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エントリーシート対策

エントリーシートは、はじめて会う採用担当者に自分をプレゼンテーションする資料です。理系学生のみなさんには専門分野があり、アピールできることが多いと思います。ただし、ここで注意したいのは、相手にとって読みやすい内容になっているかどうか。自分の書きたいことだけを書くのではなく、相手が読みやすい内容・ 書き方になっているかも大切です。

エントリーシートは自分を知ってもらうためのプレゼン資料

これまで理系学生のみなさんは、研究内容をレポートにまとめ、発表する――そんな機会があったのではないでしょうか。自分が何を研究して、どんな結果が得られたのかをアピールするには、"伝えようとする"気持ちが何よりも大事です。就職活動に欠かせないエントリーシートは、いわば、あなたの学生生活を伝えるプレゼン資料。とにかく相手に伝わるかどうかを念頭に置いて書いてほしいと思います。そして、みなさんにはぜひ、大学での学習や研究を中心にエントリーシート をまとめてもらいたいと思います。これまで研究を積み重ね、専門知識を身に付けてきた努力がうまく生かせるからです。

では、エントリーシートはどのように書けばいいのでしょう? まずは、読み手の立場に立ち、自分を具体的にアピールすることが大事です。そのために、自己分析シートでまとめた内容を確認し、「自分の長所は何か」「それを裏付ける経験は何か」「今後、自分の能力をどのように生かしたいのか」を整理して考えてほしいと思います。自己分析こそが、エントリーシートのオリジナリティーを高め、説得力を持たせるための大切な資料になります。 以上を踏まえて、エントリーシートを書くときに意識してほしいことをまとめました。

  • 1)言いたいことは何か? をはっきりさせる
  • 2)具体的な事実や行動が入っているかを確認する
  • 3)そこから何を学んだのかを書く

文章をまとめる際に注意したいのが一文の長さ。一文が100文字以上の文章が続くと、論点が分かりづらくなってしまいます。次に、シンプルで、誰が読んでも誤解されることのない分かりやすい文章を心がけること。また、面接でもいえることですが、内容に嘘がなく、等身大のままの自分が表現できているということも大切です。過剰な自己アピールは入社してから苦労することになる上、嘘の志望動機で入社してしまうと、仕事をする上でのモチベーション維持ができなくなる可能性があります。

こんなエントリーシートはもったいない!

エントリーシートなんて面倒…と思った人は、ちょっと考え直してみよう。会社に入ってから、仕事をする上でプレゼン資料を作る機会はたくさん出てきます。例えば、研究職に就くとしたら、社外のスポンサーを得るために、社内の予算を確保するために…など、さまざまなシーンで資料を作る機会があります。つまり、エントリーシートは社会人になってプレゼン資料を作る前の訓練ともいえるでしょう。
既存のノウハウ本などを参考に、そのまま書き写したような自己アピールを書いたというような人もいますが、それではダメ。その人なりの良さが伝わらないからです。エントリーシートを書くときにはしっかりと自分を見つめ、将来を考え、そしてありのままの自分を表現したいものです。以下の例を参考に自分のエントリーシートを見直してみましょう。

Aさんの自己PRの場合

大学では、研究以外にもクラブ活動に打ち込みました。研究生活の忙しい合間を縫って、ディベートなどの訓練もして大学3年のときには、△△の弁論大会で優勝しました。途中、辛くなってやめてしまいたいという思いもありましたが、毎日のように先輩に原稿をチェックしてもらい、最後までがんばることができました。

優勝したのは事実だと思いますが、残念ながらこれでは優勝するまでのプロセス、あなたなりの工夫ポイントなどは見えてきません。ここでは優勝するまでどのような努力をしたのか、また、逆境の中どんな風に最後までやり遂げたのかを具体的なエピソードを交えて書くと、魅力的なものに仕上がるでしょう。ただし、毎日先輩に 手伝ってもらったというエピソードは依存している印象を与えかねないので、書き方には注意しましょう。

大学時代、△△の弁論大会で優勝しました。準備にはたっぷり3カ月かけました。先輩に文章構成をチェックしてもらいながら、何度も推敲を重ね、練習には友人や家族にも付き合ってもらいました。途中、上手くいかないことがあり、挫折しそうになりましたが、「ここでやめたらきっと後悔する」との友人のひと言で奮起。最後までがんばり抜くことができました。大変でしたが、諦めずにがんばることができたことで粘り強さが身に付きました。また、協力してくれた先輩や友人、家族のおかげで優勝でき、他者への感謝の気持ちを強く抱くようになりました。これから仕事をする上で人との協力は欠かせないと思いますが、どんな時にも人への感謝の気持ちは忘れないようにしたいと思います。

最後までやり抜く意識が伝わっただけでなく、目的達成のために努力した様子が伝わってくる文章ですね。この経験を通じて粘り強さを得たことが書かれているのもプラス評価。また友人にも助けられるなど、周囲の人と協力しながら何かを成し遂げる力もアピールできています。

Bさんの志望理由の場合

大学では、宇宙工学を学び、主翼周りの流体の流れの研究に没頭しました。貴社の事業に対して、将来性を感じると共に、これまで私が大学で学んできた研究の知識がそのまま生かせるのではないかと思いました。貴社の小型ジェット機開発に大変興味があるので、ぜひよろしくお願い致します。

一見、合格ラインの文章にも思えますが、オリジナリティーが感じられません。具体的にはどこに将来性を感じたのか?身に付けた研究知識、理工系ならではのスキルをどのように生かしたいのか、なぜそれに打ち込んだのかなどを具体的に書くべきです。ただ、事業内容に興味があると言われても、人事担当者は採用の可否 の判断に窮してしまいます。どんな点に興味・関心があり、それに対してどう貢献できるかをアピールすると、印象がぐんと良くなります。

貴社の航空事業に興味があります。大学で宇宙工学を学びました。その中でも特に流体力学の分野でコンピューターシミュレーションによる、主翼周りの流れの解析に関する研究を行いました。加えて、何日も研究室に泊り込んで、風洞実験を重ね、シミュレーション結果の検証を行いました。現在、飛行機のサーチャージ運賃は上昇し、自動車業界ではeco化が進んでいます。そこで、貴社の小型ジェット機開発において、流体力学の立場から、低ペイロードの実現に貢献したいと考えています。

研究内容を具体的に言及したことによって、深みが増した志望理由になっていることが分かります。どのように書けば、自分のことを知ってもらえるか? 掛け値のない、等身大の自分をしっかりと表現することが大事なのです。また、どれだけ真剣に打ち込んでいたのかが理解できる点も評価できます。最後には自分が 学んだ知識をどのように生かしたいかについても具体的にアピールされています。自分なりに考え、提示しているところに、自分で考えながら仕事ができる――そ んなイメージを与えるプラス評価となる可能性も高いでしょう。

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