就活に自分らしさをプラスするキャリタス就活 掲載企業数 約15,000

キャリタス就活 トップ  >  特別企画  >  キャリタス理系学生   >  [就活準備お役立ち情報]面接対策
キャリタス理系学生

就活準備お役立ち情報

面接対策

面接担当者の質問の裏には必ず知りたいことがあります。自分をアピールする際、相手が知りたいことは何なのかを理解し、的確に答えることができれば、印象深い、説得力のある話になるでしょう。また、技術者や研究職を目指す場合、技術面接があることがほとんど。それらの対策も含めて解説します。

自分に合ったパートナーを見つけよう

理系学生はこれまで積み重ねてきた研究や知識を武器に、就職活動に立ち向かうことができます。面接では論理的に筋道を立てて話ができるかどうかが重要ですが、これも理系学生であれば、日々の研究やプレゼンテーションの場で自然に培われているはずです。自信がないのなら、周囲の人に自分のことを論理的に話す機会を作り、きちんと整合性がとれているかを確認してもらうと良いでしょう。また面接で重要なのは、"上手く話すテクニック"だけではなく、自己分析やエントリーシートを記入するプロセスにおいて見えてきた"等身大の自分"をきちんと伝えること。つまり、自分が本当にやりたいことの軸や方向性をしっかりと持ち、その会社で何をしたいのかを伝えてほしいと思います。
一方で、面接は企業が学生を見る場であると同時に、企業を観察・情報収集できる場であるということも忘れないようにしましょう。面接で実際に話をすると、これまで会社案内などの紙面やWEBサイトなどで行ってきた企業研究で得た情報とは、違った側面が見えてくることも多いです。特に初期の面接には、現場の社員が出てくることも多いので、実際にはどんな人たちが働いているのかが分かるはずです。面接はみなさんにとって重要な情報収集の場であると同時に、自分がその会社に合うかどうかを肌で感じ取れる場だということを覚えておきましょう。
技術職の現場では、同じようなテーマの研究・開発を行っていても、企業によってどのような進め方をするのか、若手はどの程度発言するチャンスがあるのか、チーム編成は何名くらいでそれぞれの役割はどうなっているか、将来性を考慮した長いスパンでの研究開発と納期が決まっている製品開発のバランスについてなど、企業によって特徴が出ることがあるでしょう。面接で質問するチャンスがあれば、このような点を質問し比較することにより、自分により適した企業を判断する材料になります。面接だからといって、受け身になるばかりではなく、積極的に質問してみることです。あわせて、これまで学んできた研究内容などがどこまで役に立つかなどの指針となる材料もしっかりと集めましょう。

理系学生特有の技術面接

選考過程も、後半になると「技術面接」を受けることになります。技術面接の場では、技術職社員が面接担当者になります。人事担当者が面接を担当するのと違い、質問が専門的な技術の話に及ぶこともあります。まずは、大学での具体的な研究を説明し、自分が現在どのようなことを行っているのかを理解してもらいましょう。その際には、できるだけ専門用語を使わずに、分かりやすい言葉・表現で説明することが大事です。さらに、どのような目的で、どのような結果を出すために、どのような手法で 研究を進めているのかを、できるだけ的確に伝わるよう準備しておこう。ここで具体的な話ができれば、自然に面接担当者とのやり取りも双方向のコミュニケーションになります。
また、この場でできるだけ具体的な職場のイメージや、現場の社員の考え方などを質問し、確認しておこう。先にも書いたように、同じような質問を各社にすることで、雰囲気の違いを感じることができるはずです。面接は、会社の文化や姿勢なども知る場所として、非常に重要である。情報収集もしつつ、相手の方と双方 向でコミュニケーションを行うことに注力してほしい。

Aさんの自己PRの場合

面接担当者:なぜ当社を希望したのでしょう?
学生:御社の太陽電池事業がエコロジーを求められる時代に今後成長するだろうと思える分野だったのと、大学での研究で学んだ知識も役立つのではないかと思い希望しました。

成長の可能性に魅力を感じたのだとしたら、なぜ成長すると思ったのか? 太陽電池のどこに興味を持ったのか? 研究の知識が役立つとは、どんな仕事をイメージし、将来はどんなことがしたいのか? やはりここでも具体性が欠けていることが分かります。

面接担当者:なぜ当社を希望したのでしょう?
学生:御社の太陽電池事業への取り組みに将来性とやりがいを感じました。化石燃料の枯渇、環境問題が叫ばれる中、太陽光発電、太陽電池の分野は世界的に注目を集め、多くの企業が取り組んでいると聞いています。その中でも、御社において半導体事業を通じて培われた技術を生かし、太陽電池事業に積極的に取り組んでいらっしゃることは、地球環境を考える上でも重大な意味を持つことです。また、これまで世界でもトップクラスであった日本の太陽電池生産が、現在大きく遅れてしまったというニュースを知り残念に思いました。再び日本の優れた技術を世界にアピールしたいと考えています。そのためには御社のように、既に高い技術力を持った会社に入らなければならないと思います。また、環境面でもCO2削減効果の高いシランガスを使用しているところにも興味を持っています。そこには私が大学で研究してきた表面処理技術が生かせる可能性が高いので、技術者としても、とてもやりがいを感じます。

最後までやり抜く意識が伝わっただけでなく、目的達成のために工夫できる人柄が伝わってくる受け答えですね。この経験を通じて粘り強さが得られたことが書かれているのもプラス評価。また友人にも助けられるなど、周囲の人と協力しながら何かを成し遂げる力もアピールできています。ここで重要なのは、志望する会社の置かれている状況をきちんと下調べして伝えるということです。さらに、どんな点で貢献できるのか、どこに面白みを感じたのかがかなり具体的に述べられていることがポイントとなっています。

Bさんの志望理由の場合

面接担当者:研究テーマと卒論のテーマについて教えてください。
学生:研究は、炭素繊維の複合材料について取り組みました。実験結果をシミュレーションで検証しました。今はその研究の延長上にあるテーマで卒論に取り組んでいます。飛行機やF1カーなどに使用される素材で将来性のある分野だと思っています。

研究に打ち込んだのであれば、どのように打ち込み、どんなスキルが身に付き、またはどんな発見があったのか? などを具体的なエピソードを交えて話をするのが良いでしょう。ただ、研究テーマに言及し過ぎて、相手が理解しづらい内容になってしまうことは避けましょう。

面接担当者:研究テーマと卒論のテーマについて教えてください。
学生:大学院では、炭素繊維複合材料に関して研究しました。軽量、高剛性、高強度、という特徴を生かせるように、実際の構造物、とくに航空機の翼への適用を考慮したモデル化です。試験体の設計、製作、そして強度実験を行いました。同時に、数値計算のシミュレーションプログラムを作成し、実験結果をうまく表現できるように工夫しました。実験では、適切な負荷形態を実現するための冶具の設計、試験方法の工夫を助教の先生方に指導していただきながら作成しました。また、実験準備のための歪ゲージ貼りや、実験の遂行、データ整理にあたり、1週間大学に泊り込んだこともあります。それにもまして苦しかったのがシミュレーションプログラムの作成でした。原因不明のバグにも悩まされましたが、細かな要因を一つひとつ洗い出し、そしてつぶすことにより少しずつ改善し、最後にうまくコードが走って意味のある結果が出たときには、ほんとに嬉しくて、飛び上がってしまいました。複合材構造のシステム設計においては、相反するさまざまな要求条件を把握し、強化繊維・マトリックス・界面レベルから構造体で高機能かつ多機能を実現するメカニズムを分析する必要があるのですが、その要件も十分に満たせるものだったと満足しています。また、研究室の仲間たちとチームを組んで取り組んでいたため、苦労をともにしただけに、仕上げたときの達成感はとても大きいものがありました。

研究テーマだけを述べられただけでは、何をしていたのか? 専門分野外の人には何のことやらさっぱり分からない…なんてことになってしまいます。卒論や修論には必ず、研究の先には目的があるはずです。ここでは「新素材によって、航空機の翼への適用を考慮したモデル化」という目的を述べています。このように目的、そしてどんな気持ちで具体的にどのような研究をしているのかを述べるとさらによくなるでしょう。

キャリタス理系学生TOPへ