」と。

基準を決める際に注意したいのは、先にも説明しましたがと、自分が働くことを想定して決めることです。売上高や規模だけを比較するのではなく、働く上でのモチベーションの源となる企業理念や会社の方向性、働き方などに目を向けるといいでしょう。例えば海外で働くのか、国内だけなのか、専門的な知識やスキルが身に付くのか、結婚・出産した場合の働きかたなどが基準になるでしょう。

充実した志望動機は本気度に通じる

最後に、入社意欲の高い志望動機について説明しましょう。志望動機は、業界や企業、職種を調べ、必要なら実際に働いているOB・OGに話を聞いて、会社や仕事を十分に理解していることを伝えるものです。その内容が論理的で一貫性があれば、採用担当者は「この学生は本気でうちの会社で働きたいのだな」と納得するはずです。なぜなら、志望度の低い企業なら、そんなに多くの手間と時間をかけることはないからです。本命なら一生懸命に調べるし、ひやかしなら手を抜いてしまう。以上が、志望動機をまとめるコツになります。
(日経カレッジカフェ副編集長 渡辺茂晃)

<プロフィール>渡辺茂晃(わたなべ・しげあき)

日経カレッジカフェ副編集長 日経就職ナビ編集長。1991年日経事業出版入社。高齢者向け雑誌編集、日本経済新聞社産業部記者を経て98年より就職情報誌、書籍の編集に携わる。2005年より日経就職ナビ編集長。2014年10月から日本経済新聞社人材・教育事業局兼務。桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科非常勤講師。著書は『これまでの面接VSコンピテンシー面接』『面接の質問「でた順」50』等がある。

日経カレッジカフェ(http://college.nikkei.co.jp/)

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